みんなのシネマレビュー

森と湖のまつり

1958年【日】 上映時間:113分
ドラマ小説の映画化
[モリトミズウミノマツリ]
新規登録(2004-09-06)【彦馬】さん
タイトル情報更新(2019-06-22)【イニシャルK】さん


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監督内田吐夢
キャスト高倉健(男優)風森一太郎(ビャッキ)
香川京子(女優)佐伯雪子
三國連太郎(男優)大岩猛
有馬稲子(女優)千木鶴子(特別出演)
中原ひとみ(女優)山城茂子
藤里まゆみ(女優)風森ミツ
北沢彪(男優)池博士
加藤嘉(男優)杉田(先生オド)
薄田研二(男優)大岩老人
佐々木孝丸(男優)山城屋
風見章子(女優)大岩絹子
宇佐美淳也(男優)花守翁
河野秋武(男優)木村医師
花沢徳衛(男優)川口館主人
山本麟一(男優)漁夫頭
関山耕司(男優)漁夫一
原作武田泰淳「森と湖のまつり」
脚本植草圭之助
音楽小杉太一郎
撮影西川庄衛
製作大川博
企画植木照男
坪井与
配給東映
美術森幹男
編集祖田富美夫
録音小松忠之
照明元持秀雄
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 かなり久しぶりに見る内田吐夢監督の映画で、しかも現代劇は初めてだったのだが、アイヌ民族の理想と現実、そして運命というものを真っ向から描いた社会派映画の力作になっていて、かなり見ごたえのある映画だった。自分が純血のアイヌであることに誇りを持っている主人公の青年 一太郎(高倉健)と、アイヌであることを隠して生きてきた家の息子 猛(三国連太郎)という二人の男が登場するが、それぞれの立場や考え方もよく分かり、見ていてつらいものがあるし、テーマとしてはやっぱり重みがあるのだが、同時にやはり考えさせられるものがある。東京からやってきた女流画家(香川京子)に一太郎の姉(藤里まゆみ)が過去を打ち明ける回想シーンも、アイヌの人々の宿命や悲しみといったものが丁寧に描かれていて、ここにも内田監督の本作に込めたメッセージ性の高さを感じることができた。純血のアイヌと信じていた一太郎が先生(加藤嘉)から実は混血だと聞かされるのは衝撃的だし、その時の先生がアイヌは滅びゆく運命だと言うのもアイヌの宿命の重さを感じずにはいられなかった。クライマックスは一太郎と猛の対決が描かれているが、祭りの歌と踊りをカットバックに描いたこのクライマックスの対決はアイヌの誇りや葛藤といった本作で描かれたドラマが集約されていると感じると同時にどこかもの悲しく映った。先生に真実を告げられても信じようとしなかった一太郎が猛にも同じことを言われ、すべてを悟ったように舟を漕ぎ出すラストシーンの余韻がものすごく、思わず一太郎はこのあとどうなってしまったのだろうと考えてしまった。一太郎を演じる高倉健はまだデビュー間もない頃で、見ていてすごく若々しく、初々しく見えるのがちょっと新鮮だった。また、高倉健といえば北海道など北国を舞台にした映画に出ているイメージが世間一般にも強いと思うのだが、ひょっとしたら本作が高倉健が出演した最初の北海道が舞台の映画なのかもしれない。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2019-06-22 17:55:48)

1.《ネタバレ》 アイヌ民族の理想、現実を描いた武田泰淳さんの小説を内田吐夢監督が映画化。まずは健さん、馬に乗って誇らしげに登場。アイヌはアイヌを名乗り堂々と生きるのだ。いんや現実を見よ、差別とたたかうことがどれだけ辛いか・・・アイヌであることはひた隠すに隠すのだ。そんな家系に生まれた三國連太郎、何も知らずに登場。物語は、高倉健vs三國連太郎の決闘へと展開しクライマックスへ。物語の途中で、健さんこと一太郎の姉、ミツの悲恋話がフラッシュバックで挿入されているのですが、そのアイヌの運命、宿命をぶつけたエピソードが効いています。決闘シーンは、アイヌのまつり、歌と踊りがクロスカットで描かれ、アイヌとして生きること、その誇り、葛藤、歓び、哀しみ・・・がそのメロディー、身体のうねりにのせられます。真実を知った健さん、湖を小舟にのって水平へ消えていきます。見ているものに何かを残して。 彦馬さん 6点(2004-09-08 19:33:04)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
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