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六月の夜

Juninatten
1940年【スウェーデン】
ドラマモノクロ映画
[ロクガツノヨル]
新規登録(2004-09-07)【元みかん】さん

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キャストイングリッド・バーグマン(女優)サラ・ノーダノー
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【クチコミ・感想】

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2.これはバーグマンがハリウッドに行く前の最期のスウェーデン出演作、ということらしく彼女が若くてとっても綺麗です。
ストーリーはなんだかよく分からない展開のメロドラマ風で退屈なものでしたが、バーグマンが怯える様などに感情表現のうまい彼女らしさが見えた、かな? キリコさん 4点(2004-10-28 20:57:13)

1.《ネタバレ》 バーグマンがとっても綺麗でかわゆいです。ふっくらした頬に意志の強そうな目。このアンバランスさがこの女性の美しくてかわいいというふたつの印象を醸し出しています。ただ、ここに出てくるバーグマン、かなりダメな女性です。痴情のもつれで男に撃たれ、裁判後にスキャンダルを避けて偽名を使い都会に出るも、そこで親切にしてもらったルームメイトの男をとってしまうというとんでもない役。そりゃあないでしょうという構成なのです。バーグマンを心配した看護婦のルームメイトは、恋人の医者に「一人でやっていける強い女」と言われ、そしてバーグマンも「そうよね」と手に手をとって愛の逃避行(何から逃げるのかはよくわからないけれど)。もう一人のルームメイトのおかげでどこにも逃げなくていいようになったのに、それでも彼女たちは逃げるのです。はっきりいってまともな男はほとんど登場しません。そしてバーグマンと同居していた3人のまともな女が取り残され(一人は男に去られ、一人は男に愛想をつかし、そして一人は男に関心を示さない哲学者(女は独身が長いと哲学者になるらしいby『ミンクの手ざわり』))ジ・エンド。えーーー、バーグマン、男に撃たれて生き方を改めるといっていたけれど、それでも友達の男をとって嬉しいか? そこで友達に対して「一人でやっていけるから」と捨てる男がいいのか? そんな男はきっと新しいか弱い女性をみつけると「今の奥さんは一人で大丈夫」とフラフラするはず。うわ、うわ、うわと思いながら、画面にかじりついておりました。ダメダメな展開なんだけれど、この昼メロちっくな雰囲気に完全にやられてしまったワタクシは、かんなり楽しんで観ることができました。友情をとるか、愛情をとるか……人類の永遠の課題なのかなぁと、ぼーーーっと考えさせられた映画です。っていうか、普通、女友達をとるか男をとるかなんて展開にはならないと思う。少なくともワタシはそんな究極の選択は一度もありませんでした。友達に恵まれたというべきか、男をとるほどの力量がなかったというべきか……。こちらも永遠の課題かもしれませぬ。 元みかんさん 6点(2004-09-26 05:14:44)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.00点
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