みんなのシネマレビュー

ピエロの赤い鼻

EFFROYABLES JARDINS
2003年【仏】 上映時間:95分
ドラマ戦争もの小説の映画化
[ピエロノアカイハナ]
新規登録(2004-09-07)【c r a z yガール★】さん
タイトル情報更新(2011-02-23)【8bit】さん


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監督ジャン・ベッケル
キャストジャック・ヴィルレ(男優)ジャック
アンドレ・デュソリエ(男優)アンドレ
イザベル・カンディエ(女優)ルイーズ
ティエリー・レルミット(男優)ティエリー
ブノワ・マジメル(男優)エミール
シュザンヌ・フロン(女優)マリー
脚本ジャン・ベッケル
ジャン・コスモ
ギョーム・ローラン
音楽ズビグニエフ・プレイスネル
あらすじ
毎週の事ながらなぜ父さんはみんなに笑われるようなピエロになるのか、恥かしくてイヤでしょうがない息子に父親の親友が打ち明けた真相は悲しいけれど感動的なものだった。 第二次大戦中ドイツ占領下のフランス、二人のにわかレジスタンス活動のせいで彼らを含む4人が人質に選ばれ、犯人が名乗り出なければ明日にも処刑される、という絶望的な状況に置かれる。 雨が降り注ぐドロドロの穴の底に拘束された彼らの前に、かつてパリでピエロをしていたという見張りのドイツ兵が現れれピエロを演じてみせる、、

キリコ】さん(2004-11-16)
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【クチコミ・感想】

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10.《ネタバレ》 以前何かの映画のレビューでいわゆる“良い映画”の定義に<もう一度観たくなるような映画>と書いたんですが、『ピエロの赤い鼻』を鑑賞後感じたのは、<悲しすぎてもう一度観るのはつらすぎる。でも最高の映画だった>でした。
オレも最初のほうは主役の2人に対して「なんて自分勝手ではた迷惑なやつらか」とか思ってたんですが、だからこそその過ちを悔いて生きる“今”とそんな二人に“今”につながる希望を与えてくれたピエロのドイツ兵が光る、そんな作品だと感じました。
英語でピエロというと”clown”。いわゆる「道化」という意味で日本語と同様、よく人を馬鹿にする意味や卑語として使われます。が、この映画におけるピエロはそのように蔑まされた笑いをとるために存在していませんし、人々もそのような笑いを求めていません。この映画のピエロは事情を知る人には笑うどころかかなりシリアスで泣けてしまうようなピエロなんですが、観る人に笑顔と元気そして感動を与える事のできるピエロなんてもう最高のピエロですよね!
「ピエロ」というものを題材にしながらこの映画は全くと言っていいほど笑える場面は存在しません。しかしピエロという本来は「感動」とは遠い位置にあるものをここまで圧倒的なまでにヒューマニズムに富んだキャラクターにしてしまう監督はすごい。聞けば原作はほんとうにペラッペラな数十枚程度のものなんだそうで、それがここまでの映画になるとは・・・。もう脱帽です。
縦穴に入れられた4人と遊び(?)終えたドイツ兵ピエロが帰ろうとしたときに「おい!銃、銃!」と言ってドイツ兵に銃を返すシーンは何かすごく心に残りました。いやだってあり得ないでしょう。本当ならそれを使って脅迫なり何なりしようと思うもんなのに快く返すなんて。そのドイツ兵の人柄と言ってしまえばそれまでですが、あの時代、間違いなくあのピエロは4人にとっての希望の光だったのでしょう。人ひとり助ける事すら困難な世の中に、4人もの男の人生を救ったこの男はやはり素晴らしいと思います。
最高の映画でした。言うこと無しです。
TANTOさん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-02 00:31:10)

9.あたしはかなしい戦争のなかでも人間味をうしなわないひとに弱い。これもそうです。まじでやばいよ・・・・ゾゾさん。この映画には理屈もなんにもでてこない。人情味に偏りすぎとも言うかもしれない、でもそれがほんとにこの映画のいいところだとおもいます。ほんとーにステキな映画でした。だからフランス映画ってみのがせない。この映画をつくったすべてのかたがたに、ほんとありがとうございます。 ギニュー隊長★さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-06 23:55:50)(良:1票)

8.ひさしぶりに泣いた映画。最近、戦争に関する映画をよく見る。戦争映画はどれも切なくて悲しくなるけれど、この映画は見終わったあとにあったかい気持ちになれる。 織姫さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-27 00:37:43)

7.《ネタバレ》 確かに地味な話ですね。
でも地味な話を時間を忘れて最後まで見てしまう感覚というのが不思議でした。
それだけ出来が良いという事なのでしょう。
銃後の統治下に置かれた国民の物語を描いた映画としては
秀逸な部類に入ると思います。
それと、この映画に関して、色々な見方が出来るのも面白いですね。
捕えられた4人の悲しくもおかしいやりとり、
4人に希望を持たせようとするドイツ兵、
ドイツ親衛隊士官に嫌悪感を抱いているドイツ陸軍指揮官
上官に媚を売る下士官とその姿を見て嫌悪するドイツ兵
信頼関係のしっかり出来ているドイツ兵と鉄道員
過去にはドイツ軍に対する嫌悪感で一杯の映画がたくさんありましたが
嫌悪以外の感情を抱かせるのはあまり見たことがありませんでした。
今という時代がなせる技なのかも知れませんね。

親衛隊士官に毅然として銃を構えるのを拒んだドイツ兵の姿は
滑稽でもあり、悲しくもあり、人間的でした。
映画自身はかなり展開を散らしてはいるけど、
反戦のメッセージをそっと置くように見せるやり方は
いかにもフランス映画らしいですね。

奥州亭三景さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-26 00:31:03)(良:1票)

6.《ネタバレ》 悲しくも心温まるヒューマンドラマ。確かにエピソードは美しすぎるし、親子の不和に関してももう少し踏み込んで描いて欲しかった点もあるにはある。だが、絶望の底にあった人質の頭上で、敵味方関係なしに「生きる希望」を示したドイツ兵の強さ、心の優しさには胸が締め付けられずにはいられなかった。そんな彼の想いを継いで毎週ステージに立つジャックの中に、「ピエロのゾゾ」は今でも生きている。笑いという最強の武器が人々に希望を与え続けられる限り。
ライヒマンさん 8点(2005-03-29 16:20:35)(良:1票)

5.《ネタバレ》 人質になってしまった4人のやり取りが面白い。死に直面すると人間性がでますね。フランス映画はこういうのがうまい。ただ、劇場予告版がおもいっきりネタバレしていたのですぐにストーリーが読めてしまった。どの映画にも言える事だが名場面の総集編のような予告を流すのはやめてもらいたい。面白さ半減だ。 ビンセントさん 7点(2005-02-20 04:20:59)

4.《ネタバレ》 戦争が来るまでは普通に大人となり、普通に酒を飲み、普通に女を愛する平凡な一生を送っていた男たち。捕われ泥まみれの穴の中、エゴむき出しで罵り合った彼らも、やがて次に生まれ変わるものに思いを巡らす。そんな絶望の状況の中でひとりの兵士が与えた「笑い」という一筋の光は強さとなり、やがて彼らを生還へと導く。希望を持てと言うのは容易いが、希望を産み出すには、それだけの「強さ」が必要だ。映画の冒頭に「笑いは最強の兵器」という言葉が出ていたように、笑いとはその人間の「強さ」そのものであるということを教えられる。笑いとは人間だけが持っている行為だが、戦争という人間らしさを拒否される状況の中で、この人間らしさの象徴である行為を忘れないからこそ希望が生まれる。銃を下ろし、赤鼻をつけて上官に逆らったあの兵士は、銃以上に強さを持った人間らしい男であった。激しい戦争シーンも飛び散る血飛沫もないが、それ以上に人の強さ、戦争の哀しさ、笑う行為の尊さを、一市民や一平氏という一個人の立場から美しく人間臭く描いた秀作であると思う。 six-coinさん 9点(2005-02-12 03:31:15)(良:1票)

3.《ネタバレ》 悲しい話だけれどセリフにユーモアがあって笑える。ホロリとしながら暖かい気持ちになるといったヒューマンドラマ。
とても笑う気分じゃない最悪の状況の時なのに、ドイツ兵がおどけて見せると可笑しくて笑ってしまう。同情しても助けることはできない、せめて自分に出来る限りの励ましを、という敵味方を越えた彼の優しさ。こっそり食べ物を差し入れ「生きている限り希望がある」と4人を励ます。この優しいドイツ兵と彼らを救うことになる夫婦の話が悲しくも胸を打つのだけれど、この自己犠牲はちょっとウツクシすぎるかな、という気がしないでもない。
でもどんな時でも笑いと希望を持って、という作り手の思いはストレートに届きます。




キリコさん 7点(2004-11-16 21:29:14)

2.《ネタバレ》 微妙でした。確かに考えさせられる映画。
でも、結局白状しなかった主人公のせいで起きた悲劇なだけな気がします。
単純に感動できる作品ではなかった。 neozeonさん 6点(2004-11-13 22:34:45)

1.地味ながら考えさせられる映画、ピエロのドイツ兵の今までの生き方を知りたい。 ナカチャンさん 9点(2004-10-18 20:18:36)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 7.43点
013.33% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
526.67% line
626.67% line
7826.67% line
81136.67% line
9310.00% line
10310.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review3人
2 ストーリー評価 8.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.80点 Review5人
4 音楽評価 8.00点 Review3人
5 感泣評価 7.60点 Review5人

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