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三十三間堂・通し矢物語

1945年【日】 上映時間:77分
ドラマ時代劇モノクロ映画
[サンジュウサンゲンドウトオシヤモノガタリ]
新規登録(2004-11-18)【あまみ】さん
タイトル情報更新(2016-02-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(1945-06-28)


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監督成瀬巳喜男(演出)
助監督杉江敏男(製作主任)
キャスト長谷川一夫(男優)星野勘左衛門/唐津勘兵衛
田中絹代(女優)お絹
市川扇升(男優)和佐大八郎
河野秋武(男優)星野数馬
葛城文子(女優)星野の母
田中春男(男優)清二郎
横山運平(男優)甚兵衛
清川玉枝(女優)お松
林喜美江(女優)お清
三谷幸子(女優)おふみ
鳥羽陽之助(男優)浪人
沢井三郎(男優)浪人
花澤徳衛(男優)浪人
鬼頭善一郎(男優)紀州藩主
永井柳作(男優)浪人
深見泰三(男優)辻講釈師
脚本小国英雄
撮影鈴木博
製作清川峰輔
配給東宝
美術河東安英
録音村山絢二
照明藤林甲
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【クチコミ・感想】

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7.《ネタバレ》 終戦近い中製作された作品ということであまり期待していなかったのですが、良く出来ている作品。頼りない少年が大人の献身により成長を果たすという物語で、主人公の仇役に長谷川一夫を持ってくる事で面白味が益していますね。無駄なカットが少ない(戦時で尺が取れないのが功を奏したのか?)、特に8000本超の矢を放つ時間をどう処理するのか興味深く観ていましたが、巧いっすね。仏像好きなので、冒頭での千体千手観音立像を拝めるシーンは特に貴重(セットということはまずないでしょ)。 【NFC田中絹代特集】 サーファローザさん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-06 00:19:23)

6.成瀬巳喜男監督による珍しい時代劇!ところが観ていても全く成瀬映画ぽく感じない。マキノ雅弘か溝口健二かってぐらいにしか思えない雰囲気、それは出演者の顔ぶれにも現れている。田中春男のあの落ち着きの無さ、うろうろしまくり、あっち行ったり、こっち行ったりと、まあ、とにかく少しは止まってろよってぐらいの落ち着きの無さ、まるで「次郎長三国志」シリーズの大五郎のようです。それに脚本が小国英夫で配給会社も東宝、どう考えても成瀬映画には思えないし、マキノ映画です。しかしながら他の出演者の顔ぶれを見るとこれはこれで溝口作品ではないかと思えてしまう。何しろ、長谷川一夫に田中絹代ですからね。長谷川一夫のかっこ良さは溝口映画での長谷川一夫以上、いやいや、これほどまでに長谷川一夫が男らしくてかっこ良いなんて思ったのは初めてかもしれないぐらい男らしい。田中絹代はこれまた絶える女、大八郎の為に身を尽くす姿は何とも言えないぐらいの女としての哀しさみたいなものが現れている。あの最後の方の弓矢のシーンの緊張感、面白さに比べるとそれまでがちょっと退屈だったりと、成瀬巳喜男監督はやっぱり時代劇よりも現代劇や男と女のドロドロした話のが合ってると思うし、私は好きです。 青観さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-11-16 11:43:58)

5.《ネタバレ》 東京は御茶ノ水「アテネ・フランセ文化センター」にて鑑賞。
相変わらず奇妙なビルディングだった。

本作は成瀬監督初の「時代劇」らしい。
そして全く成瀬作品らしくない。
だけど普通に面白い。

キャスティングにも成瀬らしさが見当たらない。
そしてストレートに娯楽作品でもあったりする。

全てが異質な成瀬作品ということになるだろう。
そういう意味でも観るべき価値のある作品だ。

しかし、長谷川一夫が良い役すぎる!
笑っちゃう程「良い人」なのだ。

田中絹代が最後に一言。
「なんて良い人なんだろう・・・」
そう、あり得ないくらいの「良い人」設定。
顔がデカイのと腕が貧弱なのがタマに傷だが、目はキリっとしているし、チャンバラは強いし、気はきくし、弓は上手いし、女性には優しいし、まさに完璧。
ここまで完璧だと、まあ、やり過ぎでしょう。

ラストの去り方も最高。
あそこまで敵方にしてあげたら、褒美を請求したり、田中絹代を口説いたりするのが人間ってものだろうが、そんな欲求は一切見せず、哀愁の後姿を見せながら一人歩き去っていく。

うーん、長谷川一夫、色んな意味で凄すぎ! にじばぶさん [映画館(邦画)] 6点(2008-02-02 22:14:58)

4.時代劇だからなのかスポコン男性映画だからなのか、本当にこれが成瀬監督作品なのかと疑ってしまうほどの異質な作品。女が映されるとたちまち成瀬っぽくなってる気もするんだけど、男は比較的遠めから撮っていることもあってか、もちろんそれはそれでいいんだけども、なんか違うなあという感じ。通し矢の休憩を挟んだあとのわかりやす過ぎる失態に対しての長谷川一夫の田中絹代への説明もくどい。まあでも普通に面白いのは間違いないです。通し矢の間に時間が過ぎてゆく様を当たり前のように光で表現しているのは流石。そしてその光の差し込ませ方が並みの監督ではないことを見せ付けている。 R&Aさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-04-26 11:49:58)

3.成瀬巳喜男初めての時代劇らしいが時代劇というよりスポコンものとして楽しめました。単純な話だけど面白いのは演出がいいのかな。主人公を支える田中絹代に、ライバル長谷川一夫の男らしさ。こんな無骨でかっこいい長谷川一夫見たの初めて。家のため母のために兄の記録を守ろうとする河野秋武もいい味出してました。 バカ王子さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-16 23:30:25)

2.う~ん、やっぱり田中絹代にします。すみません五十鈴さん。私は何を言っているんだろう?長谷川一夫がかっこいいなあ。徐々に明らかになる人間関係と勝負の時を迎える盛り上がり。展開が絶妙です。後を引かないでさらっと終わるラスト。しかし鮮烈な印象。丁寧な描写が光る名作だ。 パセリセージさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-09-19 00:37:58)

1.成瀬初の時代劇、チャンバラもあり、なんですが、時代劇ってより「歌行燈」や「鶴八鶴次郎」あたりの芸道もののライン。というのも、この二本同様、音の演出がかっちょいい。■クライマックスの弓勝負で、当たると太鼓がどん、はずれると鐘がカン、タイムアップにはお寺の鐘がゴ~ン、という音、それを離れた場所で聞いている田中絹代、って演出が実に盛り上がります。というかそれしか覚えてなかったりもするんだけど。■この演出もそうだし、田中春男が脇でうろうろしてたり、脚本が小国英男だったりするんで、なんとなくマキノっぽい感じもする成瀬巳喜男作品。普通に面白いよ。 まぶぜたろうさん 10点(2005-02-21 21:16:30)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.43点
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6342.86% line
7114.29% line
8114.29% line
9114.29% line
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