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大いなる幻影(1999)

(大いなる幻影 Barren Illusion)
Barren Illusions
1999年【日】 上映時間:95分
ドラマロマンス
[オオイナルゲンエイ]
新規登録(2005-05-22)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2010-10-15)【にじばぶ】さん
公開開始日(1999-12-11)


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監督黒沢清
助監督古澤健
キャスト武田真治(男優)ハル
唯野未歩子(女優)サチ
諏訪太朗(男優)不良に襲われる男
青山真治(男優)ファシストたち
脚本黒沢清
撮影柴主高秀
製作ユーロスペース
配給ユーロスペース
美術松本知恵
松井祐一(特殊美術)
録音菊池信之
照明柴主高秀
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 セリフではなくシーンで語るタイプなので非常に疲れる。雰囲気とシーンの組み立てがオフビートでいい感じではあるんだけど、あまりにも断片的すぎて…。社会に溶けこむことができない二人はお互いに依存しなくてはいけない状態なのですが、ハルが仕事をしている気配はない。サチに経済的にも精神的にも依存しているのに二人の関係は良好ではないらしい。二人で遊びに行くとそこそこ楽しそうだけど常にすれ違っている。中盤からは孤独を匂わせるメタファーが頻出するようになり、なんだかよくわからない終わり方でさようなら。うーん、どうしたものか。 カニばさみさん [DVD(邦画)] 5点(2015-05-27 06:19:14)

2.《ネタバレ》 『ニンゲン合格』同様に、生きることの根源としてある自己の存在価値についての葛藤が描かれているのだと思う。女はカーテンで隠された郵便窓口で働く。外部との接触を阻まれた世界で外部との接触を切望しているふうでもある。彼女の地図に日本は存在しない。自分が今いる場所において自らの存在を確立できずにいる。男は対人関係のわずらわしさから逃れるためにあえて自ら存在を希薄にしてゆく。この世界に存在すること自体に苛立ちを持ちはじめる。そして本当に体が透き通ってゆくのだ。恋人たちが公園で遊ぶ。男と女のあいだをボールが行き来する。ボールを通してそれぞれの存在を確認することで女は喜び男は苛立つ。そういった構図はなんとなく理解できるのだが、なんとなく意味ありげなシーンに埋め尽くされた映画は大きな展開があるのかないのかすらよく分からないままに淡々と静かに過ぎ去ってゆく。ちょっと厄介な映画。これもまたずいぶん前に観たものだが、再見の意欲が湧かずにいる。観たら観たで何か発見できるかもしれないのだが。ラストは唯一大きな展開を見せてくれるので安堵と混同した感動がある。郵便窓口の境界線を突き破って女は自らの位置(存在)を確立する。男は存在を消してしまったにもかかわらず存在を消した状態ごと女が受け入れたために存在を消した男として存在するという存在証明を手にする。書くとややこしいな。まあ、どうとでもとれる映画でもある。 R&Aさん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-10-24 16:39:04)


1.この、2005年を舞台にした近未来(つってももう今年だけど)映画に描かれる日本の風景は、例えば目に見える程の大量に舞う花粉であったり、ほとんど日常と化した(!)犯罪や無気質な暴力であったりする。人間関係はますます希薄になり、人間とモノの境界すら曖昧になってしまったような印象を覚える。世界は静かに緩やかに壊れていくが、誰も何も出来ない(サチの職場の、2000年から壊れたまま放っておかれているコピー機が実に象徴的)。そんな世界、だたサッカーだけが、どこか空疎な熱狂を煽り、そして人々の対立をも生み出す・・・何だかイヤになっちゃうくらい「現代」が現れてる作品なのだ。 ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-22 18:12:26)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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