みんなのシネマレビュー

運動靴と赤い金魚

Children of Heaven
(بچه‌های آسمان‎、/Bacheha-Ye aseman)
1997年【イラン】 上映時間:88分
ドラマコメディスポーツもの学園もの
[ウンドウグツトアカイキンギョ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-11-07)【イニシャルK】さん
公開開始日(1999-07-24)


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監督マジッド・マジディ
くまいもとこ(日本語吹き替え版)
矢島晶子(日本語吹き替え版)
斎藤志郎(日本語吹き替え版)
後藤敦(日本語吹き替え版)
石川静(日本語吹き替え版)
脚本マジッド・マジディ
配給アスミック・エース
その他フジテレビ(提供)
あらすじ
小学生のアリは、おつかいの途中、修理してもらった妹ザーラの靴を盗まれてしまう。家が貧乏なため、新品を買ってくれとは頼めない兄妹は、一足の靴を交互に履くことを思いつく。それで遅刻が多くなってしまったアリ。そんなおり、校内マラソン大会の三等景品が、新しい運動靴であることがわかる。彼は妹のために、三位を目指して走るのだった。別題は『天使のような子供たち』。モントリオール国際映画グランプリ受賞。

円盤人】さん(2004-10-25)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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127.イラン映画、びっくりです。こんなにも良い映画を撮るとは思ってもみなかったです。物語自体はシンプルで最近のハリウッドの大作みたいに派手な映画ではないし、けどそれがこの映画の一番の良い所です。妹を思いやる兄の姿に感動致しました。 青観さん [映画館(字幕)] 9点(2005-07-15 21:34:25)(良:1票)

126.小さい頃はほんの些細なことで本当にものすごく悩んだり考えたりしたものですね。ここまで子供の視点で描かれた作品って滅多にないと思います。
MINI1000さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-15 20:40:02)(良:1票)

125.同時期の自分と比べ、物の価値観や家族への気持ちがほんと真逆で恥ずかしくなりました。チャームな兄弟愛をありがとう。 モチキチさん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-09 13:41:51)

124.ラストが宙に浮いてしまっている感がありますが(もしかするとTV用に編集されているのかもしれませんが)、それ以外は良くできた映画だと思います。それにしても、これだけ登場人物が走りっぱなしの作品はそうそうないのではないでしょうか。アクション映画でもないのに。 Kさん [地上波(吹替)] 8点(2005-05-12 17:29:52)

123.ここまでの貧乏暮らしは経験ありませんが、ほんの30年前は日本でも服一着、靴一足買うのは中々大変でした。1950~60年代の邦画にも、名も無く貧しく、しかし美しく健気に生きる子供達は多数登場しています。当時はユニクロもABCマートも無かったし(地方にはユニクロはあったかな?)、馬鹿親(しつこいようですが親馬鹿ではない!)がブランド子供服を買うのに109-②に並ぶなんてのもあり得ません。最近の人は本作を観て目から鱗かもしれませんけど、日本もこんな家庭が珍しくない時代を経て現在に至っているのです。とにかく、物は大切にしましょうネ、7点献上。 sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-09 00:37:09)

122.《ネタバレ》 イランの映画ではよく子供の視点から描かれたものが多いですね。彼らは何かを失い、そして大人は分かってくれない。9歳になったらもう大人だと言われ、ろくに靴も買ってもらえず家の手伝いをさせられる子供を見てカルチャーショックを受けてしまいます。イランの子供たちは偉いんだなぁ、と。水路に流れていく靴を追いかける少女のスピード感、そして自分の靴を他の子が履いているのを発見するのが学校での朝礼時というのもまた心憎い演出です。クライマックスはとてつもなくスリリング、心臓に悪い。最後は兄としての不甲斐なさと諦念の感が同時にやって来ますが、後味は悪くなく寧ろ清々しいくらいです。 かんたーたさん [地上波(吹替)] 8点(2005-05-05 22:46:37)

121.清貧とはまさにこのことと「たそがれ清兵衛」に続いて教えられました。貧しくとも清く正しく美しく・・・。正直言えば清富が一番いいのだけれど、それではうらやましくて、見ていてつい腹が立ってしまいそうだ。なにはともあれ、日本が陥ってしまった拝金地獄の前風景があります。物も人もいとおしく感じられるということは良き事かな。
チューンさん [地上波(吹替)] 6点(2005-05-03 22:37:30)

120.イイねんけどなぁ~~過剰な期待から、少しガッカリかも… 今ひとつ残らなかった…
でも、小学生とかの教育系にはもってこいかと思われます。 イイ話やし、子供の表情も実に豊かで、テーマも身近でイイと思います。 少し病んですれた 自分にはちょい物足りないかな~ レスマッキャン・KSKさん [地上波(吹替)] 6点(2005-04-19 06:36:35)

119.親に言えなくてこんな苦労したことってあったなぁ、、と子供の頃を思い出す映画でした。飽きずに最後まで観ることができましたが、どうも感動までには至りませんでした。いい映画なのは理解できるんだけど何故!?。
しかし、俺が靴買ってやる!!って気持ちになります。 レンジさん [地上波(吹替)] 6点(2005-04-07 12:40:11)

118.イスラム圏の映画を見るって難しいですね。、、、、結局、自分の属す文化の価値意識を脱することはできないのだけど、できる限り、想像力を発揮して、何を表現したいのだろうと考えてみるのですが、、、、、。最初は、貧富の差を告発することかとか思ったのですが、それだと、どうして運動靴が三等賞なのか説明しにくいし、、、。自分にとって価値のあるのは一等とは限らないということは、どういうことなのだろう?、、、、そういえば、植木の手入れに入ったお金持ちの家では、子どもが一人で寂しそうでした。、、、、、、ということで、、、、物質的な豊かさは決して心の豊かさをもたらしてはくれないのだ、そして近代化が進む中で、われわれイラン人は、そんなに豊でなかった時代に持っていた純粋さを忘れているのではないか、というあたりがテーマなのだと考えることにしました。、、、、だとするとけっこう保守的な映画ね。ううむ。 王の七つの森さん 8点(2005-02-23 12:57:32)

117.脚本はよくできてるんだけどあざとい感動や子どものかわいさの抽出に走りすぎた演出はどうかしら的、別題を見たところ実際イランでもああいう子どもはいないんじゃないかと思わずにはいられない的映画。 藤村さん 4点(2005-02-04 18:17:48)(良:1票)

116.とても善良な映画だと思う。「いい話」です。
NINさん 6点(2004-12-17 11:31:52)

115.泣きました。 よしふみさん 10点(2004-11-28 13:18:33)

114.イランってお国にはそない興味あるわけじゃなし、さらに、こんな平凡そーな映画なんて普通はあんまし観ないんやけど、なんなんやろ、間がさして観てしまいましてん。絶対ダルイで~って思ってたんやけど、独特なリズム、ってかテンポが、なんか変にここちよくて、妙にみいってしまい気づいたら、最後の展開にアクション映画なみにドキドキしてもーたです。イランの生活もなんかわかって観た後ちょっとしたお得感も味わえました。しかし↓のユーカラさまのレビューみて、イランのお国の映画事情ってそーやったんやと少し驚きました。とにかく平凡の中のドラマに興味ある人には(イランに興味なくても)オススメです。 なにわ君さん 10点(2004-11-16 01:13:07)

113.とにかく一言、ハリウッド映画のように最先端の技術がなくても、これほど映画を面白くすることができるんだということ示した素晴らしいイランの作品。 ストーリーは至って単純。FBIもテロリストも出てこないし、カーチェイスもない。 しかしそれが面白いのだ。お兄ちゃんがマラソン大会で必死で走っている姿は、アメリカ映画の過激な銃撃戦を見るよりも、観客を緊張させ興奮させるエネルギーがある。 このように思ったのは私だけではないはずだと考える。 これはただ単に妹の靴を不注意でなくしてしまったお兄ちゃんが、四苦八苦しながらマラソン大会で靴を取り戻そうとする物語だと言い切ることができない不思議な面白さがある。 それは人間がしっかり描かれているからだと思う。 そしてそれを作り上げるために必要不可欠な「生活」が素晴らしく丁重に扱われている。 そして妹と兄という関係性の中に父親がこれもまたいい味を出している。 たったこれだけのことを映画にしてしまうイラン映画は、映画にとって何が一番大切なのかをよく分かっていると感じた。 ぜひハリウッド映画の中毒に冒されそうになったときの解毒剤に試用してもらいたい秀逸な作品。 花守湖さん 10点(2004-08-15 21:36:20)(良:2票)

112.子役、特に妹がすごく可愛い!笑顔、泣き顔、ちょっと困ったような顔etc・・・。一生懸命走る姿も可愛い。あれは反則です(^^; まぁそれはさておき、やはり自分の子供の頃を思い出しますね。ほんと、他の子との違いがものすごく気になる年頃なんですよねぇ。今だったら「靴なんてなんだっていいじゃん!」とか思ってしまうんですけど、子供達にとってはそれはもう、死活問題。懐かしい感覚でした。ストーリーは、はらはらさせつつも割とたいしたことのあまりない、日常を描いているなという印象です。 あさしお太郎さん 8点(2004-07-26 22:49:47)

111.欲しいものがあっても盗まずに、父母を尊敬し、目上の人には逆らわず、遅刻を責められても決して言い訳をしないキレない。幼き妹を慈しみ、結果を選ばず一生懸命努力する。もう今の日本では絶滅の危機にある、素直で純粋で素朴な心を持った子供たちがイランではまだたくましく生き残っている姿をみて心の安らぎを感じました。 WEB職人さん 6点(2004-07-18 16:57:17)

110.《ネタバレ》 ノックアウト。こんなにかわいらしい映画にいったい何の文句がありましょうや。只の一人も悪意のある人間のいない映画です。みんなが生きることに一生懸命。小さな小さな物語が伝える、大きな大きな想いの深さ。自分ではない誰かのことを思うとき。人はいつもよりほんのちょっとだけ速く走ることが出来るんですねぇ。自分ではない人だってやっぱり確かに生きている、その当たり前の事実の柔らかさそのものが、今いるところより光のあたる場所に自分を運んでくれる。とにかく、描写の優しいこと、繊細なことといったら!見せない場面があえて一番素晴らしいんだろうな、って観てる側に思わせる演出のストイックさがすごく心地いいです。火照ってささくれ立った心に冷たい水と赤い金魚を! amさん 9点(2004-07-17 03:27:40)

109.妹を思う素直な気持ちがいい!1等になっても靴を買ってあげられないから自分は喜べない。こういう作品ってハリウッドに無い良さがあると思う。 アンナさん 8点(2004-07-04 03:51:35)

108.《ネタバレ》 この映画で一番微笑ましかったのは、庭師として売り込みに行く場面でした。普段は仕事も低給で忙しそうにしているご機嫌斜めの父が、庭師としての仕事をこなし、大金を受け取ったときのあの無邪気な笑顔!なんでも買ってやるとそのとき限りの大判振る舞いをするあのガキっぽさ!いいお父さんです。 ノマドさん 6点(2004-06-19 13:29:18)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 187人
平均点数 7.64点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
310.53% line
431.60% line
5115.88% line
62312.30% line
73920.86% line
86032.09% line
93217.11% line
10189.63% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.80点 Review5人
2 ストーリー評価 8.87点 Review8人
3 鑑賞後の後味 8.44点 Review9人
4 音楽評価 7.40点 Review5人
5 感泣評価 8.62点 Review8人

【アカデミー賞 情報】

1998年 71回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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