みんなのシネマレビュー

不可能な世界への旅行

LE VOYAGE A TRAVERS L'IMPOSSIBLE
1904年【仏】 上映時間:24分
SFアドベンチャーサイレントモノクロ映画
[フカノウナセカイヘノリョコウ]
新規登録(2005-07-27)【マイアミバイス】さん
タイトル情報更新(2011-04-21)【エスねこ】さん


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監督ジョルジュ・メリエス
脚本ジョルジュ・メリエス
あらすじ
さてお集まりの紳士淑女の皆様。私どもの企画するツアーはググッとインポッシブル。そんじょそこらの旅行代理店とは格が違いますぞ。新大陸? 南極? フフッ甘いわ、どうせ行くなら宇宙! 満点の星々を巡って太陽へ! 帰還するペイロードは海に着水しますので海底旅行も満喫できますぞ。ああ、宇宙の航行装置はこれから製作します。太陽観光のためにほら、ちゃーんと冷房室も用意しておりま…アッ、燃えてるッ…そこは見ないで見ないで! 大丈夫! 大丈夫ですから! 絶対安全ですから、安心してお申し込みくださいね!

エスねこ】さん(2011-04-23)
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 「不可能を通る旅(LE VOYAGE A TRAVERS L'IMPOSSIBLE)」。
または「不可能な世界への旅行」。

今回見たのはカラー版。
「日蝕と太陽」や「月世界旅行」と似たプロセスを持ち、特に「月世界旅行」は姉妹作と言っても過言じゃないほど似ている。

意見が飛び交う会議、巨大な歯車が回り続けるスチームパンク的装置、天球、解けた鉄が流れ込む様子は「月世界旅行」よりもインパクトがある。

着々と準備が進み、駅での“自動ドア”?のやり取りなど興味深い。
男が荷物につまづき中々前に進めないといったコメディ要素の強い場面も。

出発した列車はうねるように走り続け、乗換と脱線・大破を繰り返しながら宇宙へと飛んでいく。後の「銀河鉄道の夜」あるいわ「銀河鉄道999」である。

「月世界旅行」でも見られた対象に近づいていくシークエンス。
今回は太陽の口の中に突っ込んでしまう一行。落下の衝撃とあの熱で死なないのは化物すぎてツッコム気力も失せる。
熱くて服を脱ぐシーンも露骨な人間アピールにしか感じられない。氷漬けになっても平気な面々だし。

そんな化物御一行並に頑丈な宇宙艇で“落下”し脱出。潜水艦モードで爆発してダイナミック帰還。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-22 21:40:52)

2.映画に物語を持ち込んだために、と言いますか、舞台装置のような張りぼてセットのために横を正面とする映像は、リュミエールの映画などと比べると明かに躍動感に欠けています。しかし、メリエスの映画は驚くほど幻想的で、あのトリックの数々こそが驚異というものであり、メリエスの独創性はやっぱり凄いと思います。 ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-08-04 18:25:50)

1.『月世界旅行』と記憶が混乱しています。
やたらに遠い世界に憧れた作品が多いんですが、そんなに魅力的だったんですかねぇ・・・ にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 3点(2007-10-11 09:00:28)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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