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カノン

SEUL CONTRE TOUS
1998年【仏】
ドラマ
[カノン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2004-01-24)【亜流派 十五郎】さん


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監督ギャスパー・ノエ
キャストフィリップ・ナオン(男優)父(元馬肉屋)
ブランディーヌ・ルノワール(女優)シンシア
脚本ギャスパー・ノエ
撮影ギャスパー・ノエ
製作ギャスパー・ノエ
ルシール・アザリロヴィック
編集ギャスパー・ノエ
あらすじ
前作『カルネ』の続編。その後、男はカフェの女の家に居候になる。仕事がなかなか得られない男。冷えた夫婦。耐え切れなくなった男は自らのモラル、金持ちのモラル、女のモラル、娘のモラルに敢然と立ち向かう(フリをする)。男が最後につかんだモラルとは。 ちなみに原題の意味は「周りはみんな敵」

no_the_war】さん(2004-11-14)
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【クチコミ・感想】

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28.あのおっさんは平均的な男であって、我々の周りにもごろごろいると思います。臭くてだらしない格好して昼間っからぶらぶらしつつ、頭の中では「おれが本気出せば革命だって起こせるんだ」とか、すこし気に食わないことが起こると「今に見ていろ俺が本気出して切れたらどうなるか思い知らせてやる、俺は若い頃柔道やってたんだぞ!」とか、じつは殆んどの人間はそういう考えを抱いていると思う。こういう視点から見ると、現代社会は本当に幸せなのかと悩んでしまう。けれど、最終的に幸せを見つける。それはやはり我が子の存在。Je t'aime!
でもさ、このおっさんはあんなにかわいい娘がいるから本当に幸せだと思うよ。カルネのころの様子を見るに無口で返事もない娘かと思いきや、涙を流すお父ちゃんを優しく抱くじゃないですか!この幸せものめ!って思いました。一方、娘はおろかなーんにもなくなってしまっているおっさんとか、この世にはゴマンといるだろうに。確かな幸せをつかんで生きていきたい。
ていうか、おれはギャスパーノエ被害者の会の一員なんですが、カノンは切なくなって泣いてしまった。アレックスみたいな映画創る鬼畜野郎だとばかり思っていましたが、愛についてもお心がおありな様ですね。みなおした。ようは、アレックスを観るには当時の俺はまだ若かったのでしょう。 no_the_warさん 9点(2004-11-14 14:25:46)

27.《ネタバレ》 普通に考えたらものすごい下品で下劣な映画で、PTAとか教育委員会とかが卒倒しそうな内容なんだけど、不思議とさらっとみれてしまうんだな。その独特のテンポがけっこう心地よかったりするんだろうか。おっさんの言ってることには全然違和感を覚えない。意味はわからない。支離滅裂だし、屁理屈だし。でもそうやって屁理屈を積み上げて何かを補おうとしている行為はすごく人間らしい気がする。動物ならやりたいときはやるし、殺したいときは殺す。足りないものは手に入れるもの。ただ生きるためだけならモラルなんて邪魔なだけ。じゃあ、最後に娘を抱き愛と生きる目的を手に入れた主人公はモラルを捨てたのか?よくわからない。モラルなんて絶対的な価値観で割り切れるものじゃないんだろうな。おっさんにはおっさんのモラルが確かにある。 まことさん 6点(2004-08-02 01:55:01)

26.おそらくは誰もが一度は抱いた衝動、妄想のイメージ。それら日常の中に当然の
ようにあってだれも見向きもしない程度のものをまんま映像化しちゃうのが得意
なんですかね。この監督は。

思春期の理屈屋が親を困らせる時の理屈の展開と妄想と衝動。具体的に自殺の光景
とその後の踏み切れぬ己の姿までも真剣に真剣に思い描いて考えて、人生や
死の意味までも考えを派生させて、他の誰もこんな事を考えやしないだろうとい
うささやかな優越感と大部分を占める倦怠感とちょっと間違ってる達観。なんか
このじぃちゃんの姿はそんな反抗期の理屈屋の姿みたいです。早い話が子供。

若い時から時間が止まっちゃってるんだねってのが正しいのか。それは馬肉屋の
なかで、時間が無味にすぎさったからかな?違うと思うけどね。

なんにせよ“それ”が“テストで悪い点とりそうだから言い訳を考えておこう”
ってのと大差ないくらい人生の無駄というべき思考の展開と時間の過ごし方
だったと笑っちゃえるような時がこの老人に訪れるんでしょうかね。そんな事
考えてる間があれば勉強しとけ。と当たり前のことにも気付かずに真剣に無駄
な事を考えてた以前の自分が滑稽に思えてくるようなその時が。

ついでにいうなら、この映画ひっじょ~に退屈です。なので点低め。この映画で
睡魔と激闘繰り広げたってごくごく自然な事だと思いますよ。正直、この映画は
今の日本人にこそ見て欲しいとかぬかした女優さんには余計な世話だよそりゃ。
とでも言いたい。 マンダムさん 4点(2004-07-12 10:30:59)

25.バッヘルベルのカノンを聴くとこの映画を思い出してしまう。どうしてくれんだ。 kasumiさん 3点(2004-03-29 14:43:31)

24.面白い!この卑屈なおっさんが最高に面白い!所詮チ○ポだ。ん~わかる・・・ モチキチさん 10点(2004-03-08 09:36:43)

23.《ネタバレ》 主人公の内なる思いは自分勝手にも程があり、自らの堕落の言い訳を延々聞かされる。言ってることは過激でも実際暴力を振るったのは妻に対してのみ。映画史上最悪の主人公である。ここまで人間の弱い部分、恐ろしい本性を包み隠さず映像にしたものを見た事が無い。この挑戦的な映画自体は評価しても良いが、虚無感で覆い尽くされる気分の悪さがどうもダメ。ラスト付近の例の「警告!」そしてカウントダウンは思わず姿勢を正しました。その後のバッヘルベルのカノン(私にとってこの曲は希望を感じさせる曲)が流れ、「あー、いい映画だったんだー」と思ったのも束の間。出かかった涙が一気にひいて呆然としてしまいました。おっさん、あんたって人は...。 R&Aさん 6点(2004-03-05 14:47:51)

22.この映画は凄いと思った。『アレックス』もそうだけど、好き嫌いとはっきり分かれてしまうかもしれないが私は好き!シンシアの無口だけど父親を忘れない、そして父親がシンシアを愛しすぎてしまう所、全てがいいと思う。ギャスパー・ノエはいいですね!なんか凄く切なくなりました… アンナさん 10点(2004-03-01 17:17:57)


21.《ネタバレ》 レンタルして観てんけど最初の方はレンタル失敗って思た。でもおっさんの雰囲気に飲み込まれて、途中からはおっさんどーなるねやろって集中してもうた。んで、ごめん泣いてもうた。しかも突然。あんな突然の涙は初めてやった。確かに「バッファロー‘66」とかぶってるが、油断してたわ。特にずーっと人形みたいに無反応の娘が、どーしようもない親父に優しい反応をするとこ。どんなにあかん奴でも救われてもいいし癒すのはやっぱ愛する人なんやねー。俺としては最後のおやじの台詞はなかったほうがもっとよかってんけど、まだまだケツが青いってことなんかな~。 なにわ君さん 10点(2004-02-16 15:40:50)

20.愛しすぎるってつらい…。ラストの「ジュテーム」の言葉一つが重くて深い。 c r a z yガール★さん 9点(2004-02-09 23:02:25)

19. 愛人/ラモスさん 10点(2004-01-08 10:36:37)

18.「愛」なんてのはつまり「誰かに対する強烈な執着」なんだって解釈したら、この親父は愛に溢れている。半端がないんだね。敵か味方かのどっちかしかない。愛と憎しみは同じ所にある。同じものなのだ。マザーテレサだって言っている、「愛の対極は憎しみではない、無関心なのだ」と。この作品に寄せられたアニエスbのコメントが好き。「愛は暴力的なのよ」。私もそうだと思う。 ひのとさん 10点(2003-11-29 15:13:09)(良:1票)

17.どちらかと言えば好みでは無い、全篇に渡る重苦しい雰囲気がつらいが、オッサンのぼやきと娘への偏執的な愛情がなんとも可笑しい。 亜流派 十五郎さん 7点(2003-08-28 22:16:48)

16.ある意味強烈で凄い映画。よくぞここまで中年おやじの心の中の醜さを掻きほじったもんだ(笑)笑っていいのか、真摯に見るべきなのか。作品としては途中の展開がすごくウダウダで、思いの外、退屈に感じる時間がかなり長い。なんとなく(心が)ぐちゃぐちゃな映画が見たいと思ってる人には1回くらい見てはいかが? はむじんさん 3点(2003-06-07 00:34:33)

15.当然のような顔して価値観を押し付ける胡散臭いやつに対する漠然としたもどかしい苛々を、おっさんが代わりに延々と吐き出してくれました。すっかり濾過されて娘への愛が残る。なんてすがすがしい。 電灯さん 10点(2003-05-12 03:10:22)

14.この男の面白さって男にしか解んないんじゃないかなあ。男ってほんとばっかだなあって思う。世の中所詮チンポだ。 木根万太郎さん 7点(2003-03-10 12:08:05)

13.この主人公には共感できる部分がある まさるす12さん 8点(2003-02-11 15:12:48)

12.ブツブツと常に頭の中で悪態をつき妄想するしかめっ面の主人公。失業してヒモ同然の彼は妻を殴り倒し家を飛び出したものの、行く当てを失い路頭に迷う。彼の心を開放するのは離れ離れになった天使のような娘。彼のグチを延々と聞かされる物語は正直鬱陶しい。しかし散々な挙句ラストで昇華させる物語は評価できます。オープニングで彼のこれまで(前作)でのエピソードを語る内容はすごい勢いがあったのにそれが終わり本編が始まると一気にテンションが下がって物足りない感じがしました。 さかQさん 5点(2003-01-09 03:25:22)

11.この映画を不愉快って言う人は多いと思うけど、監督もそんなこと承知でモラルに挑んだはず。確かに主役の男はうっとおしいオッサン。でも、娘への偏った愛情はよく出てるし、オッサンもむかつくけど何故か美学を感じてしまう。 ナオキさん 9点(2002-12-09 23:54:26)

10.最初の30分くらい親父の台詞に笑いっぱなしだった。何かにつけて自分で勝手に決め付けてるところが面白かった。特にポルノを観ている時のチン○のくだりは最高。それにしてもラストのシーンでヴィンセント・ギャロの「バッファロー’66」とかぶってしまったのは俺だけだろうか?かなりかぶってるよね?でもどっちも1998年の作品だし真似したとも思えない。しかもギャロはノエを非常に高く評価しているらしい。きっと波長の合う2人なんだろう。 Donさん 8点(2002-11-04 14:32:01)

9.久々に映画観て面白いと思った。俳優の演技は絶品。(特に主人公のジジイ)フランスの労働者階級の魂の叫び。こういう映画は他に類がない。 SMさん 9点(2002-10-17 08:37:35)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 48人
平均点数 6.69点
024.17% line
100.00% line
200.00% line
348.33% line
424.17% line
5510.42% line
6816.67% line
7816.67% line
8510.42% line
9816.67% line
10612.50% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review4人
2 ストーリー評価 5.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.16点 Review6人
4 音楽評価 7.83点 Review6人
5 感泣評価 6.75点 Review4人

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