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対馬丸 さようなら沖縄

1982年【日】 上映時間:75分
ドラマ戦争ものアニメ実話もの小説の映画化
[ツシママルサヨナラオキナワ]
新規登録(2006-08-24)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-01-03)【イニシャルK】さん


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撮影ぎゃろっぷ
配給日本ヘラルド
作画芝山努(作画監督)
編集古川雅士
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 後味の悪い話だ。
子供の頃、TVで見て以来トラウマだった。それを偶然BSの再放送で見た時は、トラウマが蘇るような感覚に襲われた。絵柄からは想像できないような哀しい哀しいアニメだったよ。

実際にあった対馬丸の沈没・・・いや撃沈事件。
本土から沖縄に疎開させ、子供達を安全な場所に運ぼうとする船。船の上で「もう安心だね」とばかりに談笑もし始める。だが、かすかな不安が画面を包んでいる。
アメリカの潜水艦が民間船を魚雷で攻撃し、船が沈んで人々がパニックになる瞬間。さっきまで喋っていた子供の一人が、船の揺れるショックで壁に後頭部を強打して、沈黙する場面。悲鳴をあげるでもなく、血が出るでもなく。一瞬にして奪われてしまう命。あの瞬間だけ妙に脳裏にこびりついているんだ。

その後も生き残った人々が筏に身を寄せて島を目指す。途中、鮫の餌食にされてしまう人や、子供を眠らせまいと手にナイフを刺す場面とか、怖かった。筏にからまった髪を切ったり、赤ん坊が寒さで死んだり・・・。
俺の記憶では、たどり着いた浜辺で遠く海の向こうを見つけるような光景で終わっていた。
が、本当はまだ続きがあったんだ。


この後を考えると、何処に逃げたって・・・そんな沈没後の悲劇も描かれる。

事件の事を憲兵に黙っていろと言われて、子供の母親にその子がどうなったのかも言えない苦しみ。押入れで黙って泣き、壁に「しんだ」と書く・・・。

その後も空襲で家を焼かれ、母親と逃げ延びた先にも火の粉。でも母親に「ほんとうはみんな死んじゃったんだ」と泣きながら叫ぶシーンのやるせなさ。本当に戦争は嫌だなあと思ったよ。ああ、何で2回も見てしまったんだろうか・・・。 すかあふえいすさん [地上波(邦画)] 9点(2014-12-17 06:43:42)


1.《ネタバレ》 戦時中に子供たちを戦場となる沖縄から本土に集団学童疎開させるために航海中だった貨物船「対馬丸」が米軍に撃沈された実話をもとにした反戦アニメ。当然真面目な作りになっていて、当時のことがよく分かる内容となっている。それはいいけど、真面目すぎて正直映画として見た場合ちょっと退屈に感じる部分もある。(こういう映画の場合、それは仕方のないことかもしれないけど。)でも中盤の沈没シーンの作画はなかなか頑張っていると思う。(←こういう表現はこの映画に対してちょっと不謹慎かもしれない。)最後にエンドロールで実際に「対馬丸」に乗っていて死亡した学童たちの名前がズラーっとクレジットされるのは製作者たちの思いが伝わってきて良かったと思う。でもやっぱり一本の映画としてみたら5点が限界。 イニシャルKさん [地上波(邦画)] 5点(2006-08-25 02:07:52)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 1.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 1.00点 Review1人

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