みんなのシネマレビュー

無人の野

(CANH DONG HOANG)
1980年【ベトナム】 上映時間:95分
ドラマ戦争ものモノクロ映画
[ムジンノノ]
新規登録(2007-02-07)【ユーカラ】さん

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脚本グエン・クアン・サン
あらすじ
時はベトナム戦争真っ只中。南ベトナムの湿地地帯に住むバー・ドーとサウ・ソア夫妻は、農業を営むかたわら、デルタ地帯に展開するゲリラ部隊の連絡員を勤めている。米軍によるヘリ攻撃を巧みにかわし、一人息子のヴー君を守りながら任務を遂行する夫妻。だが米軍はデルタ地帯の掃討作戦を計画、ゲリラ連絡網の壊滅に本腰を入れ始める。

鳥居甲斐守】さん(2007-02-11)
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【クチコミ・感想】

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4.作中での人物のクロースアップはかなり頻繁だが、
それは構図から逃避するための安易なものでは決してなく、
一個の生命の個性を、感情を強固に描写するためのものに相違ない。

米軍のヘリが落とした照明弾用パラシュートを見つけては喜び、
米軍兵士を見事に威嚇し退散させた大蛇を振り回しては喜ぶ
ラム・トイとグエン・トゥイ・アンの農民夫婦。

そのパラシュートを利用して衣服を縫う。大蛇の皮を剥いで太鼓を作る。
ヘリに見つからないよう、木々の枝を揺すって炊事の煙を拡散させる。
赤ん坊をビニール袋に包み、共に水中に隠れて空襲から守る。

そうした生活の一部としての戦争描写もまた、
彼らの印象的な表情と共に、丹念かつ具体的だ。

同時代の体験者ならではの顔であり、居住まいであり、リアクションである。

同時に米軍パイロット側のと表情のドラマも並行することで、
ラストにおいてその妻子の顔写真と、それが燃える様を見つめる
グエン・トゥイ・アンの表情が胸を打つ。

そして、時に詩的な趣きをみせるメコンデルタの葦原の情景描写も瑞々しく
素晴らしい。

ヘリに狙撃されるシーンの仰角・俯瞰のカメラワークが醸成する迫真の緊迫感は、
『北北西に進路を取れ』のトウモロコシ畑にも決して負けない。
ユーカラさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-17 00:01:03)


3.《ネタバレ》  ベトナム側からベトナム戦争を描いた作品ということだけでも非常に興味深い映画でしたね。まあ、いろいろ拙さを感じる部分も多かったですが、ベトコンの人間らしい姿が映し出されていて面白かったです(アメリカ映画だとどうしても、得体の知れない生き物みたいな描写になってしまいますからね・・・・・)。
 しかしまあ、アメリカ軍人が非常に怪しい風貌の人たちばかりだったのがちょっと面白かったですね。
TMさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-09-19 18:51:57)

2.《ネタバレ》 全然アメリカ人に見えない米軍にはびっくりですが、それはおいといても一本の映画として拙さは相当に目立ちます。他のベトナム製作映画は観たことないので比較は出来ないけれど、この時代のベトナム製作映画としては十分なレベルだったということなんでしょうかね。ベトナム側から描いたベトナム戦争映画というだけで興味深く、個人的に意義は十分ではあります。 MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-04-19 23:55:32)

1.登場人物の顔アップのカメラわりがやたらと多い、同じ映像を繰り返し使っている(ヘリの銃撃シーンなど)、一つのシーンが完結しないまま次のシーンに移っているところがある、米兵役の俳優が全然アメリカ人に見えない、等、映画としては稚拙な部分が多少見受けられましたが、これまで米軍側、いわゆる「侵略した側」から描かれたベトナム戦争映画しか見たことがなかったので、「侵略された側」の視点が非常に新鮮に感じられました。イーストウッド監督が太平洋戦争を異なる立場から描いたように、ベトナム戦争についてももっと「ベトナム側の視点」が出てきて欲しいと思います。なかなか一般の映画配給ルートにはのりにくいでしょうけど。 鳥居甲斐守さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-11 20:24:16)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.25点
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