みんなのシネマレビュー

現代人

1952年【日】 上映時間:112分
ドラマモノクロ映画犯罪もの
[ゲンダイジン]
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タイトル情報更新(2024-03-04)【イニシャルK】さん


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監督渋谷実
キャスト池部良(男優)小田切徹
山村聡(男優)荻野守利
多々良純(男優)岩光正男
山田五十鈴(女優)マダム品子
小林トシ子(女優)荻野泉
山路義人(男優)小田切の父
伊達信(男優)三好
高野由美(女優)荻野静
望月優子(女優)宗藤本の芸者
川村禾門(男優)
紅澤葉子(女優)
脚本猪俣勝人
斎藤良輔
撮影長岡博之
製作山本武
配給松竹
美術浜田辰雄
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 恋に狂った男の顛末を描きつつ、汚職にまみれた現代社会をも風刺した作品。

今から見れば“現代人”という言葉の用い方が、逆にハッとさせられた。

お役人の汚職は、おそらく現在も陰で平然と行われているだろうし、無くなりはしない。
だけど、本作のように、問題提起することは大切だ。

利己的な人間が渦巻く現代社会において、信じられる物。
それは、本作で描かれた、「愛する人への一途な想い」だけなのかもしれない。
現代にも通ずる話で、決して色褪せない内容。
むしろ、腐りきった現代社会は、今も変わらず、進歩もしていないということか。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2016-08-10 00:42:29)

2.《ネタバレ》 これ山田五十鈴の特集で観たせいか、『浪花悲歌』との類似に思いがいった。転落することによる告発。社会派映画の得意とした型だ。どこかで主人公は割り切って、世の中へタカを括ったはずなのに、ラスト近くで「俺は甘かった」とモノローグしなければならなくなる。この「甘い」ってとこ、その弱さに、渋谷はずっとこだわっていると思う。人間の、徹底できないとこが好きなんだな。純粋な悪も描かないかわりに、健全な庶民も描かない。池部の実家、寿司を買ってくるとみながもそもそと起きてきて、ガード下で電灯は揺れ、寿司の取り合いがあり、ほっぽり出された赤ん坊は泣いている。これだけの描写で主人公の悪への転換を納得させてしまうんだけど、この実家アカホンを売ってるわけで、マットウな庶民と胸を張れるほどのものではない。ここらへんの弱点の配置がうまいし面白い。動きとしての面白さは、この実家の場をはじめ、酔って五十鈴のバーに入り込んでいき、しゃがんで椅子がわりになり五十鈴が酒を取り出すあたり、手切れ金の小切手を池部の顔にペタンと突き返すとこ、池部と多々良が屋上へ出て喧嘩しかけてやめるとこ、などなど。とにかく昭和20年代末の東京、おもに銀座がたっぷりと出てくるのが嬉しい。屋上で食事してたのはどこなんだろう。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-12-07 12:04:04)

1.渋谷実監督作品初鑑賞。先日池袋文芸座にて。何故か全篇フランス語字幕付きという、不思議な環境での鑑賞となりました。戦前の著名な溝口作品自分は未見の為、山田五十鈴といえば戦後の映画での、主に和装姿のどちらかと言えば受身的役柄の彼女しか知りませんでした。いやあ、びっくりしました!この映画での、この「マダム品子」アグレッシブ演技。今に至るまでの、彼女が名女優の呼称をほしいまましていた所以を改めてこれで納得。主演の池部良や小林トシ子なんて、彼女にかかったら赤子も同然、お釈迦様の手の平で遊ばれてる孫悟空みたいです。天下の二枚目、池部良を四つんばいにさせ足げ状態でドライヤーで髪を乾かすシーンなんてもう爽快そのものwストーリーは、同時期のアメリカ映画「陽のあたる場所」日本版翻訳バリエーションといったところ、それにお役所と出入り業者との癒着をねちっこく絡めた構成。まあ当時としては野心的なテーマゆえに、高い評価を受けた(この年キネ旬ベストテン第四位)理由も判ります。だってスピーディな展開で面白いもん、これ。池部良自身もこの映画を気に入ってるのか、最近出版された「映画俳優 池部良」の表紙カバーはこの映画での山田五十鈴とのツーショットシーンでしたね。マダム品子が経営するバーのセット・美術も独創的で◎。(追記)偉大なる巨星遂に落つ・・・!そんな言葉が、今日の山田五十鈴さん死去のニュースを聞いた途端、私の中に浮かびました。そりゃ若い頃の「浪華悲歌」も素晴らしかった。戦後の「東京暮色」も「流れる」も「ぼんち」もちょい出の「疑惑」でも。「全身女優」山田五十鈴の映画の代表作を挙げようなんざ、おこがまし過ぎる。それでも敢えて私は、この「現代人」での極め付け悪女「マダム品子」役を、彼女一番の代表作として挙げたい思います。DVD化されればこの作品、もっともっとレビュー数増えると思うんですが・・・。成瀬監督の「流れる」の出演者の皆さん、殆ど鬼籍に入られました。生前山田さんがインタビューで、この作品の裏話を面白おかしく語られてましたが、あちらでもこの面々が勢揃いして山田さんを出迎えられてたら、さぞかし楽しそうな光景だろうなあ・・・と。ご冥福、心よりお祈りいたします。 放浪紳士チャーリーさん [映画館(邦画)] 8点(2007-05-11 11:30:38)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
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