みんなのシネマレビュー

殯の森

2007年【日・仏】 上映時間:97分
ドラマ
[モガリノモリ]
新規登録(2007-09-10)【みんな嫌い】さん
タイトル情報更新(2008-09-18)【イニシャルK】さん


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監督河瀬直美
キャスト尾野真千子(女優)真千子
ますだかなこ(女優)真子
斉藤陽一郎(男優)真千子の夫
渡辺真起子(女優)和歌子
うだしげき(男優)しげき
脚本河瀬直美
音楽茂野雅道
プロデューサー河瀬直美
あらすじ
幼い子ども失い、心を閉ざし、夫とも別れた真千子。彼女は介護職員として、自然豊かな土地の民家改装型グループホームに勤務することになる。そこには、亡き妻の思い出に閉じこもる認知症のしげきがいた…。第60回カンヌ映画祭でパルムドールに次ぐグランプリ(審査員特別大賞)を受賞

みんな嫌い】さん(2007-09-11)
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【クチコミ・感想】

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31.《ネタバレ》 私も尾野真千子に後ろから温められたい!
その欲求でモヤモヤしたまま終了。 にじばぶさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-07-25 22:19:48)

30.《ネタバレ》 検索すると2007年5月に上映前にBSで放送とあるのでたぶんそのタイミングで見ている。
痴呆症の男性とそれに振り回される女性、といっても長いスパンではなく実質約半日くらいの話。
この話は当時見た自分にはすとんと落ちるものがあって、なんてすごい傑作だとも思った。
と同時に、これは絶対万人受けしないとも。
なので本来であれば厳密に言えば8点前後の点数かもしれないところを敢えて10点にする。
後世の、と言っても初出から10年以上経ってるからなんなんですが、これを見ない可能性のある誰かが見てくれるように。
そして、たぶんこれは10人のうち一人にもかすらない可能性があるというか実際にそうであろう。
ただ、ただ単純に「学生が作ったの?」とか言ってほしくはないかなぁと。
「自分には合わないね」程度で留めてほしい。

何よりこの映画を見たときに思ったのが
「この脚本書いてる女(性別などは名前等見なくてもわかる)は絶対仲良くなりたくない」
だったが、現にその後テレビでこの脚本兼監督を見るにつけ、ああやっぱりクソ女だったなと。
もしかするとそういうのが滲み出て、ほとんどの人には合わないのかもと。
ただ、クソ人間であることとクソ作品を生み出すかどうかは別問題!
ということだけは言いたい。
いや、クソ人間がそのタイミングでクソ作品を生み出すか傑作を生みだすかはまた別、って話か。
もしくは私個人においても同じ作品であってもタイミングによって良く思ったり悪く思ったりする、とも。 にんじんさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2019-08-21 03:19:23)

29.この女流監督、芸術というものを履き違えているのではないか? 冒頭の葬列ショットに目を奪われるがそれだけ。開始30分以降、強引な筋書きで森に入り、二人芝居が意味ありげに最後まで進むも、学生の自主制作映画にも失礼なくらいお粗末な作りが全編を貫く。突飛な言動がそこにあるだけで、何かを引き付ける魅力がこの映画にはない。"不運"にもカンヌ審査員たちの好みに合ってしまった。アーティストにおいて表現力と自己愛は紙一重だが、監督は圧倒的に後者だろう。多くの観客からすれば、私を含めて所詮"娯楽"目当てで観る人が多いのだから。 Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 2点(2017-08-02 23:01:51)

28.言葉や理屈で説明すると陳腐になってしまうことを映像で表現することはとても価値があると思います。が、この映画はやや表現が直接的という印象を持ちました。森の脅威や肌の温もりで生を実感するという表現自体が陳腐だという印象です。それがダメだと言うつもりはありませんが私は面白味を感じませんでした。先に見た「ブンミおじさんの森」の方が映像が美しく、ストーリーもスマートだと思うので物足りなさを感じました。 エウロパさん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-10 12:41:13)

27.TVでよくあるセミ・ドキュメンタリーであればわかるが
劇場映画としての企画としてありえないと思える。 かれくさん [DVD(邦画)] 4点(2013-05-03 12:51:13)

26.《ネタバレ》 ドキュメンタリーでもなく、おすましでもない、そんな女性をうまくカメラに捉えてます。自分はこの映画を観て、今一番観たかった映画だと思いました。 トントさん [DVD(邦画)] 10点(2013-05-01 22:47:11)

25.漠然としていて、退屈で、とても居心地の悪い映画だ。“映画通”ぶって賞賛したいところだが、どう転んでも“好き”にはなれない映画だったと思う。
ただ、「命」の在り方を描いたこの作品そのものの“在り方”は、これで間違いないのだろうとも思える。

それは、「命」というもの自体が、漠然としていて、捉えようが無く、それを全うする多くの時間がある種の退屈さと居心地の悪さを秘めているからだ。

決して面白い映画ではなく、「つまらない」と断言できるが、この映画が「命」というものの本質を描こうとしている以上、それは仕方の無いことだと思う。


つまらない映画と言ったが、個人的には「尾野真千子」が観られただけで良い。
今作から10年前の同じ河瀬直美監督作品「萌の朱雀」にて、ロケ先の村の中学校で靴箱掃除をしているところをスカウトされ、主演デビュー。
当時立ち寄ったミニシアターでたまたまその映画を観た際の彼女に対する衝撃は忘れられない。
もちろん“素人”の演技であったことは確かだが、溢れ出る“女優”としての魅力と可能性に心を打たれた。

10年という時を経て、再び河瀬直美の独特の映画世界に降り立った彼女は、すっかり“女優”としての風格を携えていて、何だかそのことが一番感動的だった。 鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 5点(2011-10-22 01:48:31)

24.《ネタバレ》 西洋人には受けるかもしれないですね。正直、森に入ってからの展開は良くわからなかったのですが、それもまた「東洋の神秘」「日本の死生観」を表現していると考えれば、カンヌで賞を取ったのも納得です。そして、このような難解さを持ちながらも最後まで不思議と退屈せずに観れたのは河瀬監督の才能の為せる技であったのかなと思いました。

 まあ、森の風景はとても美しく非常に癒される作品ではありました。

TMさん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-18 23:11:08)

23.《ネタバレ》 途中からは延々と森の中をさまよっているだけで、しかもオチらしいオチはなし!そこまで勝負に出ていると、逆に何も手を加えない日常生活描写をかえって作為的に感じてしまう前半よりも後半の方が良い。 Oliasさん [DVD(邦画)] 3点(2011-09-07 02:32:49)

22.きっと素人には決して撮れない映画なんだろうと思う。神聖ささえ感じるラスト。素晴らしい。でも4点。 Balrogさん [DVD(邦画)] 4点(2011-02-02 01:23:12)

21.言いたい事はとてもシンプルで全く難解な作品ではない。だが「生きる、死ぬ」というシンプルなはずのテーマを、やたらと小賢しく、芸術的に見せようとこねくり回しているのが見え見えで、観る側の感情移入を妨げている気がしてならない。それと台詞にいちいち深い意味を持たせようとしているせいで、会話中の言葉選びが非常に不自然に聞こえた。

主演2人の演技は素晴らしいし、河瀬監督の映像は相変わらずため息が出るほど素晴らしいので、海外受けするのも頷ける。言葉の壁のお陰で、映像と芸術的な雰囲気だけで作品を評価するだろうから。
「萌の朱雀」から観て、この監督の映像美には本当に感動させられるが、物語が何だか薄っぺらい。深みの無い純文学のような、そんな感じを受ける。いっそ完全に映像のみの作品(サイレント)を撮って欲しい。 おーるさん [DVD(邦画)] 3点(2010-08-13 20:34:33)

20.《ネタバレ》 第60回カンヌ映画祭グランプリ受賞作。森の静寂な雰囲気は時折眠気を誘われたが、おぞましさと神々しさの両方をうまく表現していました。生きている人の温かさを肌で感じることのできる作品です。 獅子-平常心さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-09-09 00:40:19)

19.《ネタバレ》 以前真夏のある日に、神社の脇の林に囲まれた広場に入ったことがある。木の枝が広場全体を天蓋のように覆う、嘘のように涼しい場所だった。一陣の風が通り過ぎて草木がいっせいにざわめいた瞬間、なぜか鳥肌が立った。スピリチュアルなんとかの類は苦手なのだが、あのときばかりは深遠な雰囲気というか、何か得体の知れない存在に対する畏怖のようなものを感じずにはいられなかった。

この映画にはそんな気持ちを呼び起こす森林の風景が捉えられている。それも単に映像を撮っているというだけでなく、澄み切った空気の味や、植物や土の匂いまで伝わってくるような、生々しい臨場感がある。現実に疲弊した女性が認知症の男性を案内役に森を彷徨い、やがて言葉を超えた境地に辿り着く。わかりやすくオカルト的な要素は登場しないが、アニミズムやシャーマニズムを体現している稀有な映像作品だ。原初的な宗教体験、悟りの瞬間を説得力をもって描き出している。自然のなかの神様を感じさせる作品といえば宮崎駿監督の『となりのトトロ』ぐらいしか思いつかないが、あれとも全然違う。類のない作品じゃないだろうか。

ただ、海外でこういった作品が評価されるのは素晴らしいこととは思うけれども、欧米の方は日本文化について極端な評価をしがちなのも確かだと思う。日本人からすると深みが足りない、安っぽいと感じる部分があっても、あちらでは異文化万歳といった感じで簡単に見逃されてしまう。ありがたいことではあるけれども、ときには「その漢字Tシャツ変ですよ」と言ってあげたくなることもある。たとえば本作でいえば前半の日常描写がぎこちないし、服を脱いで肌を寄せ合う場面などにはあざとさを感じてしまう。リアリティを出そうという意図がみえみえで、リアルを超えて無骨な感じがする。

実は鑑賞直後は4、5点にしようと思っていたのだが、観て損をした感はなかったので点を上げた。普通の意味では退屈だが見入ってしまう、なんとも不思議な作品。 no oneさん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-26 19:02:49)

18.《ネタバレ》 河瀬監督の作品は他にも観たことあるが、「誰も知らない日本」を描くのがうまい。

そこは確かに「日本」なのだけど、私が感じている「日本」ではない。
ここはどこなのだろう?と、ふと思う。

木々の緑が、広がる空が美しい。
過去のような未来のような。


彼女の作品には共感は出来ない。ただ誰も作れないものを作る監督だとは分かる。

uraraさん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-21 03:46:44)

17.これを観た現在私は30代後半で、まさにいい年したおばちゃんなのだが、実は肉親やごく身近で親しい人間の死をいまだ経験していない。つまり、この映画を正当に評価できる人間としては相当に若輩者なのだと思う。特に後半からラストにかけて、まだ見たくないものを無理矢理見せられているような息苦しさが伴い、いずれは直視しなくてはならないことと知りながら、自分にまだその度量が無いことを思い知らされるきつい作品だった。多分、社会的な評価を知らなければ最後まで鑑賞できずに途中でリタイアしたと思う。 lady wolfさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-04-05 01:38:40)

16.本作品の持つ映像の美しさはただごとではありません。それだけでも見る価値があります。
きのう来た人さん [DVD(字幕)] 4点(2009-01-16 06:22:18)

15.《ネタバレ》 介護士のマチコさんと認知症のシゲキさんがずっと森のなかをさ迷い歩き続ける物語です。だからお世辞でもわくわくするような面白い映画だとは言えません。舞台になっている場所は美しい自然に囲まれており観光には最適ですが、住むとなったら厭世観を味わいそうです。すずむしの鳴き声が、いっそう寂しさに拍車をかけています。マチコさんはシゲキの暴走に付き添うような形で、森に入り込んでいくのでした。ドストエフスキーの小説に「白痴」という理想の人間を描こうとした野心作があります。人間は白痴になることによって、自意識や欲がなくなり、無垢な子供のように戻ります。映画「フォレストガンプ」然り。河瀬監督は、シゲキさんに理想の人間の姿を求めたのだと思います。ただ私のような未熟な人間ですと、怒りのあまりに老人の背中にとび蹴りを一発食らわせて、「川で溺れてくたばれクソジジイ」と罵りたくなります。すでに私はシゲキに対して殺意すら覚えていました。しかしマチコさんの彼に対する態度はまるで聖母です。しだいに私は自分の心の醜さが恥ずかしくなってきました。鬼ごっこのシーンでも分かるように、マチコさんはボケて子供返りした老人に、亡くなった我が子の姿を投影させていたのだと思います。彼女の演技には素晴らしい母性が感じられました。シゲキさんもまた、マチコさんに亡き妻の姿をだぶらせていました。2人はお互いの存在を通じ、亡くなった家族を想い偲んでいたのでしょう。それから言葉が聞き取りにくいという意見はもっともなのですが、この監督さんは「言葉」をさほど重要視していないのだと思います。わが国では、言葉のあふれかえった「テレビのような映画」が氾濫しています。しかし映画の原点とは、画を見て感じ取ることではないでしょうか。いずれはフランス人ではなく、日本人自身がこのような映画の価値を認めることができる日がくることを願っています。
花守湖さん [DVD(字幕)] 10点(2009-01-13 20:37:03)(良:1票)

14.酷い。これは認められないなー。焚火のとこだけ目が覚めました。 すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 1点(2008-10-23 20:18:38)


13.奈良県は「天国にいちばん近い都道府県」なのか? ちなみに私も奈良県在住ですけどね。あくまでフィクションとは言え、前半における老人たちの表情はまさに実生活のナチュラルさ。後半、森の中を彷徨う二人の姿、それはフィクションとしての物語なのだけれども、森はそれを圧倒的に包みこみ、もはやそこは、フィクションとドキュメンタリのはざま。生きることとは「人とのつながり」、であるならば、その二人の姿は、生と死のはざまでもある。我々はカメラを通じ、そこに同席し、森を共に彷徨い、森の底に沈みゆく二人の姿を見守る。いやあ、気色悪いんだ、これが(笑)。「映画とこうあるべき」という観点からは、少し外れた映画、いわば「はざま」の映画、かもしれませんけどね。観終わったときに感じる“居心地悪さ”を、不愉快に感じるか、観てよかったと感じるか。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-08-17 11:47:57)

12.《ネタバレ》 茶畑のおいかけっこを遠景で撮った画や、蒼い稲が揺れる風景など、日本の自然の美しさがとても印象的だった。だがしかし、クライマックスでも主人公のセリフが聞き取りにくいのはいかがなものかと・・・あと、主役二人の感情や衝動が文字通り丸裸のままあまりにもストレートに表現されていて、いいといえばいいけど、ちょっと気持ち悪くなる感じがした。 ●えすかるご●さん [DVD(邦画)] 4点(2008-08-03 16:15:29)

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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 5.52点
000.00% line
126.45% line
226.45% line
326.45% line
4516.13% line
526.45% line
6825.81% line
7619.35% line
800.00% line
913.23% line
1039.68% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review4人
2 ストーリー評価 6.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 5.33点 Review3人
5 感泣評価 5.75点 Review4人

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