みんなのシネマレビュー

聖衣

THE ROBE
1953年【米】 上映時間:124分
ドラマシリーズもの歴史もの小説の映画化
[セイイ]
新規登録(2008-04-25)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2022-04-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(1953-12-26)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ヘンリー・コスター
キャストリチャード・バートン(男優)マーセラス
ジーン・シモンズ[女優](女優)ダイアナ
ヴィクター・マチュア(男優)ディミトリアス
マイケル・レニー(男優)ペーター
リチャード・ブーン(男優)ポンティウス・ピラト
ディーン・ジャガー(男優)ユスタス
メエ・マーシュ(女優)(ノンクレジット)
ドーン・アダムス(女優)ユニア
石田太郎(日本語吹き替え版【LD】)
二木てるみ(日本語吹き替え版【LD】)
小林修(日本語吹き替え版【LD/フジテレビ】)
岡部政明(日本語吹き替え版【LD】)
阪脩(日本語吹き替え版【LD】)
大宮悌二(日本語吹き替え版【LD】)
榊原良子(日本語吹き替え版【LD】)
若本規夫(日本語吹き替え版【LD】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【LD】)
上田敏也(日本語吹き替え版【LD】)
千葉耕市(日本語吹き替え版【LD】)/(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
伊井篤史(日本語吹き替え版【LD】)
松岡文雄(日本語吹き替え版【LD】)
雨森雅司(日本語吹き替え版【LD】)
野本礼三(日本語吹き替え版【LD】)
新田昌玄(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
里見京子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中村正[声優](日本語吹き替え版【フジテレビ】)
家弓家正(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
島宇志夫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
細井重之(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小林清志(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
千葉順二(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
渡辺典子【声優】(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
滝口順平(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
仲村秀生(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
脚本A・モルツ(ノンクレジット)
音楽アルフレッド・ニューマン
撮影レオン・シャムロイ
製作20世紀フォックス
制作東北新社(日本語吹き替え版【LD】)
配給20世紀フォックス
特撮レイ・ケロッグ〔特撮〕(特殊撮影効果)
美術ジョージ・W・デイヴィス
ライル・ウィーラー
ウォルター・M・スコット(セット装飾)
ポール・S・フォックス(セット装飾)
衣装チャールズ・ル・メイル
スタントノッシャー・パウエル(ノンクレジット)
あらすじ
ローマ帝国第三代皇帝のカリギュラの治世。ローマ貴族のマーセラスはパレスチナの護民官として恋人のダイアナと別れて赴任するが、ギリシャ人従者のディミトリアスがゴルゴタの刑場で手に入れた赤いマントに触れてから精神が不安定になる。イエス・キリストを救世主として崇める新興宗教の集会を取り締まろうとした同僚と悶着を起こし、ローマに戻されたマーセラスはディミトリアスが所有するマントの焼却を命じられるがなぜか実行できず、ローマ近郊の地下に集まるキリスト教団に合流する。マントをダイアナに託し、捕らえられて拷問を受けるディミトリアスを信徒と共に奪還するに及び、マーセラスは皇帝以外を崇める新興宗教を一切禁止するローマ政府と真っ向から対立することになる。

かわまり】さん(2020-04-13)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1


9.《ネタバレ》 歴史スペクタクル、とは言っても大規模な戦闘シーンを売り物にしている訳ではないのですが(チャンバラが多少)、大がかりなセットに大勢のエキストラ、やはりこれはスペクタクル。
イエス・キリストの処刑にまつわるオハナシで、例によってイエスの顔は劇中には登場しません。そして意外にアッサリと処刑されてしまう。その処刑の際にイエスが身に着けていた衣装、「聖衣」がこの作品のテーマ。
イエスは生前、人々の病気を治す奇蹟をおこなった、らしいのだけど、作中ではその奇蹟が直接描かれる訳ではなく、イエスを自らの手で処刑し後に続くマーセラスの苦しみも、聖衣に触れたため、というよりは、聖衣を通じて自分の良心の呵責に触れたため、という描かれ方になってます。キリスト教とは無縁の人間が観ても、納得感がありますね。
ラストシーンで胸を張って処刑場に赴く主人公と、その恋人。彼らの背景が、次第に現実のものから大霊界(?)へと変化していく描写が、これは今見ると少し気恥ずかしいものがあったりもするのですが、しかしなるほど、合成技術によりこういう表現もできるんだなあ。というワケで、この手法は少林サッカーあたりにも影響を与えているのではないか、と(まさか)。
基本は宗教劇なので、活劇の要素は多くはありませんが、ペテロの集会が軍隊に襲われる場面や、終盤の城への侵入シーンなどは、なかなかの見せ場になっています。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-04 15:43:28)(良:1票)

8.《ネタバレ》 こ、これは凄い。導入部で、これはよくあるローマ帝国の剣闘士ものかなあなどと思っていたら、イエスの処刑を転換点に(このシークエンスでの、1シーンだけ登場ゆえのユダのインパクトも強力)、ぐいぐいドラマが動き出す。そして主人公の(および作品世界全体の)宗教的方向へのテンションは着実に高まっていき、いつしか、信仰心が剣よりも強いというワールドが完成してしまう。この導線力というか吸引力は実に強烈でした。一方で、お顔から立ち姿からすべてが美しすぎるジーン・シモンズをできる限り存分に画面に登場させるというサービス精神も忘れてはおらず、作品が観念的次元に陥ることを防いでいます。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-12-30 00:40:41)

7.クリスマスイブに見ました。
ちょうどその頃、ジョン・レノンの特集番組が沢山放送されていて、その番組と本作が重なってしまいました。
ジョン・レノンは救世主イエス・キリストに例えられるのではと。
そう見ていくと、ポールはペトロといったところか。
では、主人公のマーセラスは誰かと考えてみると…。
それは私自身では…。
こうして物語を自分に重なてしまうと、主人公である自分は最終的にどこへ向かうのか。
勘違いすると、ジョン・レノンを暗殺したマーク・チャップマンになりかねない。
そう考えると、むやみに物語を自分に重ね合わせるものではないなと思いました。
私はクリスチャンではありませんが、心に訴えかけてくる映画ではありました。 クロエさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-25 18:41:35)

6.この作品を初めて見たのはまだ小学生の頃だったと思います。イエス・キリストの生涯については新約聖書を子供向きに書き直したものを読んでいたものの本作品とオーバーラップする箇所はロングショットで映されるイエス・キリストの磔刑のシーンしかなく、世界史(ローマ帝国)についての知識は皆無でしたがなぜか子供の頭にもすんなり入る内容だったことを記憶しています。もう一度鑑賞してみてその理由を探るとやはり若き日のリチャード・バートンの西洋流チャンバラの負うところが多いのではないかと思います。兜のてっぺんの赤い飾りが特長的なローマ武将(護民官)がキリストの磔刑の警備に当たっていたと思ったら次のシーンで同じ格好の同僚とチャンチャンバラバラ。。。視覚的に非常にわかりやすかったです。この映画が作られた1953年にはチャールトン・ヘストン主演の「十戒」が制作され、1959年には同じヘストン主演のハリウッドの記念碑的作品の「ベン・ハー」が作製されます。日本にとって戦国時代が汲めども尽きないドラマとスペクタクル源泉になっているように、キリスト教国のアメリカではまずは聖書がスペクタクルとドラマの源泉と映画界は捉えたようです。そして日本の戦国時代を舞台とする映画作品がカオスによってその後三百年弱の江戸時代の太平の礎(いしずえ)が築かれる様を描いているように、聖書を題材とする多くの映画作品はイエス・キリストが生きた時代に原始宗教が主流だった世界に唯一絶対神の下での統一された道徳観を人類の大半にもたらす礎石が築かれる過程を描いているのです。 かわまりさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2020-04-13 12:51:52)(良:1票)

5.巨額の製作費を投じたというのも頷ける史劇。スケールの壮大さとは裏腹に贖罪を実直に描いた地味な物語。キリスト教徒でない身には神に許しを請う考えが解らない。時間は元に戻せなく罪もなかった事には出来ないのであり、罪の意識を持った時点でこれからどう生きてゆくのか自分で考えて実行するのが償いだと思う。
How many fingers am I holding up, Winston? が頭にこびり付いているリチャード・バートン28歳時の演技は同じように淡々としているも遺作に比べて深みが無いのが残念。シネマスコープ初採用作に敬意を表します。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-11 15:47:14)

4.《ネタバレ》 映画史上初のシネマスコープ作品だそうです。 当時台頭したテレビに対抗して導入されたそうで、今から60年も前にこの方式が生み出されて今日までこのシネスコが続いているわけですから、凄いものですよね。映像的にも、セットや小道具、衣装などまさに大作の様相で、遠景はおそらく絵画なんでしょう。それが手前の実写と違和感なく、見事に合わさっている。マーセラス
が、奴隷のディミトリアスに布を渡されるシーンの台詞が印象深いです。「呪いは布にあるのではなく、あなたの心にあるのです」「これまであなたは、自分の犯した罪だけを考えていた。今後は主のことを思う」なんというか、罪の意識から解放されて、心が楽になるその気持ちがよくわかるような気がします。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-26 03:04:41)(良:1票)

3.《ネタバレ》  昔、『トリノの聖骸布』という本を読んだ。イエスの遺体を包んでいた布という触れ込みで、イエスの全体像が転写されている。その本は初版では真偽は不明としていたが、重販される頃には、科学的に否定された旨、追加されていた。二十数年前、この映画は、てっきりその布のことだと思って見た。なぜなら、そういう紹介をしている本を、昔読んだからだ。……騙された。

”これは、イエスが生前羽織っていた布の物語です。”

 キリスト教では、イエスの直接使ったものは残されていないが、その後の聖人の遺したものを、聖遺物と称して霊力を認めていたりする。その中には、亡くなった司祭の腕を切り落としたものがあったり、なかなかおぞましい世界らしいのだが、そういう文化を引き継いだ欧米の人たちには、この布が力を発揮するさまを、素直に受け入れられるのかも知れない。

 イエスをその手で処刑したローマ役人の奴隷が、エルサレムに入城するイエスを、見ただけで心酔してしまうのは、聖遺物同様、信者でないと受け入れ難い表現だ。更に、マーセラスが問題の布切れを羽織っただけで、かの人の教えが彼の心を苦しめる。この辺の描写が心的なものなのか、超常的な力があるのか、判りにくい。微妙にどうとも取れる描き方なのだ。後にペテロが奇跡を起こすように、超常的な事を描く世界観で行くのなら、布の力にしてしまえばいい。少なくともペテロが奇跡を起こすよりは、その方が。しかし、そうではなく、もっと精神世界的な物語を期待していた私には、最初はどっちつかずで、とうとうペテロがやらかした、と映ってしまう。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 5点(2011-10-23 05:00:53)

2.シネマスコープ方式によって撮影された第1回作品とあったが、そんな気もする。
なんと言っても大昔に観た映画の記憶に入っている一つ。小学生だったと思う。
ヴィクター・マチュアは外人で覚えたスターの一人目。 ご自由さんさん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-18 23:53:52)

1.《ネタバレ》 続編「ディミトリアスと闘士」から先に観てしまうという掟破りの鑑賞法。続編の冒頭で、この作品の結末が明示されていたので、ああ、多分これがこうなってああいう結末になるんだなあって見てると、まさしくその予想通りになる(笑)続編は娯楽大衆色が強いスペクタクル的アプローチに対し、こちらはより宗教的、しかも大真面目で立派な作りになってますね。世界初シネマスコープ方式採用作品として、映画史に残る著名な映画ですが、今となってはブラウン管で見る限りどうという事もない。キリスト教信者の方なら、これは非常に有難いっていう内容なのかな?信者でない自分にはその辺は良くわかりかねます。DVDジャケットの逝っちゃってる(←悟りを開いたともいう)護民兵リチャード・バートンの表情がこの映画の全てを語っているとも言ってよいかも。まだ信仰がそれほど篤いようには見えない、ダイアナ(ジーン・シモンズ!美しい!)を神の国に連れて行くっていう結末は・・・ど~なんだろねえ・・・。ラストシーン、お二人のあまりに幸福そうな表情を見ると、キリスト教に限らず宗教とはまるで縁がない自分としてはちょいと複雑な気分に。まあ当人さえよければそれで大円団なのか。ハ~レ~ル~ヤ~!! 放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-09 11:51:15)

別のページへ
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.78点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5111.11% line
6333.33% line
7333.33% line
8111.11% line
9111.11% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1953年 26回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞リチャード・バートン候補(ノミネート) 
撮影賞レオン・シャムロイ候補(ノミネート) 
美術賞ポール・S・フォックス受賞装置
美術賞ジョージ・W・デイヴィス受賞美術
美術賞ウォルター・M・スコット受賞装置
美術賞ライル・ウィーラー受賞美術
衣装デザイン賞チャールズ・ル・メイル受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1953年 11回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS