みんなのシネマレビュー

愛しのシバよ帰れ

COME BACK,LITTLE SHEBA
1952年【米】 上映時間:99分
ドラマモノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
[イトシノシバヨカエレ]
新規登録(2008-04-25)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2016-11-22)【S&S】さん


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監督ダニエル・マン〔監督〕
キャストバート・ランカスター(男優)ドクター・デレイニー
シャーリー・ブース(女優)ローラ・デレイニー
テリー・ムーア(女優)マリー
リチャード・ジャッケル(男優)ターク
原作ウィリアム・インジ
音楽フランツ・ワックスマン
撮影ジェームズ・ウォン・ハウ
製作ハル・B・ウォリス
配給パラマウント・ピクチャーズ
衣装イーディス・ヘッド
編集ウォーレン・ロー
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【クチコミ・感想】

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2.「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、そして両者を識別する知恵を与えたまえ」(ラインホールド・ニーバー)
夫婦の生き様が描かれています。夫はアルコールに依存、妻は亡くした子をシバに重ね合わせ繰り言三昧自堕落な毎日、共に後ろ向きな日々。
間借り人となった太陽の如き明るい女学生マリーに二人の心が揺れ動く。
なかなか見応えある展開でしたが、画面映え皆無なシャーリー・ブース(この年のオスカーは余程の不作だったのか?)とスターのオーラに溢れるバート・ランカスターが親子に見えて興に乗れません。
オレ様具合が苦手なバート・ランカスターですが、本作の好演には拍手。
もどかしさ一杯の惜しい作品でした。 The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-06-20 09:58:29)

1.モノクロスタンダード、内容も地味な作品だけど見ごたえは充分。歴代のアカデミー主演女優賞受賞者の中ではおそらく日本人非認知率ナンバーワンかと思われる、シャーリー・ブースという女優さん、自分は今回初めてそのお姿を拝見しました。もともと舞台での当たり役のせいか、演技はやたら巧い、でもホント地味な小太りのオバちゃん女優ですね。舞台劇の映画化だけあって、台詞が良く練り込まれ、各登場人物の造形が深く彫り込まれてます。ただブースに比する夫役、バート・ランカスターがちょっと・・・。この役を演じるにはまだ10年早すぎましたね。ヴィスコンティ「山猫」出演時辺りなら枯れてきて丁度良かったかも。後半感情を爆発させるまでは、とにかく自分をアルコールと「何か」から制しじっと辛抱している難しい役どころ。この頃はまだ全身から溢れる野性味と逞しさを、押さえてもどうにも押さえなかったようでミスキャスト。それが災いしこの夫婦のバランスがどうも不釣合いに思え、互いの心理が読みずらい部分が。地味な作品ではあるけれど、垢抜けた都会的な雰囲気が画面に漂っているのは、製作会社パラマウント社のカラーのおかげか。タイトルの「シバ」っていう子犬は画面には結局登場しないけれど、どんな犬だったんだろうなあ・・・非常に気になる。 放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-02 12:41:44)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
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【アカデミー賞 情報】

1952年 25回
主演女優賞シャーリー・ブース受賞 
助演女優賞テリー・ムーア候補(ノミネート) 
編集賞ウォーレン・ロー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1952年 10回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)シャーリー・ブース受賞 

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