みんなのシネマレビュー

パコと魔法の絵本

Paco and the Magical Picture Book
2008年【日】 上映時間:105分
ドラマコメディファンタジー医学もの戯曲(舞台劇)の映画化
[パコトマホウノエホン]
新規登録(2008-09-04)【ボビー】さん
タイトル情報更新(2023-08-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2008-09-13)


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監督中島哲也
助監督宮野雅之
キャスト役所広司(男優)大貫(ガマ王子)
アヤカ・ウィルソン(女優)パコ
妻夫木聡(男優)室町(ザリガニ魔人)
阿部サダヲ(男優)堀米(ヤゴ)
加瀬亮(男優)浩一(アメンボ家来)
劇団ひとり(男優)滝田(サカナ)
國村隼(男優)木之元(ガマ姫)
上川隆也(男優)浅野(タニシ)
土屋アンナ(女優)タマ子(メダカちゃん)
小池栄子(女優)雅美(沼エビの魔女)
木村カエラ(女優)包帯バンドのボーカル
貫地谷しほり(女優)サオリちゃん
後藤ひろひと(男優)
山内圭哉(男優)
原作後藤ひろひと「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」
脚本中島哲也
音楽ガブリエル・ロベルト
作詞木村カエラ「memories」
作曲渋谷毅「memories」
主題歌木村カエラ「memories」
撮影阿藤正一
製作島谷能成
東宝(「パコと魔法の絵本」製作委員会)
テレビ東京(「パコと魔法の絵本」製作委員会)
ホリプロ(「パコと魔法の絵本」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「パコと魔法の絵本」製作委員会)
パルコ(「パコと魔法の絵本」製作委員会)
吉本興業(「パコと魔法の絵本」製作委員会)
配給東宝
美術桑島十和子
西尾共未(装飾)
編集小池義幸
あらすじ
変わり者が集まるとある病院を舞台に、1日しか記憶が持たない少女パコと奇妙な大人たちとの交流を描いた仕掛け絵本映画

Q兵衛】さん(2008-09-28)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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72.悪くはないけど、作風が個人的に合わない。 たこちゅうさん [地上波(邦画)] 5点(2010-12-26 09:49:57)

71.《ネタバレ》 せっかく良い題材なのに!アヤカウィルソンは可愛い、ストーリーも素敵なんだけど…こんな過剰な演出にする必要があったのか。嫌われ松子のように不自然にもあざとくCGやら色やらを入れればよかったのでは?全てを絵本のなかのファンタジーにしてしまったがために逆に絵本の話が栄えなかったのでは?何より入り込むのに時間がかかった。ラストもよかったしストーリーだけならかなり感動できたと思うだけにとても残念。。。 なこちんさん [DVD(邦画)] 5点(2010-12-20 08:41:11)

70.全編にわたり本当~に無駄~に騒がしい。ちょっと落ち着けと言いたくなった。中島監督の個性ではあるが、今回は許容範囲を超えている。CGは多用しすぎ・場面転換せっかち過ぎだし、登場人物も地顔が分からないほどのメイクのうえ、台詞が多いわりに意味のあることを大して話さない。ストーリーはといえば薄っぺらの一言。下妻物語も嫌われ松子も大好きだが、これは二度と観る気にならない。疲れた。 次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 3点(2010-10-26 21:27:24)(良:2票)


69.見る前の予想よりは面白かったし、ストーリー自体はそんなに悪くないと思うのだが、「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」と比べるとどうしても落ちる感じがする。前の2本では予告編では一見、CGなど見た目の派手さが売りの映画に見えて、実際はドラマとしてのみごたえがそれ以上にある映画になっていたが、本作はCGを多用した中島哲也監督の絵作りのうまさは相変わらずだが、ドラマとしての作り込みが弱いので本当にCGだけが見どころの映画に見えてしまい、失敗作のように思えてしまう。前の2本が良かったのはちゃんと登場人物(主人公)に感情移入できるような脚本になっていたからだと思うのだが、この映画ではときおりグッと来るような場面はあるが、登場人物にイマイチ感情移入できず、見ている側(自分)はひたすら傍観者状態。(「嫌われ松子の一生」で序盤から川尻松子に感情移入してたのとは正反対。)演じている俳優陣は楽しそうに演じていて演技も安心して見ていられるが、メイクが凄すぎるせいか、竜ヶ崎桃子は深田恭子でなければ、川尻松子は中谷美紀でなければというような絶対この役はこの人でなければというのが無く、その上、俳優の個性というものが死んでる(全員とは言わないが。)気がして、なんか勿体無く、それが登場人物への感情移入を妨げる要因になっているのではないか。「下妻物語」なんかは出演者全員がはまり役で、それぞれの個性をよく活かしていただけにこのあたりは残念。ラストもなにか強引に感じる。中島監督はこの映画を息抜きのつもりで作ったのかもしれないが、この監督にはもっと中身で勝負する映画を作ってもらいたい。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2010-08-26 14:00:27)(良:4票)

68.《ネタバレ》  ストーリーは悪くないですし、途中何度も胸にグッときました。役所広司やアヤカ・ウィルソン、土屋アンナといった役者陣の演技も良かったです。

 ただ、過剰な演出・CGが個人的には逆効果でしたね。なんというかゴチャゴチャさが素材の良さを打ち消した感じでちょっと作品に入り込めませんでした。

 まあ、面白い作品ではありましたが・・・・

TMさん [地上波(邦画)] 7点(2010-08-21 15:12:57)

67.なんかいろいろありがとうって思った。
 
人間みんな病気持ち。
みんな病気で芝居して、とてもあたたかい。
慢性的に心が風邪を引いている人向け。
健全な人にはよくわからん映画じゃないかと思う。 おでんの卵さん [DVD(邦画)] 9点(2010-07-23 23:45:23)

66.《ネタバレ》 映像のデキについては、独創的な世界が構築されており、かなり評価したいところ。
中身がそれほどあるとは思えない脚本を、奇抜さや遊びを交えつつ完全に活かし切っている。
個人的には、CGの使い方などはかなり上手いと感じられた(最後の対決を除く)。
CGのデキ自体はアニメチックではあるものの、実写とCGが効果的に融合されており、付加的な満足を与えている。
監督の世界がとっぴ過ぎていて、正直いって付いて行くのがメンドクサイと感じることもあったが、個性が強すぎることはあまり否定したくない。
失敗や批判を怖れずに、ガンガンとアイディアを盛り込むことは“ヤリスギ”と思われるかもしれないが、本作のテイストを踏まえると、深く考えずに突っ走ることは悪くはない。
難点としては、映像的な世界に対しては満足することができるが、ストーリー面に対してはそれほど満足することができないところだろうか。
心が弱い人々が多数登場するが、どのキャラクターに対しても感情移入しにくいところがある。
強く生きることを強いられて、弱い面を見せることができなかった寂しい人たちの“弱さ”とパコという“強い”少女との交流を通して、何か熱いものを刻み込んで欲しかったところだ。
ファンタジックな世界なので、ミラクル的なストーリーもあってもよい。
最後は現実的なラインに落ち着いてしまったような気がする。
オオヌキを殺さないで、パコを死なすという展開は意表を付いているのかもしれないが、いい具合にオチが付いていない。
いい具合にオチが付かないので、現代パートに戻って、訳の分からない形で逃げたようなオチというのはいかがなものか。 六本木ソルジャーさん [DVD(邦画)] 6点(2010-06-08 23:37:47)(良:1票)

65.《ネタバレ》 博士の愛した数式  50回目のファーストキス  など限られた時間だけしか記憶が保てないという設定は今となっては陳腐だし 安易な気がしますね。子供を殺して涙を誘うのも卑怯だしね。
嫌われ松子  と同じ色使い。
個性派揃いのキャストは楽しめたけど・・・点数はこの程度かな。 フラミンゴさん [地上波(邦画)] 4点(2010-05-06 16:12:44)

64.メイクがキツすぎて役者の表情が見れないので、物語に入り込めなかった気がします。感動するような場面も特に無かったです。 真尋さん [地上波(邦画)] 5点(2010-04-30 05:28:17)

63.これって大人が観て面白いんだろうか。キャラクターの背景と演技の結びつきが軽いし、ファンタジーにしては小ネタを盛り込んだりして、気持ちが盛り上がりません。パコが可愛いだけ。 nojiさん [地上波(邦画)] 3点(2010-04-25 15:27:28)

62.役所広司の大げさな演技がこの映画にはピッタリとはまっていました。最初の30分はどうなるかと思いましたが、後半にかけては良かったです。 Junkerさん [DVD(邦画)] 7点(2010-04-18 01:02:20)

61.良くも悪くも日本的な映画でした。
ファンタジーでありながら舞台劇の枠ははみ出さず、
ヒューマンでありながら下町の人情劇を越えられず。
せっかく絶対にあり得ない世界観...他でも見られる日本的なお涙頂戴舞台劇は完全に取っ払ってくれるくらいワガママ放題に作ってほしかったなぁというのが率直な感想です。
それもこれも、それほど出来栄えも、素材も、演出も素晴らしかったから...です。
色々な面で好みは分かれるかもしれませんが、良い話なのは間違いありません。 sirou92さん [地上波(邦画)] 7点(2010-03-30 00:21:38)

60.中島監督の前作『嫌われ松子の一生』のテイストを色濃く継承している本作。CGを多用したエフェクトも、色彩豊かな背景も、一見してパワーアップしています。見た目は華やか。でも作品としての力強さは前作に遠く及ばないと感じました。何故か。それは“人を描くこと”が不十分だからです。奇抜な衣装を纏い、どキツイメイクを施した“誰かさん”が、なにやら喋っている。そんな印象。パコ以外の人たちが、どんな表情をしていたのか思い出せません。顔は心を映し出す鏡。役者の表情をきちんとカメラが捉えなければ、どんな熱演をしても報われない。特にヒドかったのが小池栄子。牙と眼鏡で表情を殺しておいて、一体彼女にどんな演技をしろというのでしょう。本作の人物造形は舞台仕様だと思います。後列の客席まで役者の感情を届けるためには、衣装やメイクで情報を単純化するのは有効な手段です。でも映画はお客全員が特等席。舞台と同じ遣り方では大雑把過ぎます。繊細な感情を伝えられる映画の強みを活かさなければ、映画である意味がありません。しかも本作はピント外れな方向に力を注いでしまった。前作が素晴らしかったのは、中谷美紀演ずる松子の想いが、観客の胸に届いたからです。CGの装飾に観客は涙した訳ではありません。監督は其処を見誤ったのではないかと。ケーキの価値は、デコレーションの豪華さにあらず。スポンジ部分の旨さで決まる。監督には役者の技量を信じて欲しかった。幸いな事に、本作の演者はみな芸達者でした。手足を縛られた状態でもいい仕事をしてくれています。それなりの感動が味わえるのは、彼らの頑張りのお陰だと思います。正直、本作は失敗作だったと思う。監督にとって痛恨の一作ではないか。ただし、実写とCGキャラクターの融合を図った試みは評価したいです。次作での軌道修正を期待します。 目隠シストさん [DVD(邦画)] 5点(2010-03-08 19:47:52)(良:3票)

59.「戯曲(舞台劇)の映画化」というのを今ここにきて初めて知ってなるほどなと。全部セリフで展開させている。呆れるくらい。中島監督は作品ごとに映画から離れてゆく。たしかにCGアニメは映像メディアならではの表現方法だし、実写の世界のビビッドな色調も映像作品であることを主張している。実写からCGアニメの世界へといかにも当たり前のように繋がれてゆくのも「自由」でいいと思う。それでも大事なところを全てセリフで片付けちゃうという前作同様のバカバカしい見せ方を擁護するほどの面白さはない。アヤカ・ウィルソンの可愛いさだけが救い。とある事情にてこの作品時の数年前に彼女を見たことがあって、そうそう可愛い子がいても、いやいやうちの子のほうが可愛いぞとか思うんだけど、彼女だけはもう、次元が違うというか、とんでもなく可愛くって、そりゃ映画にも出るわなと。この作品ではずいぶんと大人びたなあと思いながらもやっぱり可愛いなあと。 R&Aさん [DVD(邦画)] 1点(2010-02-02 17:00:25)

58.土屋アンナの看護婦&歌がコワおもしろかったです。
あとはアヤカウィルソンがかわいかったなーと思った作品でした。
見終わった後「ガマ王子」の飛び出す絵本が売っていたことを知りましたが、
廃盤になっていたのですね… アルフォートさん [DVD(邦画)] 7点(2009-12-30 00:36:49)

57.事故で一日しか記憶が残らないパコと、大会社の社長だがみんなから嫌われもののオオツキ。二人が魔法の絵本を通じて心を通わせていくストーリー。その他キャストたちの無駄な話や、過去の回想仕立ての映画構成。さらには、筋書きが飛び飛びで、内容に一貫性がない。派手な映像のインパクトに便り過ぎでは?パコとオオツキの演技がキラリとしていただけに、無駄と派手さが邪魔しすぎで駄作に。どこで泣けるの?てかこれ映画じゃない。 kanekoさん [DVD(邦画)] 4点(2009-11-18 22:37:52)

56.竹中直人的な演技って竹中直人でなくてもできるんだなぁと思った。役所広司は普通の格好をしていると顔が派手すぎて演技もわざとらしく感じるのだけれど、全体に派手なこの画面のなかでは、演技のうまさに素直に感心できた。 はるこりさん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-16 22:09:07)

55.《ネタバレ》 「ファンタジーの色」といえば「赤と緑」がふさわしいと観る者に思わせ、CG・アニメと実写の融合等イマジネーション・発想の広がりが素晴らしいと感じさせる映画。テンポのよさとキャラクターの斬新さそして台詞と演技の深さに脱帽。この監督は「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」を撮影していますが、「無限・無償の愛」がこの監督のテーマなのでしょうか?笑いの中に真剣さと光るものがあって、映画を観る者をがっしりと惹きつけるしたたかさを感じます。 たくみさん [DVD(邦画)] 8点(2009-10-11 21:27:10)

54.《ネタバレ》 いやー、色んな意味でやられました。
オチ読めなかった。完全にミスリードにやられました。
そして「私は、この子の心に居たいんだよ」に泣かされた。
國村隼さん最近良く見ます。めっさ渋い演技される方なのに、魅せられてに魅せられました。
阿部サダヲがウザいウザいと思ってたのに、ラストは「なんだよ~サダちゃん~」
って、もうなんかお腹一杯になる作品です。
キャッチコピーは「子どもが大人に、読んであげたい物語。」
なんか判るわ。。心洗われるわ。。。
やっべ、なんか明日後輩に優しくしよ。 ひで太郎さん [DVD(邦画)] 10点(2009-09-25 22:02:03)

53.日本にもこういう世界観をまとめ上げる人がいるんだ、というのが最初に来る感想。ストーリーに対する感想が最初に来ないことが残念です。お話を疎かにしているとは思わないけど、絵作りのセンスが突出し過ぎていて、自分はそちらに関心が行ってしまった。達筆の書家が書いた手紙みたいなものでしょうか。でも、いい映画ですよ。「ゲロゲーロ」が耳に残ります。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-08-19 23:30:30)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 92人
平均点数 6.53点
000.00% line
111.09% line
200.00% line
344.35% line
466.52% line
51213.04% line
62223.91% line
71819.57% line
81920.65% line
966.52% line
1044.35% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review9人
2 ストーリー評価 6.53点 Review13人
3 鑑賞後の後味 7.35点 Review14人
4 音楽評価 7.33点 Review9人
5 感泣評価 7.27点 Review11人

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