みんなのシネマレビュー

カティンの森

Katyn
2007年【ポーランド】 上映時間:122分
ドラマ戦争もの歴史もの実話もの
[カティンノモリ]
新規登録(2008-11-18)【エスねこ】さん
タイトル情報更新(2013-07-07)【ESPERANZA】さん
公開開始日(2009-12-05)


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監督アンジェイ・ワイダ
キャストマヤ・オスタシェフスカ(女優)アンナ
アルトゥル・ジミイェフスキ(男優)アンジェイ
マヤ・コモロフスカ(女優)アンジェイの母
アンジェイ・ヒラ(男優)イェジ
ダヌタ・ステンカ(女優)大将夫人ルジャ
脚本アンジェイ・ワイダ
撮影パヴェル・エデルマン
配給アルバトロス
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 最初の避難民が橋の中央で、両方から来た群衆が混ざり合い
「こっから先はソ連がいる!逃げてきたんだ!」「俺たちはナチから逃げてきたんだ!」と混乱するシーンに改めて「ポーランドの悲劇」を実感させられた。
両方から挟み撃ちにされ動物のように追い立てられる。この恐ろしさ。
最期の20分は呆然と見る感じでしたが、歴史的にも意義のある映画です。
ポーランド大統領の追悼集会への出席を強行し専用機が墜落。
ポーランド大統領夫妻を含めたポーランド政府の主要閣僚が亡くなられました。
この映画を観ると、大統領が悪天候でも出席を強行しようとした背景も理解できます。
しかし、60年以上経っても、ポーランドという国に「カティンの森」が亡霊のように悲劇をもたらしている。
さらに大統領を含めた被害者の国葬はアイスランド噴火の影響で、国賓がほとんど列席できない寂しいものだったという・・。
この国の歴史、運命・・。 グレースさん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-08 01:16:27)

5.《ネタバレ》 パースを活かした縦構図が多用されるが、その突き当たりは移送列車の壁であったり、刑場と思しき地下へと続く階段の暗い闇であったり、濃い夜霧であったりと、見通しは悪く閉塞した空間が充満している。ファーストシーンの橋における右往左往の混乱状況もまたポーランド情勢そのものの縮図であるかのように遠景は展望を欠く。

そんな中、青年と娘が見晴らしの良い屋根の上に登る場面で一時の開放感が訪れる。1ショット挟まれる街の見晴らしが切ない。二人が交わす映画の約束とキスに、『灰とダイヤモンド』の青春像がよぎる。彼が既に前段で「記念写真」を撮るシーンをもつこともまたその後に待つ運命を予感させ、より切実で印象深い場面となっている。その他、日記が途切れ白紙となったページを風が繰るその虚無感。墓地に差す夕陽の淡い光線なども印象的だ。

映画のラスト。犠牲者の手に握られたロザリオと共に、パワーショベルの土に埋もれ、暗溶する画面にレクイエムが被る。地中の暗黒の視点と無音には、飽くまで「埋められる側」に立つアンジェイ・ワイダの矜持と同時に、語るべきことを語った、というような情念がある。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-19 19:40:26)

4.《ネタバレ》 暗い。この暗さをきちんと描ききれるのは監督の技量でしょうね。暗さを観客として楽しめました(起こっている事件は楽しめないけどさ)。気になったのは、ひとまず歴史解釈が終了している事件とはいえ、視点が一方的に過ぎやしないか、ということ。ソ連を断罪するだけのように見える。それともうひとつはあまりにも未来への希望がなさ過ぎること。ま、歴史検証映画なので希望なんかなくてもいいんだけど、ちと後味が悪くて… ケルタさん [映画館(字幕)] 6点(2010-02-16 16:00:33)


3.《ネタバレ》  アンジェイ・ワイダのこれまでの映画人生はこの作品を世に出すためにあったのではないかと思わせるほど、思い入れの強さが伝わってくる作品でした。ワイダ監督の作品だからこそ、この作品は日本でも公開されたのだと思いますし。

 自らの肉親の命を奪った事件を、その卓越した技量と名声によって世界中に、そして後世に残していきたいという意気込みが感じられましたね。また、この作品はドイツとソ連という大国の中間に存在するポーランドの苦しみ、悲しみを全世界に伝えてきたワイダ監督の総決算とも言えると思います。

 とにかく、この作品をこれから観ようと思われている方は必ず事前にこの事件について予習しておいていただきたいですね。ドラマとしては後味は悪いですが、「カティンの森事件」の悲劇性の全てをこの作品は描いていて非常に興味深い映画となっていると思います。
TMさん [映画館(字幕)] 7点(2010-01-18 00:34:08)

2.《ネタバレ》 これもハンガリー動乱同等に知らなかった自分が知らなかった戦争の事実。この映画で初めてカティンの森虐殺事件というのを知ったし1万数千人もの将校が・・・。アウシュヴィッツ収容所と並ぶ最悪の事件を題材にしてるんですがなんか・・、、、主演のアンナと娘を取り巻く環境というか人というか、時が過ぎるごとにどんどん変わっていきシーンが変わるごとに新しい人新しい人が出てくるので強引な感じというかなんというか、無理やりアンナと絡ましてるような感じがしてならなかったっす。なのでもうちょっと時間をかけてアンナと会う前までのことを少し取り上げてほしかったなぁと思います。BGMや映画の雰囲気は良かったんですがそこがちょい心残りでした。 M・R・サイケデリコンさん [映画館(字幕)] 6点(2010-01-16 01:30:10)

1.捕虜になったポーランド軍大尉の妻を軸に第二次世界大戦の時代をなぞっている物語ですが、どこか客観的で淡々としてることもあり、深く感情移入出来にくかったのが残念でした。
ただ、大戦後、ソ連による隠ぺい工作と軍事的圧力で真相があやふやになったあまりに許されざる残虐行為を描ききっている部分は、見るというより、世界が知るべき意味があるように思いました。
映画が娯楽だけでなく、史実を伝え残すものでもあると強く感じさせてもくれました。
意味合は高く評価できますが、映画作品として見たときには、辛口申訳ありませんが...5点で...。 sirou92さん [映画館(字幕)] 5点(2009-12-28 20:46:01)

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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 6.15点
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100.00% line
200.00% line
313.85% line
400.00% line
5311.54% line
61350.00% line
7830.77% line
813.85% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 3.66点 Review3人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 4.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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