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かげろう侍

1961年【日】 上映時間:89分
サスペンス時代劇
[カゲロウザムライ]
新規登録(2008-12-08)【青観】さん
タイトル情報更新(2013-03-28)【イニシャルK】さん


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監督池広一夫
キャスト市川雷蔵(男優)喜多弥十郎
中村玉緒(女優)お珠
浦路洋子(女優)お千
近藤美恵子(女優)お恵
藤原礼子(女優)お光
島田竜三(男優)百崎
北原義郎(男優)南三五兵衛
大辻伺郎(男優)清吉
小川虎之助(男優)弥兵衛
堺駿二(男優)小窪
林寛(男優)
水原浩一(男優)丑松
寺島雄作(男優)巳之吉
市川謹也(男優)佐藤半之丞
寺島貢(男優)太十
若杉曜子(女優)お志保
浜世津子(女優)お鯉
藤川準(男優)六平
志賀明(男優)茂兵衛
沖時男(男優)金三
横山文彦(男優)万吉
玉置一恵(男優)三平
大杉潤(男優)仁助
木村玄(男優)半三
滝のぼる(女優)お島
伊達三郎(男優)須賀半九郎
原作伊藤大輔
脚本松村正温
音楽鏑木創
撮影武田千吉郎
企画税田武生
配給大映
美術太田誠一
編集谷口孝司
照明加藤博也
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 珍しい(と思う)ミステリー/サスペンス仕立ての時代劇。おまけにユーモアたっぷり。捕物帖とは一線を画したところがあります。
ある藩のお家騒動に関する書類が盗まれたのが発端。その犯人捜しを命じられたのが、雷蔵演ずる弥十郎。犯人は、崖崩れのため足止めされた宿に泊まっているらしい。つまり泊まり客の中に犯人はいる。ミステリーで言うところの「クローズド・サークル」の状況です。しかも、続いて起こる殺人事件。弥十郎探偵は、許嫁のお珠ちゃんを助手に、密かに捜査を進めます。ここで、投宿している客の人生が垣間見られるのが、時代劇らしいところ。
弥十郎は犯人を突き止めますが、その決め手となるものは単純でもの足りない。実は、犯人捜しがメインではなく、サスペンスに重点が置かれているようです。最後は宿から離れて青空の下、文字通りのクリフハンガーでサスペンスを盛り上げます。ここで驚いたのは、最後がヒッチコックの某作品そっくりだったこと。調べてみると、製作年度が近い(もちろんこちらがあと)。ということは、和製ヒッチコックを意図した作なのでしょうか。そう言われれば、ユーモアあふれるところや、光の使い方が独特なところなど、それらしくもあります。しかしなにぶん時代劇ですから、それほど似ているとは思いませんでした。最後になって気づいたくらいですから。
それはともかく、本作には独特の面白さがあってよかったと思います。推理力もあって女にモテモテの弥十郎と、推理マニアでけっこういいところを突いてくる、ヤキモチもしっかり焼いているお珠ちゃんのコンビが絶妙でした。特に雷蔵の弥十郎は魅力的で、シリーズ化されていないのが残念なくらいです。ヒッチコックに似ているかどうかはともかく、楽しく見ることができました。 アングロファイルさん [地上波(邦画)] 7点(2011-03-03 21:49:39)

1.《ネタバレ》 モテモテ雷蔵、やきもちしまくりの中村玉緒、この二人のやりとり、時代劇風、ミステリー小説ぽい感じの中に見えるちょっした喜劇ぽい雰囲気が良くてなかなか面白く出来ている。中村玉緒の可愛いこと、可愛いこと、探偵好きなこの中村玉緒に対する市川雷蔵、こっちはこっちでまた別の女といちゃいちゃしたり、そうかと思うと危険いっぱいな目に合う中村玉緒を助けてみたりと、ラストの方のあの崖の場面なんてヒッチコック映画を思わせる作りになっていてハラハラドキドキ!ただあまりにも簡単にこの二人が仲良くなって、くっ付いてしまうのが不満である。まあ、そうは言ってもなかなか面白く見ることが出来たので良しとしよう! 青観さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-12-14 17:51:38)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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