みんなのシネマレビュー

レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―

(レッドクリフ Part II)
Red Cliff II/Red Cliff: Part II
(赤壁下:決戰天下/Chi bi xia: Jue zhan tian xia)
2009年【米・日・中・台湾・韓】 上映時間:144分
アクションドラマアドベンチャー時代劇シリーズもの歴史もの小説の映画化
[レッドクリフパートツーミライヘノサイシュウケッセン]
新規登録(2009-01-06)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2022-11-17)【イニシャルK】さん
公開開始日(2009-04-10)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョン・ウー
演出ディオン・ラム(スタント・スーパーバイザー / 武術指導)
コーリー・ユン(アクション監督)
キャストトニー・レオン(男優)周瑜
金城武(男優)孔明(諸葛孔明)
チャン・フォンイー(男優)曹操
チャン・チェン(男優)孫権
中村獅童(男優)甘興(特別出演)
リン・チーリン(女優)小喬
ヴィッキー・チャオ(女優)尚香
ホウ・ヨン〔男優〕(男優)魯粛
大塚明夫ナレーション
山寺宏一周瑜(日本語吹き替え版)
東地宏樹孔明(諸葛孔明)(日本語吹き替え版)
磯部勉曹操(日本語吹き替え版)
平田広明孫権(日本語吹き替え版)
朴璐美孫尚香(日本語吹き替え版)
中村獅童甘興(日本語吹き替え版)
宝亀克寿張飛(日本語吹き替え版)
楠大典関羽(日本語吹き替え版)
玄田哲章劉備(日本語吹き替え版)
大川透魯粛(日本語吹き替え版)
石田彰献帝(日本語吹き替え版)
岡寛恵小喬(日本語吹き替え版)
廣田行生張飛(日本語吹き替え版)
脚本ジョン・ウー
音楽岩代太郎
作詞松井五郎「久遠の河」
作曲岩代太郎「久遠の河」
主題歌alan「久遠の河」
製作テレンス・チャン
ジョン・ウー
製作総指揮千葉龍平
松浦勝人
配給東宝東和
エイベックス・エンタテインメント
美術ティミー・イップ(プロダクション・デザイン)
衣装ティミー・イップ
編集アンジー・ラム
デヴィッド・ウー[編集]
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳税田春介
その他東宝東和(提供)
テレビ朝日(提供)
エイベックス・エンタテインメント(提供)
朝日放送(提供)
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
12345


25.《ネタバレ》 映画なんだから有る程度の脚色は仕方がないじゃない?というのがパート1のときの印象でした。が、パート2ではそれもやりすぎ感がでてしまいかえって冷めた目で見てしまった。尚香がスパイよろしく曹操の部隊に潜入するわけが無いし、小喬が呉の作戦の為に曹操の所まで出向くわけないし、最後の敗北した曹操本人に「おまえは自分の国へ帰れ」という捨て台詞・・・なんの為に生かしておくのか全然わかりません。いや、本来、曹操本人と周瑜や孫権、劉備があの場面で遭遇する訳がないのだが、物語の構成上、周瑜が妻を取り戻しに来た事になっているし、結局、曹操と対決せざるを得ずあんな形にしたのだろうけど、それにしても無理があるな~。ただ、パート1でも書いたが、『赤壁の戦い』の部分だけだとしても三国志を映画化した功績は大きいと思うし登場人物のキャラクターはそれぞれ良く描かれていたと思う。
みんてんさん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-24 16:07:03)

24.《ネタバレ》 ジョン・ウー監督はすごいですね! 正史の三国志も三国志演義も読んだ事なかったですが、これ観た後に少し調べたところ
三国志演義では、孔明と周瑜はお互い心を許す事はなかったとの事・・・
完全にその部分はウー監督のアレンジな訳ですが、
この2人の友情・信頼関係がなかったら
ここまで楽しめる映画にはなってなかったんじゃないかと思います。
ところどころ、このシーンは必要なのか?という場面もありますが
(蹴鞠のシーンとか周瑜の剣舞のシーンなど)
まあ、それもウー監督ならではというか
中国映画ならではという事で・・・
ただ、こちらも映画版のオリジナルの設定らしいですが
小きょうが単独で敵陣に乗り込むというシーンは個人的にはいまいちかと・・
もっと男臭いストーリーで終始してもいいんじゃないかと思いました。
しまさん [映画館(字幕)] 8点(2009-04-21 00:29:24)(良:1票)

23.無駄なシーンも相変わらず多かったですがPart1より楽しめました。まぁこんなもんでしょう。 ギニューさん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-20 19:03:01)

22.《ネタバレ》 テレビでIを吹き替えで見た後、映画館で字幕でみたもんで、若干声がしっくりこなかった。。。吹き替えのほうがかっこいいっす。
なんか、最後妊婦が空を舞って、旦那が受け止めたとき、爆笑しちゃった。。。
でもまあ、全体的には楽しめました。迫力もあって。中国歴史物はこのくらいど派手にやってこそ華があるんでしょうね。
史実に沿ってないところもあるかも知れませんが、映画のストーリーとして割り切れば問題ないですよ。
矢って、なかなか主役級の人に当たらないんですねぇ。。定説ですかね。 のりもちあつあつさん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-19 22:40:45)

21. いやー、面白かったなぁ。よくできた話です。語り継がれるだけのことはある素材ですね。映像的にも全く言うことなしです。少しツッコミどころもありますが、娯楽として良くできているので目をつぶります。続きをつくってほしいんですが、やってくれますかね。
海牛大夫さん [映画館(字幕)] 8点(2009-04-19 20:11:54)

20.《ネタバレ》  原作に固執すると皆さんの不満もわかるのですが、ジョン・ウーがハリウッド受けを考慮した味付けの「赤壁」、と割り切って観れば高得点を献上したい。
 原作にはない小喬や尚香など女性陣のエピソードが、ストーリーとの違和感もなく見事に散りばめられ印象深い。ただ、曹操のプライドを徹底的に踏みにじるきっかけを作った小喬に対して、曹操の怒りがあまり伝わらなかった点が不満で減点。
 そう言えば曹操を悪者に描ききらなかったジョン・ウーの意図はともかく、観ていたわたしも曹操を憎みきれなかったのは、演じたチャン・フォンイーが志村喬に似ていたからかも知れない。 karikさん [映画館(字幕)] 8点(2009-04-19 17:22:44)(笑:1票)

19.《ネタバレ》 思わず「そりゃないだろ(笑)」ってアクションシーンとかもあるけど赤壁の合戦のシーンはやはり迫力があり、「おお~、やるなぁこいつら」って見入ってしまった。映画が長くて前半はグダグダなシーンもあるけど後半で盛り返している感じ。突っ込みを入れながらもアクションに酔いしれる、そんな感じで楽しめる映画だと思います。 珈琲時間さん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-19 10:42:10)

18.あれだけ・・っ!!あれだけパート1で引っ張って、レッドクリフと言いながらなかなか赤壁にいたらなかったのに、パート2でもなかなか至らないっ!!!!このフラストレーション。蹴鞠のシーンが多い時点で少し予感はあったのですが、あぁいう三国志ファンでなくてもすぐ分かるような思いっきりオリジナルストーリーやめて欲しい。。。あと、周ユの奥さんが、なんか口半開きの印象があって、色気より馬鹿っぽさを感じてしまいました。音楽だけは最高で、サントラ買いましたけどね。 ネフェルタリさん [映画館(字幕)] 2点(2009-04-18 00:01:45)(良:1票)

17.《ネタバレ》 長い。無駄を省いたら一本で出来たのではないかと思うくらいです。前作が思ったより面白かったので期待していたので残念でした。ストーリー展開の重要部分はほとんどパート1で語り尽くしてパート2はほとんど闘いへの準備と闘いそのものに割かれているように思いますが、その準備段階があまりにも長く感じました。パート2を闘いに集中して見せるならもっとテンポ良くする必要があったのではないでしょうか。それにサブストーリーが多くてそこにつっこみどころも多く無理な設定も多いのでますます一本にまとめた方が良かったように思いました。 ことひきさん [映画館(字幕)] 3点(2009-04-17 10:35:22)(良:1票)

16.あんまりジョン・ウーは好きじゃないんですが、良くも悪くもジョン・ウー映画。細かいこと気にせずお祭り感覚で楽しみましょうよ、そういう映画かと思いましたけどね~。 ととさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-16 22:42:55)

15.そんなにお団子食べられないよ~。 mimiさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-16 11:24:56)(笑:1票)

14.長いけど、趙雲の戦闘シーンはカッコ良かった! Dr.Teaさん [試写会(字幕)] 4点(2009-04-15 01:17:25)

13.《ネタバレ》 Part1と比べて明かにつまらなくなってしまったと感じたのですが、それは海上戦闘シーンの表情の乏しさや、キーとなる風の演出や火のスペクタクルの面白味の無さ(1ではあんなに巧く軍旗を使っていたのに)、1でほとんど出し切ってしまったのか個々の人物たちの魅力が発揮されなくなってしまったところによるものだと思います。 良かったのは小喬と曹操で、特に小喬を演じるリン・チーリンが今回も素晴らしく、例えば曹操に茶を立てようとするシーンの妖艶さや、勝機が見え始めた戦場を見て泣く姿がとことん美しいです。曹操に関してはジョン・ウー監督は撮っているうちに曹操が一番楽しくなってしまったのではないかと思えるほどで、1では周瑜が特別な存在として描かれていたのに、その対象が曹操へと移行し、例えば裏切り者を罰するため霧の中に姿を現すシーンであるとか、ラストの幽霊のような神出鬼没ぶりはもはやこの世の者ではない印象を与えるのです。
・・・それから「三国志」好きの観点から一つ、逃げ帰ってしまう劉備の人物像についてはあれで良かったと思います。周囲が〝義理だ〟〝誇りだ〟〝命は惜しまぬ〟だのとアツーイ漢どもなので、撤退する劉備は情けなく裏切り者のように見えるかもしれませんが、尚香の友人で作中随一の好漢である蹴鞠の一般兵が死んでしまう姿が悲しく映し出されるのを見れば分かるように、最後には戦争の惨さを物語っているのです。格好良いこと言っている裏では犠牲者が大勢でているのだぞと。つまり劉備は常に真の弱者の味方だという事なのだと思います。将たる者は〝義〟や〝名誉〟等の男の甘美なロマンなどに陶酔してばかりいてはならんのです。 ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-13 18:17:56)

12.《ネタバレ》 これだけの兵士に殺し合いさせておいて、最後相手のボスの首を獲れるところまで来て「この戦いに勝利者はいない」と言い、とどめを刺さないのは納得いきません! これが「三国志」なのか、それともジョン・ウーの美学なのか、どちらにも詳しくない私には疑問の残る終わり方でした。 かのっささん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-13 11:59:15)

11.《ネタバレ》 前作を観て結構期待してたんですけどね。期待を裏切る出来でした。ゲームでも小説でもない私にとっての全く新しい三国志は記憶に残ることもなく消えていく作品となりそうです。とりあえず、無駄に長い。 いっちぃさん [映画館(字幕)] 4点(2009-04-13 01:25:56)


10.《ネタバレ》 私にはとても面白い作品でした。
三国志のファンの方にはいろいろご意見も御ありでしょうが。
私はジョン・ウーさんの物語として観ましたので、その世界観にうっとりさせてもらえました♪

いきなり赤壁の戦いかと思いましたら、そこまでの駆け引きやら戦略の面白いこと!
なんのことやら分からないシーンも、その後を見れば孔明の策略だったり、周ゆの思惑に繋がったりと、ワクワク観ることが出来ました。
ツウ好みに走らず、私みたいなオツムの者でも分かるレベルに作ってある所も嬉しかった。
娯楽性も大事ですよね。

そしてもちろん、赤壁の戦いの迫力のあること!
実写に拘ったのもうなずけます。
俳優さんはもとより、エキストラの方々の息遣いがこちらにも伝わってきます。
兵馬俑の兵隊さんが、人形ではなく生きて、一生懸命走っているシーンに思わずジーンとしてしまいました。
セットや小道具も丁寧に手作りしてあって、画面に深みを与えていました。
私が観たかったのは、作り手の誠意と迫力が感じられる、こういう映画です。

今までの作品、例えば白人が主人公の映画では、感情移入しても最後は他人事と感じてしまいます。
自分とは違う世界だと。
その点、東洋人による東洋人のための映画が出来て、本当に嬉しいと思っています。
衣装も美術も美意識も、私の感覚ですんなりと受け入れられるところに感動しています。

最後ですが、中国語による漢詩のシーンも素晴らしかった。
中国の歴史と文化を尊敬した時間となりました。
よーし、来週も観に行こうっと。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 10点(2009-04-12 20:54:47)(良:2票)

9.《ネタバレ》 見事に期待を裏切られました。。。赤壁の戦い...をいかに面白くみせるかは、史実ではろくに活躍しなかった劉備陣営をフィクションの世界でどんな風に活躍させるかが製作者の(劇画、小説、映画を問わず)腕の見せ所の一つだと思うのですが、全く面白み無し。では、その代りに孫権・曹操陣営のこいつを際立たせるのかぁ!?という意外な展開があるのかというとそれも無し。超意外で納得できなかったのは、あの老将の見せ場をサラッと潰して話をつまらなくしてる点。一方、頑張っちゃうのは女性陣。別にそれもアリなのですが、私のツボにはまるエピソードにはなり得なかった。結局、小喬の美しさだけが目立つ作品かな、と。 チェックメイト・キングIIさん [映画館(吹替)] 4点(2009-04-12 10:21:33)

8.《ネタバレ》 「あまりエキサイトできなかった」というのが正直な感想。
なまじ三国志をかじっていると「こんなもの三国志じゃない」という気持ちが強くなり、冷静に楽しむことができなかった。我々が見聞きした「三国志」とは異なる、誰も知らない新たな「三国志」を作りたいというのがジョン・ウーの狙いかもしれない。
そのチャレンジ・スピリットは評価したいが、オリジナルを超えられなければ、それはただの改悪ということになってしまう。
一番の問題は、孔明の存在があまりにも軽すぎるのではないか。
孫尚、小喬よりもインパクトが欠けるというのは、いかがなものかと思う。
平安な未来への戦いにおいて、男ばかりではなく女も戦ったということを描きたいという気持ちは分かるが、あまりにもバランスを失している気がする。
“間者”や“茶”というアイディアが逆に良すぎるので、もっと比重を軽くしてもよい。また「赤壁の戦い」において語る必要のある「連環の計」「苦肉の策」「拝風台」も無視あるいは適当な処理でごまかしているのも問題だ。
これらを描かずに、孫尚と蹴球の選手との交友を描いたり、疫病の万延を描く必要があったのだろうか。
孫尚と蹴球の選手との交友を描くことによって、敵も味方も分かり合えるということを描きたいのかもしれないが、上手くオチているとは思えず、ただのお人好しを利用したようにしか思えない。描くとするのならば、戦場での再開においてもう一工夫あってもよかった。
疫病の万延に関しては「これはきっと孔明のワナに違いない」「終盤には曹操の虚を突くだろう」という期待通りだったが、「呉軍が曹操軍の逆襲に遭い絶体絶命になる」→「窮地に陥った際に、背後から劉備軍が登場する」→「ピンチから形勢逆転する」→「疫病による仲違いは実は計略だったと観客に明かす」というのが普通の“流れ”ではないか。“計略”というものは、敵だけではなく味方を欺くことが必要だが、観客をも上手く欺く必要がある。それにもかかわらず、途中から手の内を明かしているようでは全く欺きになっていない。この流れだけ見ても、ジョン・ウーの演出にはやや疑問が残る。肝心のバトルについてもそれほど見応えを感じられなかった。
ジョン・ウーのバトルに対するビジョンが見えてこなく、それぞれのキャラクターがそれぞれの仕事をきっちりと果たしたといえない。 六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 5点(2009-04-12 01:32:24)

7.《ネタバレ》 結構期待していたのだが・・・こりゃいかん。描きたい事はよく分かる。そのメッセージも間違っていないと思う。でも描き方が下手だ。まず尚香の潜入シーンがやたらと長いのに全く効果がない。尚香が周囲の人間と楽しそうに喋った後、気の毒そうな表情を浮かべるだけで彼女が敵に同情心みたいなものを持ちはじめたって事はすぐに分かるはずだ。わざわざ人物を作って恥ずかしい友情劇を繰り広げる必要はない。ここで10分くらい削れたんじゃないだろうか。
それから劉備の撤退に説得力が無さ過ぎてただの嫌な奴にしか見えないし、そもそもあんなに人を騙す必要もなかっただろう。
Part Iの時にもちょっと感じた事だが、曹操の描き方がよく分からない。悪役なら絶対悪として描ききってしまっても別に構わないと思う。しかしなぜ曹操が瀕死の病人をも動かす人望の持ち主という描き方をしながら、水軍指揮の事を忘れて部下を斬ったり、挙げ句の果てに小喬の美しさに目を奪われて攻撃の機会を見逃すなんていう間抜けとして描いたのだろう。これでは部下はついてこない。
ようやく始まった決戦も前半のドラマの弱さのせいでPart Iほど盛り上がれなかった。
それからジョン・ウーも意識した所もあるのだと思うが、決戦シーンではオマージュともパクリともとれそうなシーンがあった。まず上陸戦。ん?『プライベート・ライアン』?曹操の頭を矢がかすめる。あれ?『300』?そして周瑜の台詞「勝者はいない」え?『七人の侍』?
しかもその台詞が映画の流れと全く合っていない。『七人の侍』は大切な仲間が死んでしまった衝撃、菊千代の語りがあるからこそあの台詞が効いてくるが、この作品は派手なシーンでひたすら武将の格好良さを見せつけてきたうえ、一応史実を基にしているため主要人物で死ぬのはオリジナルキャラの甘興一人。下っ端の兵士たちが無惨に死んでいく描写が強調されているわけでもなく、敵兵を殺しまくり完全勝利を収めて「勝者はいない」・・・。戦争反対のメッセージを入れたい気持ちは分かるが、それなら曹操軍を退けて喜ぶ連合軍・周瑜たち、一方で敵兵の死体の中を悲しげに歩く尚香をさらっと映せば済むことじゃないか。
言ってる事とやってる事がずれてしまうぐらいなら痛快な戦争アクションとしてだけ撮ればいいのに。 Sgt.Angelさん [映画館(字幕)] 5点(2009-04-11 22:27:31)

6.《ネタバレ》 正直、この映画より「演義」に沿ってたNHK人形劇での赤壁の戦いの方が複雑で深くて演技も細かくて(人形なのに・・・)全然面白かったと思うんです。けれども、本作の紅蓮の炎に包まれる大船団の映像は、This is 赤壁といった感じで、子供の頃から頭の中で描いてきた光景を見事にビジュアル化してくれたように思えて感激です(1800年前あんなゴージャスな戦闘やってたとはとても思えないんですけど・・・)。/本作は無理矢理反戦の主張が入り、女性が活躍し、現代に引きつけた「ハリウッド的スーパーアクションラブロマンス」もどきの三国志といったところでしょうか?。したがって「義」や「侠」の世界にラブ&ピースが混じり、ややヘンテコな泣かせ方とオチになってるような気がします。でも、なぜか自分は結構ジ~ンとしちゃったり満足したんですよ。これ、映画的には脚本も演出も技術も通の人からけなされまくるダサい作品だろうし、三国志マニアからは叩かれるに違いないと思うんですけど、お祭りイベント的な性質もあると思うし、私はただ楽しみたいです。正史では赤壁の戦いは簡単な記述しかなく、伝承などを基に千数百年に渡り人々が想像の翼を広げ続け、その一つの到達点として明代の「三国志演義」の権謀術数渦巻く大決戦が存在します。つまり、三国志とは勝手にイメージを膨らませてみんなが集い楽しむ広場のようなものだと思います。思いっきり楽しめる場所を提供してくれただけで本作には感謝したいです。私はただ小学生の頃から好きなだけで、ゲームはしてないし全然マニアじゃないですけど(値の張る正史の邦訳を買うくらいのことはしてますけど)、やっぱ三国志っていいですね。なんでこんなにいつまでたっても面白いんだろ?。三国志の超豪華な映像化というだけで本作好きです。きっとこれを自己満足と言うのでしょうけど・・・。ところで、中村獅童が元海賊(倭寇を連想?)で特攻する役割なのは、やっぱり日本人俳優だからでしょうか?・・・。



しったか偽善者さん [映画館(邦画)] 8点(2009-04-11 21:55:04)

別のページへ
12345


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 85人
平均点数 5.96点
000.00% line
111.18% line
233.53% line
355.88% line
4910.59% line
51112.94% line
62124.71% line
71922.35% line
81112.94% line
933.53% line
1022.35% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.50点 Review6人
2 ストーリー評価 5.30点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.14点 Review7人
4 音楽評価 7.42点 Review7人
5 感泣評価 4.16点 Review6人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS