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悲夢(ヒム)

Dream
(비몽/Bi-mong)
2008年【韓】 上映時間:93分
ドラマファンタジーロマンス
[ヒム]
新規登録(2009-04-18)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2017-09-06)【+】さん
公開開始日(2009-02-07)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督キム・ギドク〔1960年生〕
キャストオダギリジョー(男優)ジン
イ・ナヨン(女優)ラン
パク・チア(女優)ジンの過去の恋人
キム・テヒョン〔男優・1981年生〕(男優)ランの過去の恋人
脚本キム・ギドク〔1960年生〕
音楽ジ・バーク
撮影キム・ギテ
製作キム・ギドク〔1960年生〕
編集キム・ギドク〔1960年生〕
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 オダジョー主演。韓国語と日本語が翻訳全く入らずとも全く説明も何もなしでお話は進みますさすがギドク(≧∇≦)

夢に関わるお話。片や彼女に振られた男。夢を見る。
片や憎む男のいる女。男の夢で男がしたことの通りに夢遊病のように実際に行ってしまう。

2人は正反対。オダジョーの彫刻に「白と黒」の文字が描かれるのですが、まさに2人は白と黒。そして、2人が頼る夢遊病に関わる先生が言う。白と黒は表裏一体。まさに一体。2人がこのまま愛し合えばいいのにと…。

男の元彼女と女の憎む男は現在付き合っている。

ああ、もうこれ以上かけない。かけるとすれば2人は寝てはいけない地獄におちいるということだけ。

ギドクワールド全開マックスだが、いつものギドクよりもより大衆に寄り添ったか?しかしキーとなるアイテムや伏線は張りまくられている。1度の鑑賞では全てに気づくのは無理だろう。ハンコ、家の中、蝶、電子ロック、ドアノブ、エレベーター、ラストシーンの手。

複雑かつわかりやすくかつ、ラストが凡庸なのが残念。 JFさん [DVD(字幕)] 6点(2015-09-13 23:12:30)

4.《ネタバレ》 ジンが夢の中でとる行動を、赤の他人であるランが期せずして夢遊状態で行ってしまうという怪異な所縁で結ばれた二人の物語。
ジンは昔の彼女Aに未練があるのでAの夢を見る、ランは昔の彼氏Bを毛嫌いしているが、夢遊状態でBと逢引する。AとBは付き合っているが心は通わないという関係。精神科医の診断は、二人は一人で、二人が愛し合えば解決する、白と黒は同色であるというもの。二人を知恵を出しあって、ランが夢遊状態にならないようにするが、遂にランがBを殺してしまう。罪の意識に苛まれたジンはもう眠らないと決意するが、睡眠欲には勝てずに飛び降り自殺する。同じ頃、ランが病院で首吊り自殺する。ランは蝶に姿を変え、ジンの死体の傍らに飛んでいき、二人は眠るように横たわる。
幻想物語なので多義的解釈を許すが、全てが夢の中の出来事であるという解釈も可能だ。夢の入れ子状態。
そもそも、他人の夢の通りに行動してしまうというのは超自然現象であり、現実には起こらない。精神科医の診察室も病院らしくない。人物同士が、日本語と朝鮮語と違う言語でも違和感なく通じるのは、夢だからであり、同時に夢と現実は同じという示唆である。ジンがいつも黒服、ランがいつも白服なのは、二人は表裏一体という意味だが、夢の中だからと考えた方が自然だ。ランが蝶に姿を変えるのは、現実と夢の区別がつかない「胡蝶の夢」の故事にちなむ。二人は戸惑いながらも、少しずつ愛を育んでいくが、「どんな夢でも、もう恨まない」というランの言葉で愛が成就した。究極の愛は自己犠牲である。だからジンは自殺し、ランも後を追った。二人は、ロミオとジュリエット。Bがランの自殺を幇助したのは、二人の気持ちを理解し、二人の幸せを願ったからだ。悲劇で終る夢だから題名が「悲夢」なのである。ジンが篆刻師で、ランが服飾意匠師なのは、印鑑を紙に押すと文字が逆転し、服を変えれば別人に見えるという暗喩。独創的な着想には感心するが、見せ方がぎこちない。より幻想的な演出が好ましい。ジンが饒舌すぎて映画の雰囲気を壊し、究極の愛を演じるには演技力不足である。何より二人が愛し合っているように見えないのが短所だ。徐々に惹かれあっていく、繊細な二人の心の機微が窺えないことには感情移入できない。 よしのぶさん [DVD(字幕)] 6点(2014-11-01 16:10:20)

3.『ブレス』といい本作といい海外のスターを起用すると変に気合い入っちゃうのかね、スタイルばかりこだわった内容の薄い映画に成り果てちゃうのは何故なのか。キムギドクがファンタジーに走ると途端に面白くなくなるので、いつもの暴力全開の映画の方が数倍面白い。序盤はサスペンス調の展開で引き込まれたんだけど、途中からは眠気を堪えるのに必死で、オダギリジョー同様足をハンマーで叩きながら、頭にナイフを突き刺しながら、血をダラダラ流しながら観てました。

・・・すいません冗談です。 ヴレアさん [DVD(字幕)] 3点(2014-08-27 01:57:57)

2.《ネタバレ》 相反するものを一体とするものは?非夢と悲夢、その心は?やっぱ愛か。それによって胡蝶の夢に境界線がなくなるならあのラストも納得。が、意味わからないこともいっぱい。川原のシーンとかわからなすぎて最高。 長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-22 08:56:10)

1.独特の幻想的な雰囲気は悪くなかったのですが、今回はファンタジー色が強過ぎて私好みではありませんでした。韓国語の映画の中でオダギリジョーだけが日本語のセリフを話すのはやっぱり変だし、不自然な丁寧語の日本語が最後まで気になってしまい映画に集中できませんでした。第三カ国の人が全てを字幕で見れば気にならないのかもしれませんが。 Carrot Ropeさん [映画館(字幕)] 5点(2009-04-28 03:21:15)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.20点
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