みんなのシネマレビュー

夜よ、さようなら

La Derobade
1979年【仏】 上映時間:113分
実話もの小説の映画化
[ヨルヨサヨウナラ]
新規登録(2009-09-25)【レイン】さん

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監督ダニエル・デュヴァル
キャストダニエル・デュヴァル(男優)ジェラール
ミュウ=ミュウ(女優)マリー
マリア・シュナイダー(女優)マルー
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 5年間娼婦としてパリの歓楽街に立ったジャンヌ・コルドリエの実録小説の映像化。ヒモの男に心うばわれ彼のために苦界に身を投じるマリーはミュウ・ミュウ。仲間マルーのマリア・シュナイダーは「ラスト・タンゴ・イン・パリ」からの復帰作で台詞は少ないものの存在感を見せ、監督のダニエル・デュバルが狡猾なヒモのジェラールを演じる。原作ほど赤裸々でなく乾いたドキュメンタリー・タッチで描く。さまざまな客をとるうちに最初は泣いていたマリーもいっぱしのコケットとして流し目を使うようになるが、一方で心は磨り減ってゆく。マルーと逃げ出してもヒモの策略で戻され、終わりないように思われる奈落からついに脱け出す彼女。命さえ危ぶまれる代償を払っても‘Non’と言いつづける女を痛めつけたあげく泣き崩れ取りすがるジェラールも哀れだ。「俺のだいじな小娘が…」たとえ堕ちても、そこで朽ちてしまわず出口を模索する人間には常にひかれる。 レインさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-08 00:02:10)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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