みんなのシネマレビュー

果てしなき蒼空

The Big Sky
1952年【米】 上映時間:122分
ドラマウエスタンモノクロ映画
[ハテシナキソウクウ]
新規登録(2011-02-03)【S&S】さん

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監督ハワード・ホークス
キャストカーク・ダグラス(男優)
デューイ・マーティン(男優)
アーサー・ハニカット(男優)
脚本ダドリー・ニコルズ
音楽ディミトリ・ティオムキン
撮影ラッセル・ハーラン
製作ハワード・ホークス
美術ダレル・シルヴェラ(セット装飾)
衣装ドロシー・ジーキンズ
編集クリスチャン・ナイビー
録音ウォルター・エリオット(音響効果)
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【クチコミ・感想】

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3.1832年アメリカ。ミズーリ川3000㎞上流に居住するインディアンとの毛皮交易に向かう男達の道中記。行く手を阻む障害も含めて全てが牧歌的。インディアンが人間扱いされている描写にも好印象。穏やかなカーク・ダグラスも一興だけど、やはり物足りない。総じて物足りなさを感じる作品。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2020-03-17 16:45:58)

2.《ネタバレ》 雄大な大地の中をひたすら進む、のどかな開拓劇。
「赤い河」のような激しさやアクションはあまり無いが、その代わりに優しさに満ちている。

過去を振り返るようなナレーション、森林の中から馬車に乗って現れる旅人、小鳥のさえずりに誘われるように森の中へ入り、出会う。ナイフを投げるのは蛇を仕留め警戒している筈の男の命を救うために。
出会ったばかりの者に見舞う鉄拳は闘争の始まりを意味しない。ホークス映画における拳や平手打ちによる頬への“一撃”は親交を深める前の挨拶に過ぎないのだ(「暗黒街の顔役(スカーフェイス)」は除く)。

インディアン、黒人が歌い踊り、白人が入り乱れる街の光景、インディアン嫌いと言いつつ混血の伯父を侮辱する奴は許さない精神、あっけなく終わる酒場での騒動、指、留置所での思わぬ出会い、鉄拳の秘密、霧が立ち込める夜の内に出航していく旅の始まり。

フランス語、英語、ブラックフット族と様々な言語が飛び交い、ひたすら川を突き進んでは休息を繰り返すのどかさ。狩りで得た獲物の肉を木に乗せ、それをカタパルト(投石機)の要領で木の反動を利用して下の川に浮かぶ船の近くに射出して“渡す”場面も面白い。
不意に現れるブラックフット族の娘は亀裂を生じさせるためでなく取っ組み合いを経て友情を結ぶために。
交易を成功させるためのルールと沈黙・顔を覆う布。争いを生むのは男にとっても女にとっても形見のような頭皮、護身用のために渡したナイフだ。
あれだけ争った二人が何事もなかったかのように傷の手当てをしそれを受け入れるのだから不思議だ。ジムも「自業自得だ」と言いながら傷を理由に鞭打ちの刑を止めさせる優しさを見せる。

急流で野郎どもが綱を引き船を進ませようとする瞬間の緊張、仲間が流されりゃ飛び込んで無我夢中で追いかける。以降ジムは貧乏くじばかり引くハメに。
麻酔が無いので酒で泥酔させて痛みを麻痺させるしかない苦肉の策、みんなで四つん這いになって指を探す場面なんかちょっと狂気地味たものを感じた。

毛皮会社の仕向けた追手との戦闘、仲間が殺され船を燃やされても人質の救出最優先で殺し合いを避ける。本部に乗り込んで弁償(猟銃突き付けて)させる場面は愉快だ。仲間を助けるために船上から狙撃して壁を抉る一撃!

宴会を沈黙させる矢の一撃、クロウ族の追跡と避けられぬ殺し合い、帰らぬ仲間を探し出すために一人で敵地に乗り込み目撃する事実。託すナイフ、敵地で火を焚こうとする気遣い、何も言わず抱擁し温める思いやり。手渡される証拠(弾丸くらいは映像で見せて欲しかった)、因果を断つために松明を投げつけ、一瞬でケリを付ける銃撃戦。

女が馬に乗り込み去るのは仲間たちを迎え入れるために。入り口を閉めナイフを投げ捨てるのは情事のため、燃えたぎる火の中に投げ捨てる過去との決別・友人との別れ。

カーク・ダグラスの狂った野獣のような役も見たかったが(彼が売り込みをかけていた「捜索者」もしかり)、何処までも優しいダグラスの姿も俺には心地よかった。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2016-11-11 20:28:52)

1.《ネタバレ》 ハワード・ホークスの撮った西部(というか北西部)開拓物語。この映画を観ての感想は、「いやー、アメリカって広い国だわ」というところでしょうか。インディアンと毛皮取引をするためにミズーリ川を3,000キロも船で遡ってゆくのがお話しですので、西部劇でお馴染みの乾燥した土地ではなく、うっそうとした森と川の風景が堪能できます。登場人物が大きく分けて英語を喋るアメリカ人、フランス語を日常使っているフランス系アメリカ人(ケイジャンと呼ばれる)、そしてインディアンとなりますのでこの三者の言語ギャップがなかなか面白い。アーサー・ハニカットがフランス語で喋る船長に、「英語を使え!」と怒鳴るシーンが10回近くあった様な気がします。 なんせ大河を上流に向かって進むのですからそりゃ大変で、船員がロープで船を引っ張って進む有様です。ホークスは雄大な自然を背景にしてまだ素朴だったアメリカ人たちとインディアンとの交流をゆったりした詩情で映像化していて、そこはかとないユーモラスな雰囲気があってなかなか良いですよ。カーク・ダグラスもいつもと違ってギラギラしてなく、ちょっとのんびりした田舎者のキャラを好演しています。ダグラスが指を怪我して切断されるシーンは傑作です。 S&Sさん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-08 23:46:05)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1952年 25回
助演男優賞アーサー・ハニカット候補(ノミネート) 
撮影賞ラッセル・ハーラン候補(ノミネート)白黒

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