みんなのシネマレビュー

パルチザン前史

1969年【日】 上映時間:120分
ドキュメンタリーモノクロ映画
[パルチザンゼンシ]
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監督土本典昭
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》  全共闘運動の激しいエネルギーに圧倒されましたね。京大・阪市大の時計台攻防戦、京都市街戦の迫力はまるで内戦のようで凄まじいものがありました。ただ、これだけのパワーが一般市民にまで浸透しなかったのは、結局滝田修が言うところの「祭り」にまで運動を持っていくことができなかったからなのでしょうかね?

 しかし、この滝田修という男のキャラクターが非常に魅力的でしたね。関西弁でどことなくユーモア漂う語り口や、家庭を持ち生活のためにアルバイトもするなど地に足をつけた生活の中で闘争活動を行っていくスタイルは、さぞかし多くの人に影響を与えたのだろうなと思わせます。特に大学解体を叫びながら生活のため予備校で教鞭をとらなければならない矛盾を生活費の実態を曝け出しながら弁解するシーンなどは非常に人間臭さがでていましたね。


TMさん [映画館(邦画)] 8点(2011-06-05 02:06:54)

1.これが公開されたときは、上映が終わった公会堂の出口で公安が観客の顔を一人一人写してた、って話を聞いてたので、私が観たのはもう全共闘運動などとっくに終わった時期だったにもかかわらず、いささか緊張した。場所も「不動産会館」という聞いたこともない建物の地下の狭い一室で、なにか非合法の集会に参加しているようなトキメキを覚えた(「ぴあ」の自主上映の欄に堂々と載ってたのを見て来たんだけど)。そういう環境で火炎瓶の作り方なんか見てると、ちょっと「それらしい」気分になってくる。ナレーションはなく、必要最小限の字幕ですます。質問しそれに答えるという形式のインタビューがなく、自由に仲間うちの会話と同じ調子でしゃべらせる。あらたまらせない。演説はよく聞き取れないし、仲間うちの会話も聞き取れないことが多く、言葉はこの映画ではいっさい無視していいだろう。言葉の内容よりも、その語り口を映画は記録していく。ヘリコプターの音や、夜に聞こえてくるパイプの中を流れる水の音、機動隊の楯のカチャカチャいう音などと同列の、声も音としての記録素材。言葉の勢いに逆に振り回されているようなその空回りぶり、あるいはしゃべっては中断しを繰り返すその逡巡ぶり。路上での解放区設営が一つのヤマ場で、野次馬的興奮に駆られるが、中立に撮ろうとしている報道陣をも撮ってしまう視線がいい。ドラム缶相手の武闘訓練のときの、照れ笑いしている顔も撮っている。当時は極左映画というレッテルで観られた作品だが、おそらく現在でも記録としての価値はかなり高いだろうし、映像の緊張は素晴らしい。描かれる対象である京大全共闘の滝田修は、やたら「明確な」という言葉を繰り返し、軽薄なものをこれ観たときも感じたものだが、小熊英二の「1968」によると、当時「ガスを爆発させたら普通の人も死にます、しゃーないやないかそんなもん」などと無責任に威勢のいい発言をしていたが、のちに出版した「滝田修解体」では「過激な言辞でエエカッコしたかった」と簡単に自己批判している情けない男なのであった。フィルムはその軽薄さまでキッチリ記録していたわけだ。(と、あの時代の主役の一人永田洋子死亡のニュースの直後に本レビューを記すのも感慨無量である。) なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2011-02-08 09:21:10)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.00点
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