みんなのシネマレビュー

引き裂かれた女

THE GIRL CUT IN TWO
(LA FILLE COUPEE EN DEUX)
2007年【仏】 上映時間:115分
ドラマサスペンス
[ヒキサカレタオンナ]
新規登録(2011-08-22)【R&A】さん
公開開始日(2011-04-09)


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監督クロード・シャブロル
キャストリュディヴィーヌ・サニエ(女優)ガブリエル・ドネージュ
ブノワ・マジメル(男優)ポール・ゴダンス
フランソワ・ベルレアン(男優)シャルル・サン・ドニ
マチルダ・メイ(女優)カプシーヌ・ジャメ
カロリーヌ・シオル(女優)ジュヌヴィエーヴ・ゴダンス
音楽マチュー・シャブロル
撮影エドゥアルド・セラ
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 よくもこんな三文小説並の“痴情のもつれ”バナシをオサレに仕上げたもんだと、シャブロル爺の手さばきに唸る。

私はこの監督さんの作品に漂う「不穏なムード」が好きだ。狂気や不安が静かに満ちてきて、なんとなく息苦しさを感じさせる空気感。色彩もカメラワークも穏やかで明るく静かな雰囲気なのに、何故か気持ちが晴れないアンビバレント。どうもこれは自分の「人生観」にぴったりと合っているようで、憂鬱を飼い慣らして生きてきたヒネたおばちゃんには、実にしっくりとくる(苦笑)。

作家シャルル・サン・ドニ(フランソワ・ベルレアン)は、結婚と恋愛を矛盾なく両立できる強靭な精神を持つ男。こういう人って結局、孤高に生きているのだと思う。妻や愛人といった他者に精神的に依存することは皆無なんだろな。だから一緒に暮らすことも逢うことも逢わないことも、彼なりの哲学で意志的・必然的に行うのであって、感情には左右されない。非常に強固な自我の持ち主だ。

一方の金持ちの御曹司ポール(ブノワ・マジメル)は真逆の感情直流男で完全なるお子ちゃま。母親の愛情に飢え、常に欠乏感を抱えている。きっと自分を満たしてくれる他者がいて初めて安定できるのでしょう。ガブリエルに対する好意もひたすら「結婚したい」(=所有したい)ってだけで、シャルルに捨てられたガブリエルをようやく手に入れても、今度は「調教済み」の彼女が許せない。昔の男の影がチラつく妻に苛立つ。どこまでも他者の存在に自分の感情をかき乱される、脆弱な自我の持ち主なのだ。

そんな2人の男性の間で「引き裂かれる」女、ガブリエル(リュデヴィーヌ・サニエ)。彼女はホントにフツーの女の子。性悪ではないけど清純でもない。馬鹿ではないけど利口でもない。こんな奴らに出会ってしまって気の毒だったねとしか言いようがない(苦笑)。しかも、クジャクのコスプレとか、おやじギャグかと思うラストのオチとか、シャブロル爺さんったら何やらせてんだか。

まぁ、なにしろ人間模様が面白くて最初から最後まで目が離せなかった。3人の役者はアッパレ!中でもブノワ・マジメルのバカ殿ぶりは必見! ポッシュさん [DVD(字幕)] 7点(2017-07-27 12:25:04)

1.リュディヴィーヌ・サニエが好き。どの映画でもかわいい。そしてエロい。初老のオヤジがこの小悪魔ちゃんに翻弄されるのかと思ったら初老のオヤジの前で小娘と化すサニエ嬢。中年男の夢。なんて素晴らしい。といってもエロい画はスクリーンに映されない。私の脳が勝手に補完して私を悶絶させるのだ。なんていやらしい。シャブロルの映画であることも忘れ、夢の世界にどっぷりとはまる。でもこれもシャブロルの罠だった。いつものシャブロル映画のあっけない終幕が待ち構えているのだ。またしてもやられた。またやられたい。その後のエピローグにはそんじょそこらの監督には真似の出来ない軽やかさがある。常連ブノワ・マジメルがボンボンを好演。 R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-01 15:43:09)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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