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恐怖の時間

1964年【日】 上映時間:88分
ドラマサスペンスモノクロ映画小説の映画化
[キョウフノジカン]
新規登録(2012-09-28)【S&S】さん
タイトル情報更新(2021-11-14)【イニシャルK】さん


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監督岩内克己
キャスト山崎努(男優)次郎
田村奈己(女優)圭子
加山雄三(男優)和夫
星由里子(女優)節子
佐田豊(男優)佐野係長
志村喬(男優)山本巡査部長
富田仲次郎(男優)坂本巡査部長
土屋嘉男(男優)稲垣
黒部進(男優)若林
山本廉(男優)秋山
山田彰(男優)石崎
小林哲子(女優)あかね
佐々木孝丸(男優)黒木
小山田宗徳(男優)吉岡記者
原作エド・マクベイン「殺意の楔」
脚本山田信夫
音楽別宮貞雄
撮影飯村正
製作森田信
配給東宝
美術育野重一
編集藤井良平
録音下永尚(整音)
照明森弘充
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 渋谷の宮益署は夕方6時を過ぎてのんびりとした雰囲気に包まれていた。刑事課の部屋に若い男(山崎勉)が入ってきて「刑事の山本さんいらっしゃいますか」と尋ねた。帰宅しようとしていた初老の刑事(志村喬)が「わしが山本だが」と答えると、男は突然拳銃を突きつけて在室していた他の三人の刑事も武装解除して部屋に立てこもった。実は男は人違いをしていて、恋人を射殺した山本和夫刑事(加山雄三)をねらっていたのだが彼はまだ署に戻っていなかったのだった。 エド・マクベインの『殺意の楔』が原作だそうで、古典的な密室限定サスペンスです。密室と言っても、刑事部屋に三回も人が入ってくるのでどんどん人質が増えてくるのに、肝心の加山雄三がなかなか帰って来ないと言うのがサスペンスになっているのです。山崎勉はニトログリセリンを持っているので、人数が多い刑事たちも手が出せない。加山雄三は奥さんと食事をしたり、射殺した女の家に弔問に行ったりしているのを並行してカメラは映してゆきます。 ここまで観ていちばんイラつかされるのは、加山がまるで若大将みたい陰がない坊ちゃんで、正当防衛とはいえ女性を殺してしまったという苦悩がまるで伝わってこないところです。対照的に山崎勉は死んだ恋人のことを嘆くばかりで、熱演だとは思うけどキャラとしては深みに乏しい。貧乏だが真面目な恋人同士だったことは回想映像で語られるけど、なんで女が麻薬取引の現場にいたのかが説明されないのが作劇としてはとても不可解でした。刑事部屋に閉じ込められた人々と山崎努との駆け引きは見せ場として重要なのですが、どうも監督のサスペンス演出にキレがないのであまり盛り上がりませんでした。それでも、志村喬や土屋嘉男など刑事たちの海千山千ぶりは、観ていてなかなか面白かったです。 ラスト、事件が解決してからやっと加山雄三が警察署に到着して、「救急車が来てましたけど、何かあったんですか?」とボケをかますんです、これには笑いました。奥さん(星由里子)まで犯人に騙されて殺されかけたってゆうのにね、まったく… S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-10-08 14:33:32)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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