みんなのシネマレビュー

鑑定士と顔のない依頼人

The Best Offer
(La migliore offerta)
2013年【伊】 上映時間:131分
ミステリー
[カンテイシトカオノナイイライニン]
新規登録(2013-12-05)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2014-10-25)【DAIMETAL】さん
公開開始日(2013-12-13)


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監督ジュゼッペ・トルナトーレ
キャストジェフリー・ラッシュ(男優)ヴァージル・オールドマン
ジム・スタージェス(男優)ロバート
シルヴィア・フークス(女優)クレア・イベットソン
ドナルド・サザーランド(男優)ビリー・ホイッスラー
フィリップ・ジャクソン〔男優〕(男優)フレッド
小川真司〔声優・男優〕ヴァージル・オールドマン(日本語吹き替え版)
花輪英司ロバート(日本語吹き替え版)
山根舞クレア・イベットソン(日本語吹き替え版)
稲垣隆史ビリー・ホイッスラー(日本語吹き替え版)
脚本ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽エンニオ・モリコーネ
配給ギャガ
衣装マウリツィオ・ミレノッティ
あらすじ
ある日、鑑定士のヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、クレア・イベットソン(シルヴィア・フークス)という女性に資産家の両親が遺したという家具や美術品の査定依頼を受ける。屋敷を訪ねるも依頼人は決して姿を現さず、彼は不信感を抱くが、歴史的価値を持つ機械人形(オートマタ)の部品を見つける。彼はその調査と共に、依頼人の身辺を探っていく。

DAIMETAL】さん(2014-08-31)
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【クチコミ・感想】

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38.《ネタバレ》 マッチスティック・メンのパクリと言わせていただきます。
偶然にもつい最近、鑑賞したばかりなので記憶から、もしかしたらと観てていたら
案の定同じオチでした。全体的に元の方がすべて上手なのが残念です。
この監督は、もう観ません。

鑑定士なんだから、鑑定品物等から、胡散臭いの気付かないのかなー?

個人的に絵画が好きなので、アートねたという点が嬉しかったです。 glxynt2さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-08-26 23:02:32)(良:1票)

37.いいひっくりかえし。 Yuさん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-10 22:13:53)

36.《ネタバレ》 設定こそ違うけれど、全体的にほぼ「マッチスティックメン」ですね。
「マッチスティックメン」を観ていなければもっと楽しめたのかも。 虎王さん [DVD(字幕)] 6点(2015-07-21 02:02:24)

35.《ネタバレ》 きっと信じてもらえないわ、オールドマンさん。実は私、人と会うのが怖いの。15歳のころからこの館の外へと出たことはないわ。それだけじゃない。館に誰か人が居る時は、私はこの隠し部屋に閉じこもるの。しっかりと鍵を掛けて…。両親が居る時だってそうだった。だから私、両親ともずっと会わずに過ごしてきた。そう、壁のこちら側にある秘密の部屋で、私は12年もの間ずっと独りで生きてきたの――。優秀な美術鑑定士であるヴァージル・オールドマンは、極度の潔癖症と偏屈な性格のせいで何十年もの間、ずっと独りで過ごしてきた孤独な男。ある日、そんな彼は両親の遺産を処分したいので鑑定してほしいという若い女性の依頼を受けるのだった。古びた館へと足を踏み入れたオールドマンは、クレアと名乗るその依頼人に会おうとするものの、彼女は一向に姿を現さない。彼女のそんな無礼な態度に次第に苛立ちを募らせるオールドマンだったが、館の壁の向こうから突然クレアが声を掛けてくるのだった。絶対に人前に姿を見せないという謎めいた彼女に、これまで一切女性と交際したことのないオールドマンの心は少しずつ掻き乱されてゆく…。孤独な初老男性と壁の向こうに隠れ住むうら若きミステリアスな女性との恋を妖艶に描き出すダーク・ラブ・ストーリー。正直に告白すると、実は何年も前に、この監督の代表作にして名作の誉れ高い『ニュー・シネマ・パラダイス』を観たのですが、僕の感性とはまったく合わないのか、何処が良くて何に感動していいのやらさっぱり分かりませんでした。「これの何処が傑作なの?」という疑問だけが心に残ったまま、以来この監督の作品はずっと避けてきたのですが、本作の世間での評判がすこぶる良かったので、「もしかしたら…」と今回鑑賞してみました。結果は…、やっっっぱり僕の感性とは全く合わなかったです(笑)。どうしてこんなにも魅力的な設定を扱ってるのに、ここまで凡庸なつくりにしてしまったのでしょう。これをもし、P・アルモドバル監督やR・ポランスキー監督が手がけたならきっと淫靡で怪しげな魅力に満ちた良作になっただろうに。だって“顔のない依頼人”とか言いながら(まあ配給会社が勝手に付けた邦題ですけど)、中盤でその肝心のクレアちゃんが早々に顔を見せちゃうばかりか、陰毛まで晒しちゃってますやん。これじゃ物語の核となるべき、彼女の妖艶さや神秘性なんて欠片もありゃしませんですって。それからは、それ程綺麗じゃないそんな彼女と偏屈じいさんとのどうでもいい恋愛論が延々と繰り広げられて、正直僕は退屈で退屈で仕方なかったです。最後のオチも容易に読めてしまう凡庸なもので、別段心に突き刺さるわけでもなく…。まあ、僕のような人間は世間では少数派なのかもしれませんが、この監督の作品はやっぱり自分とは合わないと十数年ぶりに再確認した次第であります、はい。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2015-07-14 16:17:53)(良:1票)

34.《ネタバレ》 男の人って、自分の年や容姿を顧みないところがありますよね。男性は女性に騙され、年老いた女性は息子(オレオレ詐欺)に騙される。悲しい性です。画面が最初から最後まできれいでした。 たぬき野郎さん [DVD(吹替)] 8点(2015-06-19 20:09:28)

33.《ネタバレ》 ヴァージルはビリーの画家としての才能を否定しつつも、オークションに出品された名画をビリーに安価で落札させた上で買い取り、自らのコレクションを増やしていく。このシステムで沢山集めた女性の肖像画コレクション。それらは、そのビリーを主犯格としたヴァージルと関わる数名のキャラによってあっさりと奪われる。

しかし犯人ビリーは名画が欲しかったわけではない。名画を売り払い大金がほしかったわけでもない。単に”自分の画家としての才能をヴァージルに認めさせたかった”だけなのだ。ここ大事。

そして彼の期待どおり、実際ヴァージルは彼を認める事となる。それはかつて「才能ないよ」といったそのビリーが描いたただのサギ用アイテム”クレアの母親の肖像”(クレアにそっくり)を、ヴァージルが家を売り払っても手放さず、ずっと大事にするほど愛でる事になったことで証明される。

「ビリー天才!」と口にしたわけではない。でも彼の絵が手放せなかった事は、クレアへの思いが前提にあるとしても、彼女を描いた絵が彼の心に訴えかけ、魅了するものである以上、結果的にそうした絵を描いたビリーの才能を認めてる事になるのだから。

見終わった直後は「ヴァージルは皆に裏切られ名画も持ってかれ何も残ってないわ。救いのない悲惨なエンド」と思った。

だが、いや、待てよ。この映画の英タイトルは「the best offer」(最良の出品物)。

とすれば?そう、女の肖像画に囲まれて精神的自慰に浸って、生身の女に恋を抱くことすらなかった、ましてやその肌に手袋を外して触れることもなかった”二次元萌え”のオッサンが一生に一度の恋を味わえたのだ。

それがたとえウソだとしても、あの時の高揚館・・・花束やドレスやメイク品や指輪を、愛する人を想いながら選ぶ時のときめき・・彼女の自分への思いが愛なのかどうなのかヤキモキする感覚・・他に好きな人いるんじゃないのって嫉妬心に燃える感覚、そしてメイクラブした時のあの頭のてっぺんからツマサキまでジワ~ンとする感覚、やっぱり彼女はボクが好きだった!と実感しプロポーズ作戦大成功した時の感激・・・そうした数々の【恋でしか得られないモノ】は、金で何でも手に入れてきた彼が唯一手に入れられなかったもの。これをを得たことは、たとえウソだとしても、そんなバラ色の体験を与えてくれたクレアは、彼にとって

<the best offer>(最良の出品物)

だったのだという結論に到達できよう。

ヴァージルはクレアというニセモノの恋心を持った出品物を見てbid(入札)し、最終的に手に入れた。
ヤフオクでニセモノのヴィトンバッグを買っちゃった人のように、彼女の恋心がニセモノだと後で分かったが、手にしていた間は最高の思いができたのだ。(何百枚の名画の女は、彼に感動は与えることはできても、恋する者だけが得られるこれだけの感情を与えてはくれないのだ!) 

年月が経つほどにヴァージルにとっては、彼女が彼を本当に好きかどうだったかなんて、もはや関係なくなっていったのかもしれない。相手が自分を好きだったかではなく、どれだけ自分が相手のことを愛したか。そこが、一生に一度の恋の重要ポイントであることもある。最高の恋愛ってのは、なにも両思いでなくてもいい。片思いでも振られた恋でもいい。いかに深く愛せたかが重要なのだ。

彼は絵を全部持ってかれた後も金はまだあった。引っ越し先の立地(観光名所広場のそば)や内装をオーダーでする余裕などを見れば分かる。まだ”2次元萌え”オッサンであれば改めてまた名画の女性を集め直していただろう。

しかし彼は、ビリーによるサギ絵(ヴァージルにとっては事実上クレアの肖像画)1枚だけで良かった。100年価値を認められ続ける名画の女どもより、二度と会えない思い出の女性のほうが彼にとって100年の恋だったのである。いってみれば

”2次元萌え専門だったキモヲタおやじが3次元の美女との恋に目覚めちゃってリア充  ~もうあの頃には戻れないボク~”

といったコピーでもつけたくなるような映画である。絵画、オークション・・・といった崇高な世界が舞台になってるから気品あふれる雰囲気の中で進んでいく話だが、要はそういうことだ。(いい意味で)  

『適当な恋の3つや4つはしても、心に深く残り続ける一生に一度の恋をしたことのないまま死ぬ人間もたくさんいる中で、金で買えない、プレシャスな恋。それを手に入れたヴァージルは、実は幸せものなんだよ(さぁ、あなたも一生に一度の恋をしましょうか?)』っていうのが、この「the best offer」という映画のメッセージなんじゃないかな。 フィンセントさん [DVD(字幕)] 10点(2015-06-14 15:19:19)(良:2票)

32.《ネタバレ》 何気に、見ちゃいました、ヒロインの女性は、可愛い人でしたね、、、、、。映画に写っているもの全てが素敵でした。最後に最後に、詐欺の話なんだけど、高齢者の男性を何人も騙して、あの世に送る悪女は、古今東西、沢山いるのだなあ、と、日本でも、刺して、美人でも無い、おばさんが、次々高齢者を騙して、保険金を受け取る、だいぶ前はカレー事件があったり、歴史上、そお言う事件は、無いわけじゃ無い、ということだけは、この映画を見ていて思いましたね、幸いなことに、自分も絵画を沢山、油彩画を沢山所持しているが、美術的に価値のあるものでは無い、自分の部屋には、オードリーヘップバーンの油彩画が3枚飾ってあるので、主人公の爺さんの寂しさ、彼女に騙されたことと、集めた美人画が盗まれたこと、どっちがショックなのだろう、それが気になりましたね。もし、家に飾ってある、オードリーが高価な絵だとしたら、高価じゃ無いというのがわかっていても、絵には、描いた人の心が宿っているわけで、書かれた女性も、描いた人の心さえも、そして持ち主のその絵に対する心さえも盗んだ、そう思うと、彼女の美貌、体、年齢、どっちが価値があるのかわから無いですね。彼女のことは10年程度でおそらく忘れられるだろう、でも、集めた絵画は、その何十倍も生きている事を考えると、私は絵を盗まれたショックの方が大きいような気がしました。途中のカットで、円形の運動器具で、360度、自由に回転する運動器具、あれが、謎でしたね、健康のためにしていたのか、老人ホームにあったのか、あれをやっていたのが主人公なのか、よくわかりませんでした、でも、あれは目が回り、酔うんじゃないかな、とか、最後に残ったオートマタ、あれも言い値で売れるんだろうな、なんて思いました、まあ、人生最後の直前に、人生の最高点に達したのだから、詐欺の女だとしても、あれほど美人を抱けたのだから、その件に関して不満はないだろうと思いました、この映画を見て、誰が一番損をしたのか、得をしたのか、考えてみる必要はあったと思います、最高に楽しめました。ニューシネマパラダイス、戦場のピアニスト、この映画、どれも素晴らしい仕上がりです、面白かったです。 yasutoさん [ビデオ(字幕)] 10点(2015-05-22 02:36:33)


31.《ネタバレ》 「人間性善説」を固く信じる私の様な人間に辛口のキツい一発をお見舞いする、捻りの効いた怪作。
さすがはトルナトーレ、簡単な作品は創らない。
主人公の人となり… 極度の潔癖性に加え、かなり悪どい狡猾な奴…である事を、
台詞では無く演技で観せる冒頭の描写でつかみはOK、
後は主人公と同様に、「この後、どうなっちゃうの?」
と思わせる進め方もなかなか。
肝心の詐欺自体が余りにも出来過ぎな感は否めないが、
本作はある意味一つの御伽噺なのだから、目くじら立てずに悲惨すぎる主人公の描写を楽しむべき。
巷のチープな詐欺映画とは一味違う。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-13 17:22:34)

30.《ネタバレ》 超一流の美術鑑定士が主人公です。主人公はその立場を悪用して人を騙し不当に安く美術品を買いたたいたり、自分の趣味である美女の絵画を集めているのですが、あまりに手下をおざなりに扱った結果、しっぺ返しを食らってもっとも大切な物を失ってしまうと言う自業自得なお話。しかし、最後、思い出の場所を未練がましく尋ねている場面など、男としては身につまされるものがあり、とても切なく感じられました。 kirieさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-05-12 14:51:23)

29.《ネタバレ》 単純に言えば、ジジイになって若い女に夢中になると痛い目を見るということか。反省。総評としては、なかなか良かったです。 kaaazさん [DVD(字幕)] 8点(2015-05-08 23:46:33)

28.《ネタバレ》 これサスペンスかなあ、たぶんハリウッド製サスペンスに慣れてしまっているのかもしれない。
これがヨーロッパ映画のサスペンスなんですよね。

顔のない依頼人なんていうわりには登場早すぎで、気難しく偏屈なヴァージルになぜかまわりは親切で良き理解者ばっかりだし、押して引いて引いて押すというようによくある恋愛マニュアル本に書いてあるような展開で、ヴィラに行くたびに進展していくし。なんかおっかしいなーとは思ってたんですよ。
カフェの小さい人はどこでからんでくるのかそれが気になりました。

もうほんと悲惨なラストなんですが、ヴァージルが気の毒とか同情の気持ちは湧いてこなかったです。
だって彼の秘蔵コレクションの入手方法もどうよって感じだし、本物なのに贋作とか言ってるし。騙すってことをしてるわけで。だから警察に被害届を出したくてもためらいがありますよね。
あの時点でクレアだけは戻ってくるかもなんて一筋の希望はまだあったみたいだし。それも見越した用意周到な計画だったわけです。ヴィラの管理人までも。。。
とにかくビリーもロバートもヴァージルのことが大嫌いだったんですね、でも表に出さずそれなりにやり過ごすことのできる人っていうのがヴァージルには有り得ないことで二人には自分の情報筒抜けなのよ。ここんとこはなんか自分も気を付けなきゃなんて思ったのでした。
主人公ヴァージルの人物描写と演じたジェフリー・ラッシュの演技は秀逸で、セットも映像も美しくて素晴らしい。でも情け容赦のない内容でココが余計に格式高い作品になったのかもね。
ひっさびさにトルナトーレ監督の映画を堪能しました、面白かったです。

envyさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-04-02 18:39:15)

27.《ネタバレ》 いや~、面白かった……、と言っていいのかどうか……。とりあえず、鑑賞後、一緒に観た人と2時間くらい、ああだこうだと話せる映画です。個人的に、これだけ話し込んだのは「マルホランド・ドライブ」以来かな。
各所に伏線となるシーンがあり、全編に何か不穏で、不自然な臭いが漂っています。
これはどういうタイプの映画なのか、どう落とす映画なのか、観る側はずっと考えながら観ることになりますが、監督がトルナトーレであること、ドナルド・サザーランドがただの相棒役で出るわけがないという先入観も周波数合わせの邪魔をしてきます。
二次元の女性しか愛せなかったひねた老人がやっと生身の女性と結ばれる異色のラブ・ストーリー?と思いつつ観ていても、なんだかおかしい。終始モヤモヤしますが、映像はきれいだし、撮り方もいいので観ていてストレスがたまるほどではない。
終盤、絵が全部なくなっているのを目の当たりにしたときのジェフリー・ラッシュの一瞬の演技は秀逸。
現実を受け止められずプラハまで行ってしまう姿は、もう、かわいそうの一言。
そりゃ、60過ぎて初めて知った女性が娘ほど若い女で、それを一瞬で失った上、自分を騙した詐欺集団の一人ともなればおかしくもなりますね。詐欺集団の首謀者ドナルド・サザーランドは、自分を認めなかった恨みが根深かったのでしょうね。控えめな演技に最初は「こんなどうでもいい役をやるようになったか」と、まんまと騙されました(笑)。喫茶店で座っている小さい女性もいい味出してました。ラストシーンの喫茶店「ナイト&デイ」、海外旅行をしない私ですが、行ってみたくなりました。 レイブンのかなづちさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-03-31 17:48:02)

26.《ネタバレ》 ミステリー・オークション・オートマタ・カフェの小人・・・と脚本・演出が見事でぐいぐい引き込まれました。さすがに女をあの部屋に入れる時(目隠しがあざといw)にはオチに気づきましたが。2回目よりも断然切ない1回目だね。 すたーちゃいるどさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-03-16 21:41:53)

25.《ネタバレ》 ミステリーとしての構成が素晴らしくて、物語にどんどん引き込まれていく。
疑り深い僕はどうせ騙されてるんでしょ?って第三者の立場から眺めてたけど、クレアが余りにもミステリアス過ぎて、いつの間にか感情移入してしまいましたよ。
主人公は食事の際にも手袋を外さないほど極度の潔癖症なのに絵画の女たちに触れるときだけは手袋を外すという演出が上手くて、クレアに触れるときにも素手だったのが印象的だった。
これは究極の愛を描いたラブストーリーだったんだなぁって納得したところで、大どんでん返し。
まあ、でも、古ぼけた絵のコレクションより、生身の女の価値の方が圧倒的に高いと思うので、これはこれで最高の思い出になったんじゃないでしょうか。
失恋の思い出だとしても、無いよりはあった方がいいと思うから。
とは言うものの、終盤の描写がなんとも切なくて胸が締め付けられる。
クレアが現れるのを待つラストシーンに哀愁が漂います。 もとやさん [DVD(吹替)] 8点(2015-02-25 15:40:08)

24.《ネタバレ》 こんなにレビューを書きたい映画はひさしぶりです。
「映画の雰囲気を引きずる」作品が、自分にとって良い映画ということだと思っているので、最高に良い作品です!ショーシャンクの…ぐらいダークな気分を引きずりました。

主役のじいさんが可哀そうすぎる!
詐欺グループの手が込んですぎる!
映像手法が丁寧すぎる!
ヒロインがあんまり可愛くなさすぎる!!!

でもオススメします(笑 たかしろさん [DVD(字幕)] 9点(2015-02-10 13:58:35)

23.オチの5分前あたりで気づいてしまった..オチに..映画としては、変化球..斬新なストーリー展開は楽しめた..が、冷静に振り返ると、全てがオチありき..物語として、あまりにも “出来すぎ” ..そこが、観終わった後、しばらくすると、冷めてしまう..唸るような、鮮やかさ、納得感、にはほど遠い..残念... コナンが一番さん [DVD(字幕)] 8点(2015-02-07 19:58:54)

22.《ネタバレ》 「ニューシネマパラダイス」「海の上のピアニスト」の監督さんですからね。ほっこりするような、そういうラブストーリーなんだと思ってみたわけですよ。それがあのラストですよ、もうびっくり。オールドマンが、部屋に絵を飾ろうとして目の前の光景に驚きガタンガタン!って落としちゃうシーン。自分まであの顔になっちゃいました。なんてこったい。可哀想すぎるやん。いや、確かに、このおっちゃんは姑息な手で高価な絵画を収集していたわけですから、それに対する報いはあってしかるべきなのかもしれませんが、にしても悲しすぎる。日本で言えば、童貞の二次元オタがひょんなことから三次元女性にお近づきになったけど、最後には裏切られて廃人にって感じでしょ。んでまた老人だからネクストチャンスもないでしょうし。脳内で、楽しかった時の記憶をリピートして余生を過ごすだけなんでしょうか。映像的には重厚かつ流麗で素晴らしいです。でも、みんなグルで騙してただなんて、人間不信になっちゃいそう。あぁ悲劇。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-22 20:54:54)

21.《ネタバレ》 いい年こいた男が親子ほど離れた女の色仕掛けに引っかかったお話。
金しかない初老の男が若い女の接近に、少しも怪しまなかったほうが不思議。
クレアのツンデレぶりは、ツンデレ喫茶のコントかと思うほどあからさまで笑えるくらいだったのに。
秘蔵の女性画コレクションの囲まれてご満悦の童貞オタク気質なので、三次元美女に舞い上がり冷静な判断が出来なかったのか。

ここまで皆がグルになった詐欺だとは思わなかったが、騙されるのは予測がつく。
二人が結ばれる過程に感情移入できず、そんなわけがないと冷めた目で見てると、案の定ホラやっぱりねという展開。
こんな手の込んだ回りくどい芝居をしなくても、もっとシンプルな略奪法はあったと思うが。
黒幕は意外性があったが、絵の才能を認めてもらえなかったというのは裏切りの理由としては弱く、そこに至るまでの説得力がない。
伏線がいたるところに張ってあるものの、不自然で強引なところもあり、スッキリ上手く騙された感にはつながらなかった。

ずっと孤独だった老人にとって、クレアと束の間でも愛し合った時間は、詐欺だとわかっても忘れがたいものだったに違いない。
夢のような日を思い返して警察に訴えることも断念し、一人でレストランのテーブルに着いてクレアを待つラストシーン。
呆れるほどに愚かで切ない男の姿が哀れを誘う。
時系列的には、レストランで再会に希望を託しているところが最後なのか、施設で廃人のようになったのが最後なのか。
レストランで待っていること自体が、廃人となった鑑定士の妄想ということだってありえる。
それによってラストの意味あいも変わってきそう。
あえてどちらにでも取れるように、クレアと愛し合った回想シーン、施設でのシーン、真相発覚後のシーンをわざと時系列を交錯させながら描いているようにも見える。

クレアが鑑定士を初めて自室に入れたとき、かかってきた電話のチーフがビリーなのだろう。
クレアは最終章は明るいエンディングに書き直したいと言っていた。
でも、クレアが改心して本物の愛に目覚めたというオチにするのも、おとぎ話にすぎる。
ハッピーエンドかバッドエンドか、曖昧な形で観客に委ねるラストはモヤモヤが残って趣味じゃない。
鑑定士は不正で美術品を手に入れるような狡猾な人間だけど、女に対して免疫のない老人を騙したというのも、スッキリしない一因でモヤモヤが残る。 飛鳥さん [DVD(吹替)] 5点(2015-01-06 23:24:07)(良:2票)

20.《ネタバレ》 モノの真価を知るがオンナを知らぬオトコと引きこもりオンナによる壁越しの純愛。オトコがオンナを外の世界に連れ出すことでオンナがココロを開いてゆく。名作「ニューシネマパラダイス」の視点で観ているとこういう筋書きを無意識に想像しまい、まんまと騙された。これはミステリー映画、さすがはイタリアの名匠。作中の高貴でエキゾチックな雰囲気からはあのような結末を全く予想できなかった。全てはオンナの手のひらの上。ナイーブでおセンチな引きこもりオンナが実はドロボー猫だった、何ともあっけない幕切れだが一杯食わされたな。 獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-31 21:56:16)(良:1票)

19.《ネタバレ》 これは昔のテレビシリーズ「スパイ大作戦」。あれってはめられる側から描くとそのまま立派なミステリーになるのね。舞台装置は重厚で文学性さえ感じる。特に「正しいことしか言わない小人」の存在がシュールで素晴らしい。しかしラストまで観ると物語は“ふはっ”となるほどシンプルで、ある意味予定調和的なもの。マクガフィンとしてスペースサタンみたいな自動人形が出ててくるが肝心の機構が視覚的にいいかげんなのが残念。 皮マンさん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-20 09:44:39)

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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 58人
平均点数 6.79点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
323.45% line
446.90% line
5610.34% line
61220.69% line
71118.97% line
81729.31% line
935.17% line
1035.17% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.20点 Review5人
2 ストーリー評価 7.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.42点 Review7人
4 音楽評価 7.25点 Review4人
5 感泣評価 6.33点 Review3人

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