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ひばりが丘の対決

1957年【日】 上映時間:74分
アクションドラマモノクロ映画
[ヒバリガオカノタイケツ]
新規登録(2014-06-02)【S&S】さん
タイトル情報更新(2023-07-18)【S&S】さん
公開開始日(1957-10-15)


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監督中川信夫
助監督石川義寛
キャスト高島忠夫(男優)花山勇吉
石川冷(男優)外村浅吉
久保菜穂子(女優)後藤弓子
矢代京子(女優)浅吉の娘幸子
小倉繁(男優)山田勝市
五月藤江(女優)勝市の妻マサ
国方伝(男優)勝市の次男茂
加藤欣子(女優)ヤング軒の小母さん
西一樹(男優)強盗A
山田長正(男優)役人平山
千葉徹(男優)役人財部
小森敏(男優)大沼巡査
脚本岸松雄
音楽渡辺宙明
製作大蔵貢
配給新東宝
美術加藤雅俊
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 怪談映画のマエストロ中川信夫が撮った、ちょっと変なテイストの映画です。いちおうアクションというジャンルになるとは思うんですけど、なんかヘンなんですよね。 『カルメン故郷に帰る』をパクった様なプロットで、北海道の山奥が舞台という設定なんですが、たしかに山奥だけどどうも北海道らしくない風景で、本州のどこかでロケしている事は間違いない。新東宝の予算で北海道ロケなぞ出来るわけないでしょ(笑)。この“カルメン”が久保菜穂子で、この山奥が故郷というわけじゃなく失踪した兄を捜しに浅草からはるばるやって来ました。職業はもちろんストリッパーです。たしかにこの映画の久保菜穂子はすこぶるチャーミングでして、彼女の新東宝でのフィルモグラフィの中でもっとも輝いているキャラだと思います。彼女が歌い踊るシーンが2つありますが、湖畔で見せてくれるダンスは♪アンパーヌプリヌプリコ、エッパーウ♪なんて何語か判らん歌詞が妙に頭に残りました。 でもカップルは馬車で駅と村を往復する仕事に命をかける高島忠夫と郵便局長の娘矢代京子の方なんです、久保菜穂子は引き立てキャラなのに彼女の方が目立っちゃってます。高島忠夫はちょっとオツムが弱いのかと思うほど茫洋としたキャラで、なんかこの人の容貌にピッタリの役です。 三人組の脱獄囚が後半に登場、こいつら村の家に押し入って強盗殺人、おまけに矢代京子を人質にして逃走。そしてクライマックス、霧が立ち込める峠で三人組と高島忠夫の対決となるわけですが、ここで見せる高島のアクションが鈍重極まりないのはご愛敬です。 どうも『ひばりが丘』というのはこの峠の荒れ地のことみたいなんですが、劇中そんな地名はまったく出てきません。もちろん、西武新宿線の駅がある街でもありません。まあこの題名を見て、まさか北海道の山奥が舞台の映画だと思う人は誰もいないでしょうけど(笑)。 中川信夫の現代劇映画は、どのジャンルでも共通してなんかヘンなテイストを持っているんですよ。まあその頂点にあたるのが『地獄』なんでしょうけど。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-06-26 23:45:41)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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