みんなのシネマレビュー

さあ帰ろう、ペダルをこいで

The World is Big and Salvation Lurks Around the Corner
(Svetat e golyam i spasenie debne otvsyakade/Светът е голям и спасение дебне отвсякъде)
2008年【ブルガリア・独・ハンガリー・スロヴェニア・セルビア】 上映時間:105分
ドラマロードムービー
[サアカエロウペダルヲコイデ]
新規登録(2015-03-15)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2020-12-08)【とらや】さん
公開開始日(2012-05-12)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ステファン・コマンダレフ
キャストミキ・マノイロヴィッチ(男優)バイ・ダン
脚本ステファン・コマンダレフ
製作カール・バウムガートナー〔製作〕
配給エスピーオー
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 祖父と孫とが旅を続ける間にいろいろあって変化が・・・というのはよくあるパターンだよなあ、と思いながら見始めたのだが、ちょっと違っていた。記憶を失う前の「元の生活」の部分が丁寧で、亡命前も亡命後も、圧政の理不尽さと生活上の窮迫感がきちんと押さえられている。ところがその部分の出来が良すぎるため、肝心の自転車の旅が全然映えないのだ。走っている以外に特に何かがあるわけでもないし、ダンスのお姉ちゃんとの出会いはいかにも付け足しだし。それよりも最後のバックギャモン勝負が全部を持って行ってしまったというのは、やはり問題だと思う。ただ、途中ですっと祖父が消えてしまう点だけはなかなかトリッキーだった。 Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2021-07-26 01:24:44)

2.車で旅行中の事故で両親を亡くし自身は記憶を失った青年と、
家族の祖国ブルガリアから彼を迎えに来た祖父との記憶を取り戻す2人旅を描くロードムービー。
事故が起こったあの旅行にどんな意味があったのか。それは作品に挿入される過去が少しずつ明らかにしていく。
青年が幼い頃からの過去の出来事、家族の歴史が頻繁に挿入される。
この家族の歴史は、ソビエトの影響下に置かれた東欧諸国の多くの市民が経験してきた歴史そのものであり、
自由を求めて西側に亡命しても、即自由を謳歌できる暮らしが待っているわけではない。
こうした頻繁な過去の挿入が作品のテンポを悪くし、失敗するケースもあるのですが、本作はそれが本当にうまく機能しています。
そして本作で最も欠かせないのがバックギャモン。正直、ゲームのルールは見ていてもよく分からなかった。
しかし、「人生はサイコロと同じ。どんな目が出るかそれは運と自分の才覚しだいだ。」この祖父の教えが全てを表しており、
2人で力を合わせて故郷を目指しペダルをこぐタンデム自転車の旅そのものが祖父の教えでもある。
その祖父を演じた、巨匠クストリッツァ作品に欠かせない旧ユーゴスラビア出身のマノイロヴィッチの味わい深い演技が素晴らしい。
原題の意味もすごくよく分かるし、この邦題もまた素晴らしい。ロードムービーの佳作です。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2020-12-06 16:36:05)

1.《ネタバレ》 交通事故で両親と記憶を失ったブルガリア系ドイツ人の青年とブルガリアから飛んできた型破りな祖父がタンデム自転車で祖国へ帰るロードムービーを縦軸に、社会主義時代のブルガリアからの亡命を図った一家の回想を横軸として交差していく。バッグギャモンとタンデム自転車が重要なキーワードになっており、原作付きだから当然とは言え、脚本が素晴らしい。無理なく伏線が回収され、ミニカーと自動車事故がオーバーラップして記憶を取り戻す演出には感嘆。叙情性溢れる音楽も素晴らしく、二人と軌跡を追った気分になれる。亡命が皮肉にも家族の断絶を引き起こし、新天地でも暗い過去を送っていた青年が、祖父と始めたバックギャモンをきっかけに過去と決別し、新しい人生を始めるラストに「世の中捨てたものじゃない」と思わせる力があった。英題は『世界は広い、救いはどこにでもある』。とても良い掘り出し物でした。 Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 8点(2015-03-20 22:02:42)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.33点
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