みんなのシネマレビュー

イーダ

Ida
2013年【ポーランド・デンマーク】 上映時間:80分
ドラマモノクロ映画ロードムービー
[イーダ]
新規登録(2015-06-21)【8bit】さん
タイトル情報更新(2024-04-07)【Cinecdocke】さん
公開開始日(2014-08-02)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督パヴェウ・パヴリコフスキ
脚本パヴェウ・パヴリコフスキ
撮影ウカシュ・ジャル
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1


3.ストーリーや演出の派手さで魅せるのではなく、
台詞のない1つ1つのシーンの情感を絵画のように切り取る、
しみじみとしたクラシックな芸術のような作品。
人によっては退屈さや冗長感を感じ、観る人を選ぶ映画。 愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-26 00:38:57)

2.《ネタバレ》 BWV639『主よ、われ汝に呼ばわる』という曲は、タルコフスキーの『惑星ソラリス』で使用された曲でもありますが、今作でもラストにこの曲が使われることの意味というものは、かの作品と同一だと感じました。バッハの音楽の本質は「神の光」、即ち神が人にもたらす「救い」そのものであると考えています。取りも直さず、それはまた「原罪」の象徴でもあると考えます。基より罪を背負った人類に救いを与えられるのは、ただ神のみなのだ、という点で、それは同じことを意味しているのだと。

イーダの表情というのは、全編を通して「表向きは」特に変化しません。と言いつつも、その無表情の意味するものは物語と共にドラスティックに変化してゆきます。自分が何者であるかも知らない真に無垢な無の顔付きが、いつしか自らの運命を理解したことの絶望を湛えた冷たい無の表情に変わります。彼女には、自分の親を殺した男に対して怒りを抱くことすら許されていません(何故なら彼女だけが助かった理由もまた、その男の人間性の内にあるからです)。これはあまりに残酷な運命だとは思いませんか。それから、愛を交わした後に先の事を話し出す男に投げかけた表情、そして自らの人生を決した最後の表情、これらもまた、それまでと変わらずに「無」ではあります。が、そこには彼女の心の移り変わりが実に見事に描き出されていました。この部分の演技・演出というものは、率直に極めて高度なクオリティの仕事だったと思っています。

本質はごくシンプルなテーマを擁する作品で、尺も非常にコンパクトでありますが、これほどまでに意味の深い「旅」というものを描いたロード・ムービーというのは他にあるのでしょうか(フェリーニの『道』も思い起こされますが、あれよりも更にエッセンシャルだ、とでも言いますか)。モノクロで絵画的(静物画的)な映像のエレガントさも含めて、眩いばかりに透きとおった風情を全体に纏いながらも、この上無く濃密である、という映画です。傑作かと。 Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 9点(2021-03-18 02:10:30)

1.《ネタバレ》 全編モノクロームの静謐な映像。これがストーリーの雰囲気にとてもよく馴染んでいて良かった。
修道院の誓いを立てる前に自分のルーツや外の世界を知り、恋愛も経験して修道院に戻る。
そして、毅然たる表情で前に向かって進むイーダの姿。
最後はハッピーエンドと捉えました。
至る所に印象的なシーンがあり、オープニングのキリスト像を立てるシーンや、イーダがミュージシャンと夜を共にする時の髪を下ろす姿、ヴァンダが自ら命を絶つシーンなど、象徴的でファンタジー性を感じさせるシーンが特に印象深く響いてきましたが、その一方で、人物を右下に配する構図が多用され、人物を捉える際の引き出しの少なさが垣間見れたのは減点材料。
また、音に関して言えば、部屋で聞くクラシック音楽や車の中での歌謡曲、レストランでの生演奏、静かな部屋の中で聞こえる喧噪など、BGMを流さない分、どれも非常に耳に残っていたのですが、生演奏は何回も繰り返されて若干しつこい感じがしてしまいました。
自分としては、ポーランドの歴史的背景はあまりよく知らないままで観たのですが、イーダの出生を辿りつつ歴史に触れることができたのは良かったです。 もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 6点(2015-12-15 23:32:44)

別のページへ
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.67点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5133.33% line
6133.33% line
700.00% line
800.00% line
9133.33% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2014年 87回
撮影賞ウカシュ・ジャル候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2014年 72回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS