みんなのシネマレビュー

オカルト

2008年【日】 上映時間:110分
ホラー
[オカルト]
新規登録(2016-01-27)【なにわ君】さん
タイトル情報更新(2017-09-12)【幻覚@蛇プニョ】さん
公開開始日(2009-03-21)


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監督白石晃士
キャスト白石晃士(男優)
近藤公園(男優)
鈴木卓爾(男優)(友情出演)
黒沢清(男優)(特別出演)
宇野祥平(男優)江野祥平
脚本白石晃士
音楽中原昌也(Hair Stylistics名義)
撮影白石晃士
プロデューサー山本正
編集白石晃士
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 コレも監督のモキュメンタリ作品だが、最初は『ノロイ』よりも更にリアル路線な…とゆーか、かなりの割合をもって宇野祥平演じる底辺フリーターの鬱屈した生活が(現代ドキュメンタリチックに)淡々と描き出されたりするので妙に高度なリアリティと見応えが在ったりするのだよね。ただ、中盤の「九頭呂」岩あたりからはかな~りチープでかつモロなつくりバナシ…といった風に雰囲気が急変する感じでもあって(内容も、特殊効果の感じとかも、コレもモロにユズナ&ゴードンの『フロム・ビヨンド』にソックリなのですよね=前述どおりクトゥルフを背景に置いているコトも含めて)つまらなくはねーケドちょっと下らないかな…ともね。

今となっては宇野祥平さんもだいぶメジャーな役者さんに成られてるので、初っ端から「あ、宇野祥平だ!…え、え江野祥平?」てのも正直ちょっと笑っちゃいましたよね。あと、その意味では黒沢清監督が無駄に出て来るのも(コレも今や)モ~逆効果だと思いました(ゆーてコッチは当時から意図した「ウケ狙い」だったのかとも思うケドも)。 Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 5点(2022-09-19 18:39:51)

4.《ネタバレ》 「霊体ミミズ」でお馴染み「ノロイ」の白石監督お得意のモキュメンタリー。しかして今回はノロイの時のような純度の高い民間伝承者ではなく結構ざっくりとした感じ。というより出自を日本神話に求めているが、海洋生物や飛行物体、空に浮かぶ得体の知れないもやなどは完全にクトゥルフ神話を意識している(というか九頭呂岩とかど直球すぎ笑)
とはいえ、演出方法とかは変なリアリティが漂っていて、本当にヤバそうな雰囲気や得体の知れなさなどはなかなか。
劇伴もなかなかノイジーで雰囲気を盛り上げているしとても良かった。
ラストに関しては「あちらの世界」の描写はちょっとコメディというかサイケ調に振りすぎ?とは思えど、結局人間の考えてることなんて神からしたら道端に転がっている石ころ程度にしかすぎないというような感じが出ていたので個人的に好みであった。
しかしいきなり話が未来に飛ぶのは笑った(あまり未来感は感じられないが) クリムゾン・キングさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-12-11 15:01:00)

3.《ネタバレ》 フェイク映像を綿密に構成した『ノロイ』よりも、若干ざっくりとした作りのこの作品の方に俺は不思議なリアリティを感じました。また劇中に流れ続ける、Hair Stylistics(元温泉暴力芸者)の音楽が怖い!!!子供の頃にオカルト番組を見てトイレに行けなくなった時のような感覚をビンビンに感じられて最高でした!そして特筆すべきは、この後“時空を超えたキャラ”へと成長した(?)江野祥平の初登場です。最初は「うあぁ…」と思える江野クン(なぜかクンで呼びたくなる)が最終的にチャーミングに見えてくるから不思議です(笑)渋谷交差点での白石クンとの別れからの展開には、久々に映画で心臓がバクバクするほどの興奮を味わいました。

そして…エンディングでの焼肉屋で1回目のスタッフロールが終わってからの…、チャリーン!ガチャン!には正直マジでビックリ!!この流れはシビレました~!!!(まぁ、個人的にはあの“映像”の表現はちょっと好みではなかったのですがゴニョゴニョ…)とにかく…完全に白石監督の掌の上でクルクル回された2時間弱でした。

最後に…どんな大義があっても、他人の命を奪う行為を正当化することは…「地獄だぞ!!!!」 幻覚@蛇プニョさん [DVD(邦画)] 8点(2018-05-06 13:07:58)

2.《ネタバレ》 この監督のフェイクドキュメンタリー路線の一作だろうが、今回すでにこの道を極めたようにも見える。同系統の「ノロイ」(2005)にあった微妙なおふざけ感は目立たなくなった印象があり(笑ったのは近藤という人物が公園で取材中止になった場面のみ)、また見ている人間のところにまでヤバいものがはみ出して来そうな感覚も特にない。そういったことを犠牲にしてこの形式としての純度を高めたようにも見えるので、一般的な娯楽映画としては「ノロイ」の方が勝っていると思われる。
そういうものでも当方としては一応付き合う気があって見ていたわけだが、それでも特に前半で、何が起きるか起きないかわからない状態で延々と派遣労働者の日常を見ているのは結構つらいものがあった。これが本物のドキュメンタリーだったとしても、ここまでどうでもいい映像は使わないだろうと思わせるものがあり、それでこの人物に愛着がわくならいいだろうが、自分としてはそこまで心に愛がない。またラストに関しては、21年間もビデオカメラを預かっておいてあれしか撮れなかったのかと呆れるわけだが、しかし21年間あれがずっと続いていたために、長く撮っても短くしても同じだったとすればまさに地獄である。
なお今回は、フェイクのエンドクレジットで劇中人物の名前を出した後に、本物のエンドクレジットで本物の出演者の名前を出していたのが正直な態度だった。劇中の白石晃士というディレクターはこの映画の監督本人だが、栗林忍というADもこの映画の助監督本人だったようで、本物のエンドクレジットでは出演者でなく助監督として名前が出ている。この人は一時期「いちごちゃん」と呼ばれて、その世界では親しまれていた人物らしいが詳細不明である。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2016-06-23 19:44:54)


1.《ネタバレ》 白石監督お得意のフェイクドキュメント。最初の出だし、OL3人の旅行先のユルユルホームビデオで始まるので、かなり面白くなさそーで、はずれかなーって思い観ていたら、その5分後から最後まで、一気に映画の世界にのめり込まされました。正直、かなり面白かったです。ずっと見てられる。有名な「ノロイ」とかより、この映画こそが白石監督作品の中での最高傑作だと思います。ただ、この映画、かなり人を選びます。映画に倫理観を求める良識ある人、映画の中のリアルに関して厳しい基準がある人、変な映画を余裕で楽しめない人、殺人事件の背景を追ううちに怪異が見え隠れするってゆうルポ風ドキュメント物語に興味がもてない人、怖い場面だけが見たい人、そして何より危ない奴の動向をずっと見てられない人には確実に時間の無駄になるでしょう。フェイクドキュメントですが、ある程度、こちらが「これは本物なんだぜ」とちょっとのってあげる気分で観る必要があるかもしれません。僕的には白石監督作品の中で一番、楽しめました。この映画はハマる人は絶対ハマると思います。面白かった所をあげると、まず監督が監督自身の役で登場しているところです。この映画は、監督が異常殺人事件とその背景のやばいものを追うために、このルポドキュメントを作ったってゆうテイです。監督の映画を撮る事自体をフェイクの中に置くことで、リアル性を出しているのです。まるでNHKなどの事件を追ったドキュメントを見てるかのような現実感があり、監督を含む役者の演技も、全員、自然でリアルに見えます。僕が今まで見た映画の中ではその本物さ感はトップ3に入るくらいです。ちなみ黒沢清監督がこれまた本人役で登場し、演技もかなり自然です。次に、徐々にドキュメントの焦点は、ある一人のネット難民の男に絞られていくのですが、この男がまたすごくいい。最初は事件の被害者とゆう仮面をかぶっていて、インタビューに答える普通の人って感じなんですが、彼を追っていくうちに、あれ、この人、ちょっとやばいんちゃうかなってのを、徐々に感じるようになるその過程の描写が、うますぎです。最初はなんか100円貸してとか、たばこちょーだいとか、ちょっとずーずーしくなります。このあたりで、この人にちょっと違和感を感じます。そして居酒屋の席で、女性インタビュワーにボロカスゆーとこで、こいつ変な奴だわーって感じが一気に噴き出します。そのあとは、もうこの男から目が離せません。こんな人、おるわーってゆう実在感とこいつヤバい感が合わさって、なんかよくわからん緊迫感とやばい奴になぜか注目してしまう背徳感。やがて映画は、古い日本の神様とか出てきて、クトゥルフっぽい雰囲気も出てきます。そして驚愕のあの変なもの映像。特撮的にはかなりチープなんだけど、やべーわ、なにこれ、って感じで背筋がゾワゾワしてきます。この後、後半は、さらにやばい展開をしていき、フェイクってわかりながら、本物さを楽しんでるとゆう感覚がたまりません。正直、監督、やりすぎってか遊びすぎって所が何か所かあるので、そこは笑いもあって、映画なんですけど、でも僕は逆にオチも含め、そーゆうのがあってよかったって思います。じゃなきゃ、ちょっと精神的にしんどすぎです。それにしても、オチのそこまでやるか感はすごい。あのラストを観てるこっちの奇妙な感覚は説明できないです。フェイクドキュメントだとわかってるんだけど、本物感を楽しめるさらに斜め上にいっちゃいます。ちなみに、ネット難民の江野は白石監督の他の作品にも同一人物として登場するとゆう白石ワールドみたいな世界観があり、「コワすぎ」最終章とこの作品は世界観がつながっていたりします。そーゆうとこ、全部ふくめて、地獄だぞ! なにわ君さん [DVD(邦画)] 10点(2016-01-27 22:25:11)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.00点
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5240.00% line
600.00% line
7120.00% line
8120.00% line
900.00% line
10120.00% line

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