みんなのシネマレビュー

モヒカン故郷に帰る

2016年【日】 上映時間:125分
ドラマコメディ
[モヒカンコキョウニカエル]
新規登録(2016-04-11)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2020-11-12)【イニシャルK】さん
公開開始日(2016-04-09)


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監督沖田修一
キャスト松田龍平(男優)田村永吉
柄本明(男優)田村治
前田敦子(女優)会沢由佳
もたいまさこ(女優)田村春子
千葉雄大(男優)田村浩二
木場勝己(男優)竹原和夫
美保純(女優)会沢苑子
富田望生(女優)清水さん
劒樹人(男優)
脚本沖田修一
主題歌細野晴臣「MOHICAN」
撮影芦澤明子
製作川城和実
関西テレビ(2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会)
バンダイビジュアル(2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会)
ポニーキャニオン(2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会)
アスミック・エース(2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会)
東京テアトル(2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会)
配給東京テアトル
その他東京テアトル(宣伝)
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【クチコミ・感想】

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7.《ネタバレ》 始めの10分足らずで主要な登場人物たちのキャラが大体わかるという、実にムダのない人物描写はさすが沖田監督。 今回、彼らの趣味は、音楽やスポーツ観戦といった曖昧なものではなく、モヒカン (デスメタル) 、矢沢永吉、広島カープ、なんです。そこ、重要。数多くの中でも、「それじゃなければだめだ」ということ。だから本作ではその趣味について、個人の強い個性、主義 (主張) 、こだわり、または地域のコミュニティや郷土愛を視覚的に具現化したもの、と捉えるべきでしょう。同じ人間同士でも、それは全然違います。もちろん生きていく上で、ぶつかり合うこともあるでしょう。他人同士ならともかく、家族や結婚を通して人や地域のつながりが広がればなおさらで、嫌でも向かい合うことを余儀なくされます。とは言え、生きるということは共存していくことなのだから、他人の "それ" を否定することではなくて、理解し、認め、時には歩み寄ることが大切でしょう。モヒカンと矢沢永吉、デスメタルと吹奏楽、東京と広島 (地方)。ほら、不思議と仲良しこよしに見えてきませんか (笑) みんな、根っこは同じなんです。 ついでに、宅配ピザ屋さんのエピソードは、さも個性を主張するけど、実はどれも大差なく変わらないという「没個性」の象徴ですね、悪しからず。 タケノコさん [DVD(邦画)] 7点(2020-10-14 20:17:20)


6.「滝を見にいく」の時に次回は金のかかった全国公開作を・・
とレビューしたが、前言撤回!

沖田節が、有名役者の演技を前に萎縮している感じ、
微妙なズレと間で、観客をクスッとさせるのが持ち味なのに、ことごとくハマらない

この監督に大袈裟な演技は似合わない
前半で雰囲気を創り上げて、ありそうな物語に引き込む演出がとても上手いのに
この作品は、キャラの立っている役に濃い役者を抜擢するもんだから
とっちらかった出来になってしまったのが残念

印象に残るのは、ピザ屋や吹奏楽部との絡みのシーンなどだから
やはりそこにこの監督の真骨頂があるのだと思う

今作を踏まえて、南極~横道のような、滝とモヒカンの中間あたりの良作を期待しています
カーヴさん [DVD(邦画)] 6点(2017-01-12 10:54:03)

5.「南極料理人」の大ファンです! 本作もきっと、面白いんだろうと思い、しかも地元の広島が舞台だから、即行でレンタルしてみました.. う~ん..中途半端だ..話が話だけに、笑えなかった..前半から中盤まで、かなりスベってるし..後半、持ち直したけど、「南極料理人」の出来には、遠く及ばない..残念... コナンが一番さん [DVD(邦画)] 5点(2016-11-12 23:42:44)

4.《ネタバレ》 モヒカン男が故郷の両親に情をほだされて、すっかりカタギになるような話かと思えば、全然違いますね。骨を抜かれることなく、東京へ帰っていく。浜辺のシーンが一番良かったなあ。あそこで終わっても良かったよ。「お前に優しくされると、明日にでも死ぬような気がするんじゃ。」というのは、親としては実感ワード。いや、相変わらず、心優しい監督ですよ。 なたねさん [DVD(邦画)] 7点(2016-11-10 21:18:53)(良:1票)

3.沖田監督の映画はどれも安定して面白い。
今作もまさに沖田監督らしさが光る一品だ。たとえ悲劇的なテーマを扱っても作品自体暗くなることはない。常にほのぼのとしたタッチで細やかな笑いが沢山あるので好きだ。こういう内容の映画だと一般的に泣かせよう泣かせようとしてくる場合が多いが、この作品ではさりげない人物描写で見せるので、大げさな演出が嫌いな私にはうってつけだ。

ストーリー的にはよくある話と言ってしまえばその通りだが、キャラクターがそれぞれ立っているのでかなり引き込まれた。松田龍平は「麦子さんと」の役柄を思い起こさせるダメな男でハマり役だし、前田敦子はこういう頭悪い感じのキャラがほんとうまい。もたいまさこは安定感あるし、柄本明は病人にしか見えない。弟役の人は空気だったけど、ラッパ吹きの少年はおいしい役どころだった。また、後半神父の代わりにシスター役で登場した女性は「滝を見にいく」で大冒険を繰り広げた7人のおばあちゃんの内の一人が演じております。 ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2016-09-25 18:42:34)

2.《ネタバレ》 観ている間、ず~っとニコニコしている自分がいた。ほのぼのとした時間がスクリーン内で流れていて、なんとなく幸せになる映画。本作の松田龍平を見ていると、優しい人間になりたいと思えた。仕事何やってるかとか、どんな暮らししてるかとか、そんなことよりも、とにかく穏やかな気持ちを持つことを大切にしたい。

最後はやはりちょっとビックリした。楽しげな世界観の中、父ちゃんがあんな形で逝ってしまったのを見ると、なんか複雑な気持ちになった。あれはあれですごくほのぼのとした最期のような気もするけど・・・鑑賞直後の後味はあまり良くなかったのが正直なところ。違和感があった。

しかし、鑑賞から何日か経ったあと、アレは「死を恐れるな」ということなのかな、と勝手に解釈した。ほとんどの人間は死ぬのが怖くて、普段はあまり向き合わないようにしているけど、別にそんなタブーにするほどのものじゃないんだよ、と言いたいのかなって。フィクション作品ではガン患者の最期はドラマチックに描かれることが多いけど、敢えてアホみたいな死を観客に見せることで、死に対するネガティブなイメージを取り払いたかったのかもしれない。 Y-300さん [映画館(邦画)] 7点(2016-06-17 11:51:16)

1.《ネタバレ》 島のところどころに腰掛け、メインキャストらと自然体であいさつをかわす島のエキストラがいい。
夫のガン告知を受け、台所で悄然としているもたいまさこの背中のショットに聞こえてくる、下校途中らしき子供たちの声。
木場勝己と将棋をさす柄本明の病床に聞こえてくる波音。あるいは鳥のさえずり、犬の鳴き声、枝を剪定する音など、
オフの音響の豊かさも各シーンの情趣や哀切をポリフォニックに、ときにユーモラスに盛り上げる。

贔屓の球団がサヨナラ勝ちしたプロ野球中継を見ているところに一旦帰郷したはずの松田龍平と前田敦子が突然戻ってきて、もたいまさこは嬉しさを隠せない。
野球以上に2人の帰宅が嬉しいのだが、画面は彼らをナメて、あえてテレビ中継画面のほうをフォーカスする。
あるいは浜辺のシーン。柄本の言葉に涙ぐみそうになる松田だが、その感極まるシーンでカメラは彼らの背後にまわり、
砂浜に座る2人の背中と海のショットに切り替える。

主人公の押し付けがましい大泣きを感傷的なアップで撮りたがる最近のメジャー邦画をさんざん見させられていると、
こういう節度ある演出が新鮮に思えてくる。
地元球団のファンという設定を、こうした情動を盛り上げるワンシーンのために用意するのがにくい。

主人公家族の乗る車のナンバーはしっかりと「830」。細部も凝ってくる映画なので、画面をみるのも楽しく、
沖田監督らしい食事シーンの豊かさもいい。刺身や竹輪の単品料理に四苦八苦していた前田が、
めんつゆを介して雑多な野菜を煮物として調和させていく。ささやかながら映画のモチーフとの絡ませ方も具体的だ。

病院での結婚式。雨だれが反射する室内のショットは芦澤明子の真骨頂といった感じである。 ユーカラさん [映画館(邦画)] 8点(2016-04-11 14:55:20)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.86点
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5114.29% line
6114.29% line
7342.86% line
8228.57% line
900.00% line
1000.00% line

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