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プリズン・フリーク

Let's Go to Prison
2006年【米】 上映時間:89分
ドラマコメディ刑務所もの犯罪もの同性愛もの
[プリズンフリーク]
新規登録(2016-05-08)【ゆき】さん
タイトル情報更新(2016-05-09)【ゆき】さん


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キャストダックス・シェパード(男優)ジョン・リシツキー
ウィル・アーネット(男優)ネルソン・ビーダーマン四世
チー・マクブライド(男優)バリー
デヴィッド・コークナー(男優)シャナハン
ディラン・ベイカー(男優)
マイケル・シャノン〔1974年生〕(男優)リナード
脚本ロバート・ベン・ガラント
トーマス・レノン[男優]
マイケル・パトリック・ジャン
製作マーク・エイブラハム
マット・ベレンソン
製作総指揮アーミアン・バーンスタイン
あらすじ
 ジョン・リシツキーは、刑務所のエキスパート。  八歳の時に少年院に送られて、出所後に十八歳で再逮捕されて以来、人生の殆どを刑務所の中で過ごしている、札付きの犯罪者だ。  どうにか出所した彼の目的は、自分を刑務所送りにした判事へのお礼参り。  ところが、肝心の相手が既に病死した事を知らされて、大いに失望。  止むを得ず、その息子のネルソン・ビーダーマン四世に標的を定め、見事に強盗の冤罪を被せてみせるも、気分は晴れなかった。  折角ならば、復讐の対象が悲惨な目に遭うのを間近で見守りたいと考えたジョンは、自ら再逮捕される事を選び、ネルソンと同じ刑務所、同じ監房に潜り込む事に成功する。  刑務所を知り尽くした男と、世間知らずのお坊ちゃま。  二人の楽しい囚人ライフの、始まり始まり……

ゆき】さん(2016-05-11)
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》  自分は刑務所を舞台とした映画が好きなのですが「その中でも一番のオススメは?」と問われたら、数多の有名作品を押しのけて「プリズン・フリーク」と答えてしまいそうですね。
 そのくらい好きだし「もっと多くの人に観てもらいたい」と思わされるような、隠れた傑作と呼ぶに相応しい品なのです。

 何と言っても、この映画の画期的なところは、刑務所映画であるはずなのに、観ていて嫌悪感を抱くような悪人が、一人も登場しない事ではないでしょうか?
 勿論、法律上は囚人というだけでも「悪」でしょうし、主人公のジョンにしたって善人とは言い難いキャラクターなのですが、何処か愛嬌があって憎めないのですよね。
 それは囚人同士の殺し合いを賭け事にしている看守達にも、黒人差別主義者の囚人のリーダー格にすらも当てはまります。
 こうやって改めて文章にしてみると「いやいや、こいつら完璧に悪人じゃん」と我ながら思うのですが、いざ映画本編を観れば、やっぱり親しみを抱いてしまうのです。
 中でも、こういった映画では憎まれ役になる事が多い「主人公達を狙っている同性愛者の囚人」が、妙にチャーミングだったりするのだから、まったくもって困りもの。
 見た目は太った黒人男なのに、まさかまさかの劇中のヒロイン格ですからね。
 人は見かけで判断するもんじゃないなぁ……などと、しみじみ感じました。

 脚本も非常に凝っており
「刑務所のルールその1は『絶対に他人を信用するな』」
「キミはもう家族みたいなもんだから」
「ここから出られるのは、死んだ時だけだ」
 などの台詞の数々が、伏線として綺麗に回収されていく様は、実に気持ち良かったです。
 それでいて難しく考えながら観る必要は全く無い、というバランスも素晴らしい。
 途中で「あれ? 何か急に台詞が説明的になったな?」と不思議に思っていたら、ちゃんと後で、その理由が解き明かされたりするんですよね。
 なので観賞後に何かが引っ掛かったような気持ちになる事も無く、後味もスッキリ爽やか。

 特に好きなのは、ラストの車中にて、ジョンとネルソンが和解する場面ですね。
 一度は殺し合いすら演じた二人が、たった一つの曲を通して「偽りの友達」から「本当の友達」そして「家族」へと変わっていく。
 その数分間が、何とも微笑ましくて、観ているこちらも一緒に歌い、一緒に笑いたくなってきます。
 とても楽しい映画でした。 ゆきさん [DVD(吹替)] 9点(2016-05-11 15:57:36)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 9.00点
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