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アノマリサ

Anomalisa
2015年【米】 上映時間:90分
ドラマラブストーリーアニメエロティック
[アノマリサ]
新規登録(2016-10-09)【かたゆき】さん
タイトル情報更新(2019-09-24)【Olias】さん


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ブログに映画情報を貼り付け
監督チャーリー・カウフマン
デヴィッド・シューリスマイケル・ストーン
ジェニファー・ジェイソン・リーリサ
トム・ヌーナン〔1951年生〕マイケルとリサ以外
内田直哉マイケル・ストーン(日本語吹き替え版)
玉川砂記子リサ(日本語吹き替え版)
星野充昭(日本語吹き替え版)
原作チャーリー・カウフマン(Francis Fregoli 名義の戯曲)
脚本チャーリー・カウフマン
音楽カーター・バーウェル
製作チャーリー・カウフマン
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【クチコミ・感想】

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6.これが中年の危機というものか。あるいは失顔症という症状もあるそうですが、それらの違和感に気がいたときはこっちも雲が晴れたようにすっきりしました。しかし、再度マイケル・ストーンが悩み始めると同じように憂鬱な気分になってしまいます。こんな脚本を書けちゃうなんて、やっぱり「イカレテ」ます。気が遠くなるようなモーション作業にも敬服です。サイズはリカちゃん人形くらいで、そのさらに小道具とか雨とか、あー、気が遠くなる HRM36さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-13 08:37:05)

5.冒頭から、強烈な“違和感”を突きつけられる。
或る都市へ向かう飛行機内の乗客たちの何気ない会話音のはずだが、なんだか物凄く気持ちが悪い。
その理由が、乗客の声がすべて同一の無機質な男の声であることに気づくのに時間はかからないけれど、なぜそんな奇妙な設定になっているのか、得体の知れない世界観に突如放り込まれたような感覚を覚えた。

カスタマーサービス業における啓発で名声を得た主人公は、見るからに憂鬱な眼差しを携えつつ、講演のため異国の街に降り立つ。うつ病を患っているらしい彼は、自分以外の周囲の人間がすべて同じ顔に見え、同じ声に見える。
ストップモーションアニメによる絶妙に悪趣味な造形も手伝って、人形とは思えないリアルな描写が妙に生々しく、痛々しく、居心地の悪さに包み込まれる。

某動画配信サービスのラインナップの中から、特段予備知識も入れないままに鑑賞を始めたこともあり、「何を見せられるのか?」という期待と不安が入り混じった感情が、展開とともに、徐々に確実に大きくなっていった。

ストーリー展開自体は極めてミニマムだ。
翌日の講演のために前泊したホテルでの一夜を、過剰とも言える細やかさで描き連ねている。
主人公の一挙手一投足を並べ連ねていくことで、彼が抱える鬱積と闇が自然に見え隠れする。
そして、この男の、生々しく痛々しい様を見るにつけ、彼が何故ゆえ世界から孤立し、奇妙な環境の中で生きざるを得なくなっているのかが見えてくる。

主人公の正体、そして映画の正体の輪郭が見え始めた頃、「ああ、そうか、これがチャーリー・カウフマン(の映画)だったな」と思い出した。
「マルコヴィッチの穴」しかり、「アダプテーション」しかり、“こじらせオヤジ”を描かせたら、やはりこの人の右に出る者はいない。

ラスト、自宅に帰り着いた主人公は、再び孤立し、“玩具屋”で土産に買った壊れた奇妙な絡繰人形と対峙する。
まさかの「桃太郎」を歌う(気持ち悪い!)その人形を前にして、果たして彼は己の愚かさに気づいたのだろうか。 鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-02-07 23:30:25)

4.《ネタバレ》 本作を創った人も、製作資金を出した人も、皆病んでいる。
CSで放送されている数多の作品からわざわざ本作を選び、
不特定多数の方々が見るであろう本サイトに感想を投稿する私も、
同様に病んでいる。
観た人を何故だか不愉快にさせる、
傷痕に出来て剥がすに剥がせない瘡蓋の様な作品。 たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-04 00:24:10)(良:1票)

3.《ネタバレ》 ではあらすじ。
ベストセラーの本を出し、講演のために旅行中の中年男性が、訪問先で過去の女性と再会したり、素敵な女性と出会って翌日にプロポーズしたが別れる。帰宅して、息子にお土産の玩具を渡すと精液が流れる。

他に似ていない映画には10点をつけたいので、この映画は10点!
ぼんやり観ていたら、まるで実写だ。
執拗に、現実の人間の生活を見せる。(映画的な)省略をしていない映像作品。
だから、人間のマヌケさがよく分かる。

さて、玩具の傷とリサの傷が同じ位置。理由があるはず。
ラストに桃太郎の歌。字幕で観ていたから、突然の日本語の歌に驚いた。 激辛カレーライスさん [DVD(字幕)] 10点(2017-01-16 08:50:46)

2.《ネタバレ》 カウフマンらしくかなり独特な映画。主人公のおじさんがまぁかなり自己中なやつなので感情移入はしにくいが、こういうエゴイスティックなところは男であれば多少引っ掛かるところがあるのではないだろうか。人間の愛や恋の残酷な本質を突いているように思った。人形アニメなので撮影するのにもかなり手間暇かけないといけないだろうに、これいる!?と言いたくなるようなシーンを長々とやる上、この人形の動きがかなりリアルで、演技している人間よりもリアルな人間の動きをしているのでおっさんのプライベートを覗き見をしているみたいで気持ち悪い笑。人形アニメであるのも主人公の境遇と最後のオチにうまくかかっていて効果的。しかしラストで日本文化が少々絡んでくるが調べ方が甘かったのか日本人にとっては?な終わり方になってしまったのが残念。 eurekaさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-12-24 00:08:06)


1.《ネタバレ》 アメリカの地方都市、シンシナティ。ある夜、雨に煙るこの街の空港にマイケル・ストーンという名の初老の男性が降り立つのだった。著名な接客コンサルティングである彼は、翌日の講演のためにすぐさまタクシーに乗り込み高級ホテルの一室にチェックインする。だが、彼の表情は終始物憂げで何処か落ち着かない。何故なら彼は、数年前から誰の顔も同じに見え、誰の声も同じに聞こえてしまうから。タクシーの運転手もホテルの従業員も擦れ違う通行人も、果ては長年連れ添った妻も愛しているはずの息子も誰も彼も皆、同じ中年男性の顔、同じ中年男性の声。この状況を何とか打開したい彼は、かつてこの地で酷い振り方をした元カノに会ってみるものの、彼女もやはり同じ顔で同じ声をしていた。絶望に打ちひしがれながら独りで酒を煽り、泥酔して部屋に戻ったマイケル。ところが、そんなマイケルの耳に突然、その〝声〟が聞こえてくるのだった。久しく聞いたことのなかった美しい女性の声が――。これまで唯一無二の独創的な作品ばかりを作り続けてきた鬼才チャーリー・カウフマンの新作は、ストップモーションの人形アニメという手法で描かれた、これまたいかにも彼らしい変な作品でありました。一見、ひつじのショーンのようなほのぼの人形アニメでありながら、とにかくこの主人公のどうしようもない駄目っぷりを執拗なまでに丹念に描いていくんです。この男、精神的な不調を建前に、とにかく誰でもいいから浮気したいと思ってるようなやつで、実際、リサという会ったばかりの地味系ぽっちゃり女子とセックスしちゃうわけですが、そのベッドシーンが妙に生々しくてエロい!まさか人形同士がベッドであんなことしちゃうシーンを見ることになるとは…。なんなんですかね、これ(笑)。で、次の日、そのセックスがあまりにも気持ちよかったからこのおっさんは結婚の約束をするわけだけど、そのすぐ後、朝飯を喰うときのくちゃくちゃ口を鳴らすのがどうにも耐えられなくなって冷めちゃうとか、とにかくシニカル。でも映像はとてもほのぼの癒し系。この変な感じ、なんかツボでした。ただ、そのストーリーの方はあまりにシュール過ぎて凡人の僕にはよく分からなかったです。何かこうもっと突き抜けたものがあれば良かったと思うんだけど(あのセックスが終わった朝、急速に彼の世界が壊れていくわけだけど、そこを「夢でした」なんてせずにもっと突っ走ってくれるとかさ)。あと最後にどうしても言っておきたい。ラスト、リサが「アノマリサって日本語で天の女神って意味なんだって」と言うシーンがあるのですが、何処をどう調べてもそんな日本語ないっちゅうねん!よって-1点。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2016-10-10 01:10:53)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.50点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
長編アニメーション賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2015年 73回
アニメ映画賞 候補(ノミネート) 

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