みんなのシネマレビュー

ROMA/ローマ

Roma
2018年【メキシコ・米】 上映時間:135分
ドラマモノクロ映画配信もの
[ローマ]
新規登録(2018-12-27)【皐月Goro】さん
タイトル情報更新(2021-04-02)【Olias】さん
公開開始日(2018-12-14)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督アルフォンソ・キュアロン
キャストヤリッツァ・アパリシオ(女優)
脚本アルフォンソ・キュアロン
撮影アルフォンソ・キュアロン
製作アルフォンソ・キュアロン
製作総指揮ジェフ・スコール
配給ネットフリックス
美術エウヘニオ・カバイェーロ(プロダクションデザイン)
編集アルフォンソ・キュアロン
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【クチコミ・感想】

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13.アカデミー作品賞にノミネート、監督賞は受賞。にしてはレビューの数が極端に少ない。そして、ここでの平均点は自分がびっくりするほど高い。
勝手な推測ですが、モノクロということもあり、そもそも映画通以外の人が「見る気にならない作品」なのではと思ってしまう。内容も一般受けするとは言い難く、良さがわからないという人も多いのでは。
非日常を求めて映画を観る人の多くは、誰かの日常を見させられるのは苦痛なもの。そこにエンターテインメント要素があれば許せるが、この映画には大した抑揚がない。映像美を称賛する声が多いのはやむなしというところ。
500以上の評価があるyahoo映画でのスコアは平凡。どうにも見る気にならないという人に見てもらったら、平均スコアはいかほどに……。見る人を選ぶ映画。 レイブンのかなづちさん [地上波(字幕)] 3点(2021-09-20 17:51:08)

12.《ネタバレ》 全編モノクロ、BGMは野良犬の遠吠えみたいなん。家政婦と雇用主一家の交流を描いたメキシコのホームドラマ。動物のフン始末のために石畳みをせっせと磨く冒頭。幅広いクルマが側壁をパチコン。米アカデミー外国語映画賞受賞作。 獅子-平常心さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-08-01 05:18:52)

11.《ネタバレ》 政情不安に揺れる1970年代のメキシコを舞台に、とある裕福な家族に雇われた家政婦の苦難に満ちた人生を描いたヒューマン・ドラマ。監督は前作『ゼロ・グラビティ』でアカデミー賞の栄誉に輝くアルフォンソ・キュアロン。全編白黒で描かれた映像は、いかにもこの監督らしく芸術性に富んだ素晴らしいものでした。長回しを多用したその構図は緻密に考えられており、そこに映る役者陣も皆いい仕事をしています。特に子供たちの生き生きとした、とても演技とは思えないナチュラルな表情には目を見張るものがあります。お話の方も、男に振り回される貧しい家政婦の目を通して、歴史の巨大なうねりの中で犠牲にならざるを得なかった名もなき人々の想いを掬い取ることに成功しています。最後、海岸の巨大な波にさらわれ溺れそうになった子供たちを救い出そうと我が身を省みずに飛び込む主人公の姿は、なかなか象徴的です。男社会の身勝手な論理に押し潰されそうになりながらも、それでも目の前の子供たちを必死になって救おうとする彼女に思わず心揺さぶられてしまいました。この監督の過去の作品を髣髴とさせるような映像が何度か差し挟まれるのも遊び心があって、この淡々と進む物語にいいアクセントを与えています。ただ、犬の糞を何度も大写しにしたり、素っ裸の男が性器を振り回しながら暴れまわったりする映像があるのには若干辟易してしまいました。特に後者は果たして本当に必要であったのかどうか?そこらへんに不満はありますが、僕はおおむね満足。女性が子供を産み育てることによって歴史は作られてきたという普遍的な事実を改めて考えさせられる、なかなか完成度の高い秀作でありました。 かたゆきさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-04-30 22:01:12)


10.《ネタバレ》 この手の映画は得意ではないのだが、、、心を激しく揺さぶられた。流石、大好きなキュアロン監督。ありがちな家政婦いじめ的な展開がないのもグッド。でも犬のフンはもっとちゃんと始末しとけよ! と日本の家主だと思うのかなあーw kaaazさん [インターネット(字幕)] 10点(2019-07-07 01:45:59)

9.モノクロームは事物の内面を写すと言われている。
情報としての色は本質ではなく表層的なもので、意外と洞察力を鈍らす。
逆説的に言えば、色の処理に使われている脳の領域を解放することにより洞察が増すとも言える。
鋭敏になった思考はじわじわと漠然と眺める客観視から共感への主観視へとたぐり寄せられ、
映像も広く写し雑多な出来事を長回しで見せ、無秩序的な現実世界を再現している。
情報量があるシーンでも色を抜くことによって色に目が奪われず、観る人をROMAの世界へいざなう。

映画は家族の絆、人の成長が丁寧に描かれている。
皮肉なことに、人間は望まなくとも不幸や困難によって成長するという普遍性があるようだ。
満たされた幸せだけだと人の絆は脆いのか、助け合いの状況の中で人の素晴らしさが明白になるのは本質なのか。
理解しなくてはいけないのかもしれない。幸も不幸も人間には必要なことだと。 クロちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2019-06-09 00:56:19)

8.この作品の良さがわからないまま、見終えてしまいました。眠くなる映画はつまらない映画、というのが私の考えなのですが、この作品に関しては眠くはならなかったので、つまらない映画ではなかったのです。でも、何を観客に伝えたかったのか、それがまるでわかりませんでした。 shoukanさん [映画館(字幕)] 5点(2019-04-02 23:43:52)

7.近くのイオンシネマで上映されていたので鑑賞。
テーマは重いが、特別なものではなくどこにでもある普遍的な家族の光景である。
劇場で観るとほんと生活音や環境音がリアルで、凄い没入感だった。

それにしても、この映画がR15指定なのってモロ出し武術披露のシーン1点のみによってだよね~。このシーンはそんなに必要なものなのかしら?と首を傾げてしまったのだった。 ヴレアさん [映画館(字幕)] 7点(2019-03-25 21:10:15)

6.《ネタバレ》 家が主な舞台。そこに、祖母、両親、子供たちの3世代で住む一家と、住み込みで働く家政婦の日常が淡々と描かれる。その家政婦の一人が主役で、妊娠と死産を経験しながら、家族にとってかけがえのない存在である様子が語られるのだけど。。。さすがに、最後の海で溺れかけるシーンは感動するが、そのラストに辿り着くまでが冗長で途中は中だるみした。モノクロの映像は美しいのだけど、物語の起伏がなさすぎて、色があっても良かったのでは。夫に出て行かれる奥さん役の女優さんの巧さが勝って、主役の家政婦に感情移入できる魅力が途中まで見つからなかったのも残念。とりあえず、この映画に出てくるメキシコの男どもは最低です。 カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 6点(2019-03-22 08:48:06)

5.ネットでしか観られないと聞いた作品が劇場で上映。
さっそく観に行きとても正解でした。

モノクロの美しい映像、とても静かに淡々と進む。
自宅では気が散って集中できないけれど、劇場でじっくり世界観に浸ることが出来た。
それぞれの場面が絵画か良質の写真のように美しい。
思い出のようであり、さりとて生活感溢れた日常を丹念に描く。
観ているこちらは物語りに入り込んだり、意図が分かりにくくて迷ったり、主人公をぼやかすってどういう事?と考えたり。
さまざまの楽しみが出来る作品だった。
劇場で一気に鑑賞して本当に良かったと思う。

予備知識を入れずに鑑賞したため帰宅してから「ROME」の意味とか検索しました。
まあ、分かりにくいのも面白い要素なんですけど(笑)

私はとても気に入ったけれど、人には勧めにくい秀作。 たんぽぽさん [映画館(字幕)] 7点(2019-03-12 20:59:24)

4.《ネタバレ》 とても精巧に作られた映画であることは間違いないのですが、すみません、私は無理でした。「どーせこれ流産するんだろーなー、実際したら嫌だなー」と思いながら観ていて、本当にその通りになってしまい、感動よりも辛さや胸糞が勝ってしまいました。最初と最後の飛行機のシーンを始め、解説を見るまで気づかないメタファーが多く、自分の感受性の無さにちょっと落ち込みました。ただ、最初の水のシーンは好きです。 なすさん [インターネット(字幕)] 6点(2019-02-24 15:48:48)

3.《ネタバレ》 こういう映画はちょっと得意ではないが、話題が話題だったので視聴。
まるで写真作品のようにワンシーンワンシーンがどこを取っても美しく描かれている。
そして主人公クレオのどこか悲しく、どこかおかしな、でも子供達と動物達が駆け回る騒々しい日常は淡々としながらも生き生きとしている。
メキシコの街並も凄いし、白黒で描かれた情景もどれも情報量が多く、濃い。
あとまさかアレがもろアレのまま出て驚愕したり、中盤の映画がまるで監督のセルフパロディに見えて笑えたり色々びっくり。
しかしまぁそれでも個人には好みや色々があって本作はかなり集中力が必要な映画でちょっとくたびれました。こういうのはやっぱり映画館で見たいです。 えすえふさん [インターネット(字幕)] 6点(2019-01-08 23:16:05)

2.《ネタバレ》 盟友の撮影監督エマニュエル・ルベツキ抜きのキュアロン監督というのはちょい不安だったのですが、全くの杞憂でした。冒頭の印象的なタイルとそこに映り込む飛行機の映像から始まり、主人公一家が住む家のなかを水平移動するカメラ。あちこちにモノが散らばっているところに、この一家の不安定な日常が浮かび挙がってくる。犬とあちこちに散らばるその糞。それでも素直で元気な子どもたち。少数民族の言語で会話するメイド。道を行進する軍隊。狭いガレージに無理矢理駐車される巨大なアメ車。これら一つ一つが、その後、家族の状況の変化のなかでとても効果的に繰り返し描かれる。なんてことはない反復技法なのだけれど、モノクロの美しい映像でゆっくりじっくりと見せられると、そこに込められた心情描写がじんわりと見る者にも染み込んでくる。水平移動カメラで俯瞰的に眺める映像は、序盤はちょっともどかしいのだけれど、中盤のクライマックスの若者運動の弾圧シーン、そしてラストの海辺のシーンでは、これ以上ないくらい効果的に使われる。そして、ラストの空に向かうショットの美しさ! もう絵を思い出しただけで泣けそう。残念だったのは、音と映像に凝ったこの映画を、映画館で観る機会がほとんどないということ。もちろん、非英語、モノクロ、パーソナルなテーマという点では明らかにミニシアター向けのこの作品が、田舎に住んでいてもすぐにNetflixで見られることは、悪いことばかりではないのだけれど。 ころりさんさん [インターネット(字幕)] 9点(2019-01-06 10:55:44)(良:1票)

1.《ネタバレ》 ガレージの床洗いで水面に写る飛行機のショットだけで只者ではない。タルコフスキーを彷彿とさせる数多の水の表現が生と死を雄弁に語り、片付けられては転がっている犬の糞がどうにもならない不条理を表現する。東洋武術に代表されるシュールな光景が暴動に繋がっていく非現実感と、父親不在の脆く崩れそうなのに何気ない日常をやりくりする家族の現実感が表裏一体で、白黒画面の奥に色が見えるようだ。不安定な家族を救ったのは、恋人に去られ死産を経験した家政婦だった。彼女なしでは今の自分はいなかったとキュアロンが語るように、社会の片隅にひっそり生きる女性が一見輝いていなくても、"家族"として認められ居場所を見つけた、その過程に言葉で表現しようのない感情が湧き上がった。すぐに拭かれる水面の飛行機が果てしなく広がる大空へ羽ばたくみたいに。(追記)期間限定で劇場公開とのことで再視聴。小さなスケールとは思わせない緻密な撮影と隅々にまで行き届いた音響効果は映画館向け。観客席はがらんどうでヒットする映画ではないが、その貴重な体験に加点せざるを得ない。 Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 9点(2018-12-30 23:15:00)(良:1票)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 7.00点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
317.69% line
400.00% line
517.69% line
6430.77% line
7323.08% line
800.00% line
9215.38% line
10215.38% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2018年 91回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞ヤリッツァ・アパリシオ候補(ノミネート) 
助演女優賞 候補(ノミネート) 
監督賞アルフォンソ・キュアロン受賞 
脚本賞アルフォンソ・キュアロン候補(ノミネート) 
撮影賞アルフォンソ・キュアロン受賞 
音響効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 
美術賞エウヘニオ・カバイェーロ候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2018年 76回
外国語映画賞 受賞 
監督賞アルフォンソ・キュアロン受賞 
脚本賞アルフォンソ・キュアロン候補(ノミネート) 

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