みんなのシネマレビュー

心と体と

On Body and Soul
(TESTRÖL ÉS LÉLEKRÖL)
2017年【ハンガリー】 上映時間:116分
ドラマラブストーリー
[ココロトカラダト]
新規登録(2019-05-08)【かたゆき】さん
タイトル情報更新(2019-05-27)【かたゆき】さん
公開開始日(2018-04-14)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督イルディコー・エニェディ
脚本イルディコー・エニェディ
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1


5.《ネタバレ》 どうも恋愛映画は苦手でこの作品もダメだった。
ただ観終わってからレビューなんかを見ていろいろと合点がいった。
心と体とというのはこの二人のことだったのか。
心が不自由なマーリアと体が不自由なエンドレが出会ったと。
このマーリアがいいキャラしてるな。

ただ個人的には映画として観たい作品ではなかったかな。 Dry-manさん [インターネット(字幕)] 5点(2023-03-22 01:36:49)

4.《ネタバレ》 こんなおっさんのどこがいいの?と思いながら観ていたら、いつの間にか味わい深く思慮深いエンドレの魅力に引き込まれていたのだが、友人の妻と寝るシーンでやっぱどこがいいんだこのおっさん、となってしまった。
どこまでも純粋で透明なマーリアは、危なっかしくて見ていられない。引き出しを開けるシーンで、ナイフではなく金づちを選んだことにホッとしたのに、次の瞬間その金づちでガラスを割っちゃうんだもん。ああ…それは勘弁して欲しい。あんなおっさん以外にも愛せる人はいるのに。
どこで思い止まるんだと思っていたら、エンドレからの電話。手首から血を溢れさせながら会話するマーリアが痛々しくて切ない。
人との身体的接触を克服したマーリアだけど、エンドレにはもっとマーリアへ真剣に向き合う誠実さと包容力が欲しかった。少なくとも私にはそれが伝わってこなかったので、ラストシーンで楽しそうに笑うマーリアを手放しで喜べなかった。そこが残念。
映像は独特。牛を屠殺するシーンは容赦ないが、雌雄の鹿が森の中で逢引するシーンは空気まで透き通って美しいことこの上ない。
カメラワークも秀逸。ピントの合わないカットに、横からマーリアの美しい顔が現れるシーンには唸ってしまった。
以前から観たかった映画で、観てよかった。満足の一本。 roadster316さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-12-30 01:15:16)(良:1票)


3.♪♪誰にも真似できない同じ夢を見よう Can you hear the calling?♪♪ が浮かんだ同じ夢を見る二人。その夢のシーンは得も言われぬ静謐さに加えて牡鹿・女鹿の佇まいがエンドレ・マーリアに見えた特筆すべき映像美。
また、吊るされた冷凍肉は何度か目にしたものの、そうなる過程は初鑑賞。衝撃過ぎて食べていたアイスクリームが以後喉を通らなくなる羽目に。ただ、単にグロではなくてシステマティックな工程での凛としたものを感じた映像。
映像美は満点。
初老エンドレと潔癖症&コミュ障マーリアの職場恋愛模様は、個性薄いエンドレが歯痒く物足りません。
マーリアのあれやこれやの健気さを見るにつけ、体を重ねなくても恋愛は育めるのを教えてやるのがエンドレの年の功じゃないのだろうか。
これは酷過ぎると思った際の値千金命の電話に心底ホッとさせられました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2019-11-04 22:33:16)

2.《ネタバレ》 初めての恋に対して一つ一つ真面目に積極的に対処していこうとするマリカの行いに胸を射たれてしまいますし、テーブル上でソルト&ペッパーや ロゴブロックのような人形を駒にしてその日彼と交わした会話をリプレイし、妄想し、自分のやらかしてしまったコトへの反省点へと繋げていってる女子のけなげさに最高点の胸キュン見せつけられてしまいます。
そして、ぬいぐるみという仮想の相手をベッドに迎え入れ、二人でシーツに隠れて仮想のスキンシップをするシーンなんですが、そこではマリカの顔が(目が)汚れの無い、全く純真で幼少な天使の笑顔のように見えてかなり素敵です。

そして一転、哀しみの入浴シーンから一転したドタバタシーンに(えっ?まさかこれって悲しい結末なのか うげぇと)心の覚悟をいたしましたが 起死回生、彼と交信する為に持った携帯がここで彼女の命を救う。そして彼への想いは気付けば恋が愛へと激変す。
静かな二人の奇妙な馴れ初め。結果的には、知らぬ間に恋の手助けをしてしまっていたメンタルヘルス健診の分析医のセクハラオバさんのファインプレー。お陰様にて結果好し。

※ラストシーン近くの公園シーンで抱き合いキスを交わすカップルの女子の顔が 若かりし頃のシャルロット・ゲンズブールに酷似!これホントにそっくりなんです激似。ビックリしました。ハンガリー作品なのに昔のシャルロットを発見してしまったかのような妙な気分。 3737さん [DVD(字幕)] 8点(2019-06-23 13:55:51)

1.《ネタバレ》 ブタベスト郊外にある食肉加工工場。妻と離婚し、孤独な独り暮らしを続けている工場の責任者エンドレはある日、食堂で見慣れない若い女性を見かける。産休に入った職員の代理として雇われたという彼女の名はマーリア。誰にも心を開かず常に一人でいる物静かな彼女が、エンドレは何処か気になるのだった。だが、それ以上なにが起こるわけもなく、二人は工場の単なる上司と部下として何気ない日常をやり過ごしていた。そんなある日、ちょっとした事件がきっかけで二人は驚きの事実を知ることに。二人が毎晩見る鹿の夢――牡鹿と女鹿となった二人が静かな森の中で木の葉をついばんだり池の水を飲んだりするという夢を、二人が毎晩同時に見ていたらしいのだ。戸惑いつつもエンドレとマーリアは、その後も鹿となったお互いの夢の中で次第に打ち解けてゆく。「もっと深く知り合いたい」――。そう強く思い始める二人。たが、現実生活ではどこまでも不器用なためいつまで経ってもすれ違うばかり…。奇妙な夢の中で知り合った、孤独な中年男性と生きづらさを抱え込んだ若い女性との不思議で静かなラブ・ストーリー。アカデミー外国語映画賞にノミネートされたというハンガリー発のそんな本作、何の前知識もなく今回鑑賞してみました。最後までとても淡々とした物語なのですが、それでもこの詩情あふれる映像の美しさは特筆に値します。それまで生きていた牛がただ事務的に屠殺され首を切り離され床のタイルを血で汚しながら淡々と食肉へとさばかれていくさまを、ここまで美しく撮れる監督は世界でも稀ではないでしょうか。そこに差し挟まれる二匹の鹿の映像も、本当に二人が姿を変えて逢引きしているように見えるのですから、この映像センスは本当に群を抜いている。内容の方は言ってしまえばまぁよくある、いわゆる〝枯れた中年男とメンヘラ女子の面倒臭い恋愛物語〟なのですが(日本の小説で例えるなら川上弘美の『センセイの鞄』のような)、このお互いの夢の中で逢引きを重ねるという設定が凄く秀逸。メルヘンなのかリアルなのか、この変な感覚は今まで味わったことのない不思議な世界観でとても惹き付けられました。次の日、昨日の夢のことを思い出しながらお互いににやにや見つめ合うとこなんて、「確実に交尾したね、この二人」と今まで口にしたことのないような言葉を呟いちゃいました(笑)。ただ、この設定が後半いまいち活かされていなかったところが惜しい。もっと夢の中での二人の秘密の逢瀬を見たかった。とはいえ唯一無二の独自の世界観を持ったこの監督のセンスには要注目。本作が18年ぶりの新作らしいけど、もっと早めに次作が観たいです! かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2019-05-08 01:10:11)(良:1票)

別のページへ
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.40点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5120.00% line
600.00% line
700.00% line
8480.00% line
900.00% line
1000.00% line

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS