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獄門島(2016)<TVM>

2016年【日】
サスペンスTV映画シリーズもの犯罪ものミステリー
[ゴクモントウ]
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タイトル情報更新(2021-10-09)【イニシャルK】さん


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演出吉田照幸
キャスト長谷川博己(男優)金田一耕助
仲里依紗(女優)鬼頭早苗
小市慢太郎(男優)磯川警部
山中崇(男優)清水巡査
山田真歩(女優)お志保
柳俊太郎(男優)鵜飼章三
岡山天音(男優)了沢
石田法嗣(男優)鬼頭千万太
堀田真由(女優)鬼頭月代
秋月成美(女優)鬼頭雪枝
吉田まどか(女優)鬼頭花子
綾田俊樹(男優)村瀬幸庵
菅原大吉(男優)荒木真喜平
古田新太(男優)儀兵衛
瑳川哲朗(男優)鬼頭嘉右衛門
奥田瑛二(男優)了然和尚
原作横溝正史 『獄門島』
脚本喜安浩平
制作NHKエンタープライズ
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1.《ネタバレ》 NHK BSプレミアムで放送されたドラマである。冒頭の場面で、これは今までと違う金田一耕助だといきなり宣言したように見える。
ただしその後は意外にも、復員放送とか靴の傷といった原作の要素を細かく拾いながら、ミステリー部分を中心に手際よくまとめたドラマになっている。映像面で美的に感じられる場面も多く、これはこれで悪くないのではと思っていた。
しかし終盤に至るとまた意外にも、それまでおとなしくしていた制作側が態度を一変させたかのように見える。金田一と和尚の対決場面では、原作にある要素をちゃんと使いながら、刺激を何倍にも増幅させて痛快感と説得力を出しており、ここは正直圧倒された。金田一本人が気○がいのように笑うのにつられてこっちも爆笑してしまった。
またここで見せた金田一の隠れた側面が、ラストで出た戦争についての述懐にもつながっていたように思われる。全てを掴み切れた気はしないが、人命の空しさに関わる虚無感のようなものがあったようで、戦争体験が金田一の人物像に大きく影を落としていたらしいのは前の映画にもない独自の趣向に見えた。
原作自体があまり面白い話と思っていなかったので事前の期待との差が著しい。旧作映画のファンには受け入れられない面もあるかも知れないが、何のこだわりもない立場としては、これが原作付きドラマの鑑だと断言してやる。
ちなみに早苗さんへの思いを込めた場面もちゃんとあって切ない。

以下は個別事項として、登場人物では警部が有能そうで威厳のある立派な人で、この人物との関係性が金田一の真価を際立たせている。また鵜飼という男が、最後には金田一の戦友のように見えていたのは意外で面白い。ほか完全に捨象されていたのが「勝野」の存在で、1977年版で都合よく使われたのであえて外したとも取れるが、逆にいえばいなくてもいい人物だったということである(ネコは出ていた)。
キャストについて、仲里依紗嬢は個性的過ぎるので早苗さん役としてはどうかと思ったが、実際見れば可憐で健気な姿を見せており、この人の少女時代を少し思い出した。ほか熟女系の人々は今回あまり目立っておらず、代わりに三人娘が見どころともいえるが出演時間が短い。吉田まどかさん(花子)はまだしも最初の場面でものすごく可愛い顔を見せていたが(死に顔も結構かわいい)、秋月成美さん(雪枝)などどこがこの人なのか全くわからない有様だった。
最後に撮影場所に関しては、どうも瀬戸内海にしては海が広く、また山がちな小島にしては網元屋敷など広々として平たい場所に見える。祈祷師の言った「山が割れ…」の表現ということなのか「道遊の割戸」も映っていたが、見たことのある者からすれば原作と全然違う場所なのが明白であり(佐渡市相川銀山町)、要はエンドクレジットに出ていた佐渡と柏崎で撮影していたわけである。最初と最後で島のように見えていたのは小佐渡山地の北端あたりかと想像しておく。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 8点(2019-11-23 13:58:39)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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