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今日もわれ大空にあり

1964年【日】 上映時間:104分
アクションドラマ
[キョウモワレオオゾラニアリ]
新規登録(2021-11-13)【かっぱ堰】さん
タイトル情報更新(2021-11-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(1964-02-29)


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監督古澤憲吾
助監督坂野義光
キャスト三橋達也(男優)山崎二佐
佐藤允(男優)三上一尉
夏木陽介(男優)小村二尉
当銀長太郎(男優)佐々二尉
新珠三千代(女優)山崎かおる
酒井和歌子(女優)山崎洋子
星由里子(女優)有川由紀
藤田進(男優)佐久間司令
田崎潤(男優)白川司令
平田昭彦(男優)潮三佐
中丸忠雄(男優)古川三尉
児玉清(男優)佐藤空曹
伊藤久哉(男優)A部長
大友伸(男優)B部長
二瓶正也(男優)Bパイロット
古谷敏(男優)Dパイロット
柳谷寛(男優)平さん
織田政雄(男優)香月清作
小川安三(男優)郵便屋
堺左千夫(男優)巡査
広瀬正一(男優)整備員
鈴木和夫(男優)街の若者A
脚本須崎勝弥
音楽広瀬健次郎
作曲広瀬健次郎「今日もわれ大空にあり」/「空の男さ」
撮影小泉福造
製作田中友幸
配給東宝
美術北猛夫
編集黒岩義民
録音下永尚(整音)
照明高島利雄
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1.《ネタバレ》 戦時中は海軍航空隊にいたという古澤憲吾監督が、「青島要塞爆撃命令」(1963)に続いて撮った飛行機映画である。時代的には「ゴジラ」(1954)で鮮烈デビューした(ただしミニチュア特撮)航空自衛隊のF-86戦闘機が早くも引退の時期にかかり、新鋭のF-104戦闘機に主力の座を譲ろうとしていた頃の話である。
実際にF-104が出るのは序盤と最後くらいのもので、ほとんどはF-86ばかりだが、円谷特撮ではなく実機映像が基本なので迫力がある。ほかに隊長機・訓練機としてT-33練習機も見えており、また極端に古風な黄色いプロペラ機が出ていたのは、戦前から世界的に使われていたT-6練習機というものらしかった。

本編は序盤からブルーインパルスなみ(乗員は多分本物)の曲技飛行で始まるので見とれてしまう。しかし劇中の隊員があまりに放埓でいい加減な連中で、こんな映画を許容する航空自衛隊は大らかなものだと思わされる。途中の訓練では何を訓練していたのかよくわからず、最後だけ必然性もなく無理やりな緊迫場面で盛り上げていたが、結局単なる根性論で終わったようなのは残念感があった。あるいはこれが「勇猛果敢・支離滅裂」といわれる航空自衛隊気質の表現だったのか(違うか)。
ドラマとしてはパイロットの人間模様も入れていたが、恋の結末に関しては全く納得できない。キャストとしては夏木陽介+星由里子で順当だとしても、こんなパワハラ気質+男尊女卑の旧人類で大丈夫なのかと花嫁が心配になる。結婚式ではとんでもない大失言をしていたが、本人は失言とも思っていないだろうからどうしようもない。
まあこの時代の大衆娯楽映画としてはこれで普通なのだろうが、それよりF-86映像が満載という点が最大の価値ではある。ラストの場面では、F-86の限界をこえて高く上昇するF-104が新しい時代を表現していたようで、お勤めを終える飛行機も人もお疲れ様でしたと言いたくはなった。

ほか個別事項としては主に最年少の三尉との関係で、自分で自分を縛らず自由になれということが語られていたようで、日記をやめろという端的なアドバイスは新鮮な気がした。また隊長の戦時中の話は残念なことだったが、その娘が父親を大事にしろと言われていたのはちょっと泣かせる場面だった。ちなみにどうでもいいことだが、農家の庭にニワトリがいるのはいいとして、屋内にまで1羽入り込んでいたのは気にしないのが普通なのか。
[雑記] 劇中飛行隊が九州まで遠出した場面では、途中で日本各地の空撮映像を見せていたが、その中で見えた「若戸大橋」(北九州市)は、この映画と同年の東宝映画「宇宙大怪獣ドゴラ」(夏木陽介主演)で怪獣に破壊されてしまっていた。その映画にもF-86が出演している。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2022-01-01 10:53:42)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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