みんなのシネマレビュー

ハロー、グッドバイ。<TVM>

(台北発 メトロシリーズ ~ 終点 ~ ハロー、グッドバイ。)
Hello Goodbye
(你好。再見)
2016年【台湾】 上映時間:70分
ドラマシリーズものロマンス
[ハローグッドバイ]
新規登録(2021-12-30)【かっぱ堰】さん
タイトル情報更新(2022-01-31)【かっぱ堰】さん


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1



1.《ネタバレ》 台北発メトロシリーズ(台北愛情捷運系列)全7作の一つである。今回はシリーズ最後の「終点」であり、これまでの6作に出た街や出来事を振り返りながら今回の新しい物語を作っている。その上で、メトロの始発点と終点を「你好」と「再見」とし、その間に生起した「出会い」(または縁)を描いたシリーズだったという形でまとめている。なお駅は主に北投駅が映っていた。
物語としては以前から散発的に出ていた変な男女が主役になって、それぞれの肉親の欠落を埋めていこうとするドラマを描いている。これまでの出現場面では人間離れした存在に見えていたが、変な点は実は今回の「並行世界」に係るファンタジー設定に起因するものであり、生身の人間としては別に変ではなかったらしい。

今回独自の趣向としては、変な女子の父親が台北捷運公司の職員という設定で裏方の司令室風景などを見せており、構内の監視カメラが父親との通信手段になっていたのは印象深い。本人もメトロには思い入れが深く、シリーズと同じ題名の画集を出版したのが劇中の重要な出来事になっていた。また地下鉄路線図を星座に見立てて、その関係で大稻埕のキラキラ星が再現されていたのは感動した。
そのほか各所にシリーズ全体とのつながりができており、例えば花一輪を手に取って謝謝と言った場面のような、本編で意味不明だった出来事の真相を見せたりしている。登場人物への個人的な思い入れで感情が左右されてしまうところもあり、西門町の小虎ちゃんが大泣きした場面はつられて泣かされた。最終作にふさわしく、これまで見てきた人々の哀歓をまとめて想起させる内容になっている。

なお主人公男女が観光案内ボランティアをしていたところに変な外国人が来て、「ホエア・イズ・ベイトウおんせんはくぶつかん」と言ったのは、さすがにもう少しましな聞き方があるだろうがと呆れたが、そこで男が返した言葉もかなり適当だったのは笑わされた。ここは日台の観客が一緒になって笑える場面に思われる。
日本人が台湾に行ってみて好きになったという話はよく聞くので、いいところなのだろうと前から思ってはいたが、自分は行ったことはなくてもこのシリーズを全部見たことで、初めていま現在の台湾に対する親愛の情が持てたというのは収穫だった。点数はこのエピソード単独の数字というより、全体を通して集積された思いの表現ということである。全部見てよかった。
かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-01-22 10:31:16)

別のページへ
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
600.00% line
700.00% line
81100.00% line
900.00% line
1000.00% line

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS