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女渡世人 おたの申します

1971年【日】 上映時間:103分
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア
[オンナトセイニンオタノモウシマス]
新規登録(2022-01-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(1971-07-31)


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監督山下耕作
助監督篠塚正秀
キャスト藤純子(女優)太田まさ子
菅原文太(男優)音羽清太郎
島田正吾(男優)矢吹幸作
三益愛子(女優)おしの
林彰太郎(男優)良吉
南利明(男優)福松
待田京介(男優)銀三
遠藤辰雄(男優)南田勘兵衛
有川正治(男優)秀常
金子信雄(男優)滝島周蔵
阿井美千子(女優)おふみ
楠本健二(男優)青木益次
国一太郎(男優)山犬
木谷邦臣(男優)半目
鈴木金哉(男優)ゴロ辰
志賀勝(男優)
中村錦司(男優)小西
三原葉子(女優)おりく
丸平峰子(女優)おしま
秋山勝俊(男優)
脚本笠原和夫
音楽渡辺岳夫
撮影山岸長樹
企画俊藤浩滋
日下部五朗
配給東映
美術鈴木孝俊
編集宮本信太郎
録音中山茂二
照明中山治雄
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 数ある切った張ったの作品の中で傑作と呼べる出来映え。渡世人としての筋を通す生き辛さ、手を差し伸べてあげた堅気のオバサン達に刺すような視線で毛嫌いされ、業火の中命懸けで救い出した赤ん坊をひったくるように取り上げられすすり泣く姿がやるせない。そんな彼女に「姐さん、やくざは日蔭の花だ。日向に咲こうなんて考えたら、てめえが惨めになるだけですよ。どんなに日蔭に咲こうが、おめえさんの花の美しさは、私にはわかっています」静かに語りかける菅原文太に鼻の奥がツーンと。渡世人としての意地を貫き通した姿は彼の言葉通りに息を呑む美しさでありました。
美しいと言えば、私的「この世にこんな美しい人が居てるのか!」ランキングはアヌーク・エーメ、ジェーン・シーモア、キャロル・ブーケ、ナスターシャ・キンスキー、ブルック・シールズでありますが、藤純子がアヌーク・エーメの次にランクインしました。
練り上げられた脚本、キャスト全員の名演、道行きシーンが無いのを始めとする大胆でキレの良い演出、お見事。拍手。 The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 9点(2022-04-10 01:04:53)(良:1票)

1.《ネタバレ》 続篇ですが、藤純子さんの役柄は(中身はともかく)前作とは別人で太田まさ子、人呼んで「上州小政(女小政)」たァ、中々に威勢の好い通り名で御座いますな(元祖は若くして死んでるんだから、縁起でもねェとも言えるケド)。

しかしコレ、前作よりも格段に出来がイイですわ。基本的な内容は(また)だいたい同じなのだけどドコが違うかと言って、ひとつはやっぱし「渡世人」をチャンと描いてる、というコトに思えます。ただただ善玉な任侠が悪いヤクザを退治する…だけだと、ハッキリ言って『水戸黄門』の類になっちゃいます。が、本作では渡世人の仁義の価値観や心意気、或いはそれ故の因果な身の上なんかがしっかりと描き込まれ、それが任侠ものの面でも人情ものの面でも両面からお話に深みをもたらしています。あと単純に前作よりも全体のテンポが整ってた、とも思いましたかね(緩急自在…といった感じ)。役者もこれまた前作より多彩で、かつそれぞれ上質な役割の果し様でした。島田正吾のとっつぁん・三益愛子のおっかさん、今作のコメディリリーフは爽やかお調子者・南利明、待田京介は一見はいっぱしの任侠風ながら実はアコギな敵役で、かつどーも女に弱いらしい、と。あくどい親分役だって(あの)金子信雄に加えて前作から引き続きの遠藤辰雄とで二枚揃えと、コレも中々にゴージャスです。

しかし、何と言っても今作は(これまた)菅原文太でしょ。登場シーンはさほど多くなく、かつどれも静かなお芝居(修羅場は別にして)。でも、だからこそ伝わる熱い想い…とでも言いますか、今作は実は優れた恋愛映画でもあったのだ!とすら思いますな(最早)。『緋牡丹博徒』シリーズ屈指の名シーン・雪の今戸橋に倣ったか、今作でもまずは2人のそのシーンでは雨が降っている(ひとつ傘の中でしっぽり濡れる2人の艶やかさ・切なさ…と来た日にゃア!)。そしてオーラスのカチコミ前に菅原文太は言います「姐さん、アタシも一緒に、死なせてください」ああ、あはれ日本人てのは「愛と云うは死ぬ事と見付けたり」てなモンなのでしょーかね(「君のためなら死ねる」だのナンだの)。 Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 8点(2022-03-04 13:27:51)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.50点
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