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レディ in ホワイト

2018年【日】 上映時間:98分
コメディ
[レディインホワイト]
新規登録(2022-09-27)【目隠シスト】さん
公開開始日(2018-11-23)


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キャスト吉本実憂(女優)如月彩花
波岡一喜(男優)松山翔平
矢本悠馬(男優)猪瀬康太
笛木優子(女優)結城美晴
小山田サユリ(女優)桜田由紀
いとうまい子(女優)如月早苗
利重剛(男優)如月修二
吹越満(男優)酒田稔
プロデューサー藤原健一ラインプロデューサー
あらすじ
リクルートスーツの就活生が居並ぶ中、颯爽と面接会場に現れた白づくめの女。それが如月彩花(吉本実憂)だ。その特異ないで立ちとビッグマウスに呆れる面接官たち。当然不採用かと思いきや、まさかの採用。しかも花形企画部のエース・松山翔平(浪岡一喜)直属の部下に配属されるという異例の人事。しかしこのエース、とんでもないパワハラ野郎であった。果たして「白い女」は強烈なパワハラに耐えられるのだろうか。そして彼女の真価とは。

目隠シスト】さん(2022-09-27)
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 如月彩花が纏う「白」は、「何者でもない」または「生まれたまま」の象徴と解します。彼女が原石だとしても、磨かれていなければただの石ころです。実績がない、己が能力を示していない者が威勢のよい台詞を吐いたところで「ほら吹き」「妄言」と取られるのがオチ。普通なら面接で落とされて終わりでした。しかし世の中には一定数の「物好き」や「ギャンブラー」、稀に「目利き」がいます。いずれにせよ彼女は運に恵まれ、とある企業に拾われました。新人がパワハラ上司の下についたら潰されるのが常ですが、彼女は持ち前の芯の強さ(というより傍若無人ぶり)を発揮して難局を乗り超えます。ここでも彼女は幸運でした。上司はパワハラ野郎であっても陰湿では無く、仕事面では有能でした。無能で陰湿な最低上司に比べてマシと言うのも変ですが、原石を短期間で研磨するには有効な劇薬だったようです。人事部長の采配や恐るべし。
黒を羽織らされても中に白を身に付ける気概にヒロイン適性あり。ハイライトはアンケートのシーンです。インタビューしながら主人公は涙しました。パチンカーの戯言の何処に心打たれたのか不明ですが、きっと「自分の中には無い何か」に化学反応が起きたのでしょう。止めどなく流れる涙は、まさしく「無駄なものが落ちた」「殻を破った」を端的に表したものと考えます。かくして原石は宝石に生まれ変わりました。「自分が宝石だと信じる」と「自分が宝石であることを知る」は天地ほど差があります。己が価値を知った宝石の居場所は自ずと決まる。そんな結末であったと考えます。ですから当初主人公が着ていた「白」と、ラストカットで身に付けていた「白」では全く意味合いが異なります。ちなみに宝石の種類はパールでしょうか。石言葉は「富」です。
もっとも今回の一件は「運よく宝石が発見された」極めて稀なケース。原石っぽく見えても大抵は駄石です。それに経験不足の子どもの高い自己評価と政治家の公約ほど、あてにならないものはありません。前述したとおり「ほら吹き」か「妄言」が相場。でも同じ事が自己評価の低い人にも当てはまります。宝石じゃないにしても、レアメタルや有価値な成分が眠っているかも。だからとりあえず研磨してみるのです。なるべく、いろんな方法で。何か出てくればラッキー。出てこなくても、形が良くなれば使い道があります。それに普通の石が無かったら道路一つ作れませんから。これが50年間石ころをやってきた者の持論です。
主演は吉本実憂さん。私の鑑賞歴では『罪の余白』『大コメ騒動』に次いで3作目。今はオスカープロモーションを離れているようですが、米倉涼子さんや福田沙紀さんと同じく戦闘力高めなオスカー顔の美人女優さんです。敵役は勿論ですが、第一印象のギャップを活かして良い人役もいける。意外と汎用性の高い顔のタイプなのかなと思います。どちらかというと主役よりも脇役で映えるタイプかもしれません。 目隠シストさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-09-27 19:55:55)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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