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【クチコミ・感想】
1.ここで言う「三悪」とは、売春、麻薬、性病のことで、これら三悪を日本から駆逐すべく、三悪追放協会肝いりで作られたこの作品。教会を率いる菅原通済も「ほぼ本人役」で出演し、見事な棒読みセリフを披露しています。 とは言っても実際のところはと言うと、この作品、本当に「三悪」を根絶したいという気があるのか、それとも東映が例によって例のごとくそれをちゃっかり利用しただけなのか(←たぶんこちら)、限りなくポルノに近い、煽情的なシーンのオンパレード、なのです。もちろんそれに対して文句は無いのですが、大勢の人々に見せて啓蒙するようなタイプの作品では、ございません。 悪を憎む若き熱血刑事役に、仮面ライダーV3にしてアオレンジャーにしてビッグワンであるところの、我らが宮内洋。すみません、快傑ズバットってのは私、よく知らないんです。で、その刑事の前に現れた麻薬取締官、これがいかにも悪の手に染まったような一見不埒なヤツなのですが、これを千葉真一が演じています。もちろん我らが千葉真一がそんな悪人である筈もなく、家に帰るとそこには車椅子姿の妻がいて、それを見ただけで、ああ、巨悪に立ち向かうべく悪に染まったフリをしてるだけなんだなあ、ということがわかる。ってのはある意味、「逆偏見」でもあるのですが、でもまあ、そういうシーンでも入れて保険をかけない限り、千葉真一ってやっぱり悪人顔に見えちゃうもんなあ(笑)。 ちなみに麻薬取締官ってのは警察官ではなく、厚生省(今の厚労省)の役人なんだそうで、そんなこともあってか、それとも単に馬が合わないだけなのか、反目しあう宮内洋と千葉真一。タイプは違えど天性のアクションスター2人、ですから、銃撃戦あり格闘あり、見せ場はたっぷり。殴り合いながら冷静な会話(?)を交わすなど、珍妙にしてケレン味溢れるシーンを繰り広げたりも。 一方、悪の組織のヒットマンの役に、中村敦夫。ヒットマンというよりも、雰囲気がテロリストに近いですね。一番ストイックな感じで、その分、何をするかわからない。実際、後半ではマシンガンを乱射して、一番ムチャクチャやってます。 あと、渡辺文雄が日頃に似合わず、悪人ではない役で登場? まさか、ね。ははは。 津島利章のスキャット風の音楽もなかなかシャレていて、映画を彩ります。しかしラストシーンでは、そういう音楽で映画を締めくくるのではなく、町の遠景に、学校のチャイムのようなものが流れ、静かに幕を閉じます。これが実に印象的、なのです。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2025-07-06 16:36:01)《新規》
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【点数情報】
Review人数 |
1人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 100.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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