みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.何かを一生懸命なっぞってる感じ。「この映画をどうしても作りたかった」というより「なんでもいいから映画を作ってみたかった」って感じ。初恋は切ないのう、という話。合宿の練習、指揮棒が振り下ろされたところで鐘がゴーンと鳴って肝だめしに移るとか、映画作りの練習をしている生真面目さは買おう。その一生懸命さは買ってやってもいいんだけど、いい若いもんがこうチンマリしたのばっかり作るなよ、いう気分も同時に起こる。もっと不機嫌になってほしい。やりたいものが見つからぬ青春、って話も、もうすでにある定型のなぞりになってしまってるんだ。ヒロインがオーボエ、男は大太鼓、ってのも…。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-03-06 09:41:50) 5.《ネタバレ》 最初の説明的なナレーションとわざとらしい高校生活描写に、これはハズレ作品決定かなと思っていたのです。途中では、字幕翻訳が必要じゃないかと思うくらい聞き取りづらい台詞回し(ほとんど全員)に苛々していたのです。しかーし、それまでの伏線をふんだんに使った上に容赦なく切なさの底に叩き込んでくれるラスト20分で、一気に印象が変わりました。加えて、相当下調べをしたであろう気合の入ったロケーション撮影と効果十分な音楽をあれだけ全編にかぶせられたら、低い点はつけられません。ううっ。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-08 01:49:53) 4.《ネタバレ》 アポロ月面着陸から10年後の1979年に高校3年生。田舎の県立高校。しかも遅くて淡い初恋ときたら、ああ、わたしと同じ。。。これだけでもう冷静な評価は下せません(点数は勢いでつけました)。 撮る方も撮られる方も初々しさが目立ちますが、それがかえってテーマに似つかわしく、好感が持てます。しかも、繰り返し観るうちにこなれてきて、滑らかな印象をもたらしてくれました。ラフマニノフ調の情緒豊かな音楽もよい。ことに初々しい菊池麻衣子の香織が良かった。密かに想いを寄せていた和彦と心を通わせることができた嬉しさと恥ずかしさが混じり合った川沿いの帰り道での表情と、ぎこちなくなった関係を修復しようと意を決したように紅をひく浴衣姿の表情とが対照的で、すてきでした。 初恋といえば、わたくしごとで恐縮ですが、わたしの場合、当時受験の色がもっと濃く、とてもドラマチックな要素などありませんでした。しかしそれでもかけがえのない思い出となっております。監督が主張したかった初恋の残酷さもそれなりにわたしの記憶に刻まれ、人生に哀しい彩りを添えてくれています。DVD化されましたので、日々の変わり映えのしない生活に疲れたオッサンであるわたしにとり、また心癒されるコレクションが増えました。嬉しいですね。 10年後主人公の和彦はまだ本当にやりたいことが見つかっていないと言っていますが、今ならどうでしょうか。あれからなんと25年。わたしの場合、やっぱり・・・ですかねえ。人生こんなもんか。なお、意見が分かれる最後のシーンですが、わたしはあれでよかったと思います。彼女が幸せそうで、本当に、よかった。ただ、香織が和彦の顔を認識できなことから、まだ抑圧は続いているような気がします。しかし、これも含めての人生でしょう。本作品中唯一の不満は10年後の和彦が働くタコ焼き屋が「京都大学正門前店」ということ。これじゃストーカーだよ。。。ま、ともかく、彼のほうは故郷でも京都でもなく、東京あたりでがんばってほしいです。 で、結論。文字通りの意味で「佳作」といってよい稀有な作品。ぜひみなさんもご一覧あれ。 【バッテリ】さん 10点(2004-07-23 16:59:58) 3.甘酸っぱい少年少女の恋がせつない・・。 最後の忠節橋のシーンはずっと心の中に残っています。 【ムレネコ】さん 8点(2003-11-08 14:21:36) 2.吹奏楽部を辞めた日に、この映画が深夜やっていた。どんな話か知らず、ぼけーと見ていると、なんと主人公は吹奏楽部。しかも、コンクールで別の学校が演奏していた「吹奏楽のための"小狂詩曲”」は、本来ならば私も演奏するはずだった曲・・・。まるで、吹奏楽部を辞めるなと言ってるよう・・・。話の展開にともない、どんどん悲しくなってきました・・・。 【法子】さん 5点(2003-06-01 18:40:01) スポンサーリンク
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