みんなのシネマレビュー

オーソン・ウェルズのフェイク

F For Fake
(Vérités et mensonges)
1973年【イラン・仏・西独】 上映時間:89分
ドキュメンタリーミステリー
[オーソンウェルズノフェイク]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-12)【イニシャルK】さん


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監督オーソン・ウェルズ
出演オーソン・ウェルズ
ジョセフ・コットン
ポール・スチュアート
ローレンス・ハーヴェイ〔男優〕
ゲイリー・グレイヴァー
脚本オーソン・ウェルズ
音楽ミシェル・ルグラン
撮影ゲイリー・グレイヴァー
編集オーソン・ウェルズ(ノンクレジット)
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【クチコミ・感想】

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8.《ネタバレ》 ウエルズのはったり満載の映画。映像でも、本人の劇中の手品でも。騙されることが、純粋に楽しめる映画。 にけさん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-15 11:15:39)

7.《ネタバレ》 騙す事の楽しさ、騙される事の楽しさ。それが詰まった「フェイク(贋作)」。

細野不二彦の作品で「ギャラリーフェイク」という漫画があるが、90年代に描かれた漫画に先駆けて70年代にウェルズは「贋作」の醍醐味を映画で語っていたのだ。

ファーストシーンで手品を披露するウェルズ。この場面こそこの映画の全て。自ら「ペテン師」と称し、「嘘」を映像の中で「本物」にしていく作家としての、舞台俳優としての演目。

ファーストシーンが終わって1時間は、稀代の贋作家と稀代の偽作家のエピソードをインタビュー形式で淡々と語る。
やや退屈な1時間だが、ラジオ時代の「宇宙戦争」に関する面白いエピソードやピカソの情事は興味深い。
その後に訪れる17分間の「オヤ」のエピソード。今までの退屈さをなかった事にしてもいいくらい画面に吸い込まれる。どこまでが嘘でどこまでが真実か。
最後まで見ないと絶対に損をする映画です。

この映画のトリックはオープニングから既に始まっていた。
実在の美人モデル、贋作家、偽作家など様々な「フェイク」がインタビュー形式で出てくる。
そこから既に「騙し」が始まっていた。

歳を取っても若い頃の情熱は失わない。
最後まで少年の遊び心で映画を作り続けたウェルズのこだわりが感じられる。

それはラジオ時代の「宇宙戦争」の頃から変わっちゃいない。
白熱した実況で視聴者に「本当に宇宙人が攻めて来たのか!?」と騙くらかしたエピソード。後の猛抗議も、ウェルズにとっては「してやったり」。

映画デビュー作「市民ケーン」もそう。
実在の新聞王ウィリアム・ハーストの「偽物」チャールズ・フォーガスタ・ケーンを産みだした。
その偽物の新聞王を映画の中で「本物」にしていく面白さ。ケーンの壮絶な生き様が「本物」にした。確かに映画の中に生きていたのだから。

「黒い罠」はタイトル通り、観客を騙す「罠」。これも最後まで見ろないとアカン映画だね。

「オセロ」や「マクベス」は心理描写の騙し合い。自分自身すら「騙して」追い込んでいく人間の限界を魅せつける。

ともかく、この作品はウェルズのお遊び精神の結晶の一つ。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 20:25:05)(良:1票)

6.《ネタバレ》 スパッとダマされてしまって、気分爽快です。「最初の1時間」があまりにも退屈で、イグジット・スルー・ザ・ギフトショップを先に見ちゃったからなあ…と後悔していたのですが、途中で見るのを止めないでよかった!眠気との戦いに勝った後の、なんとすばらしい騙し!
1時間経ってから驚くほど面白くなっていきます。ゴダールさんをブラインド越しに見つめるピカソには爆笑させられました。天丼のやり過ぎだとは思いましたが、次々に展開していく面白すぎる大嘘には惚れ惚れしてしまいますね。さすが全米を火星人の恐怖に陥れた男です。不勉強なので「市民ケーン」をまだ見ておらず、今作がオーソン・ウェルズ初体験だったのですが、とんでもない監督でございました。俳優としても素晴らしいですね。映画に出てくる嘘つきの中で最も胡散臭い! カニばさみさん [ビデオ(字幕)] 8点(2014-06-10 19:34:43)

5.オヤが保養地に現れる場面までは、どうしようもないほど退屈。だが、最後まで観ると、それが計算ずくで演出されたものだったことがわかる。リアルタイムで見ていた人はオーソン・ウェルズというブランドを信じて席を立たずにいて、面白くなる17分間を堪能できただろうが、オーソン・ウェルズを知らない今の多くの人は、多分、途中で見るのをやめてしまうのではないだろうか。だが、この映画は終わりまで観ないと絶対に損をする、というのが今日はじめてこれを観た私が伝えられる掛け値無しの真実である。 南浦和で笑う三波さん 9点(2005-01-23 23:03:29)

4.初公開時、渋谷パルコかどっかの上にあった劇場で観ました。手品が趣味の監督の人となりとタイトルから「これはだましにかかってくるんだろうな」と多少は用心していたのですがみごとにひっかかりました。最近見返してみてネタが割れていても充分楽しめることに驚きを感じました。単なる贋作にまつわるドキュメントでもなく、いわゆるミステリーというくくりにもあてはめられないけれど登場人物も作品のスタイルも内容も、また映画そのものの存在自体もとてもミステリアスというメタな作品。このように他に類例がなく、しかもちゃんと面白い作品を創造するというのは実はとてつもなく偉大なことであって作り手の頭とセンスの良さは尋常ではないと感じました。まるで手品のような作品なので、ミスディレクションに翻弄されることに快感をおぼえる私には最高のご馳走です。手品のタネを知ってくだらないと腹を立てるタイプの人にはまずお勧めできませんが。 皮マンさん [映画館(字幕)] 10点(2004-09-26 19:35:29)

3.何が言いたいのかさっぱり分からん。これも映画なんですか? 金子淳さん 1点(2004-07-08 17:10:15)

2.その昔H.G.ウェルズの「火星人襲来」をニュース仕立てでラジオ放送しアメリカ中をパニックに陥れたオーソン・ウェルズがふたたび仕掛けたフェイク・ドキュメンタリー。といっても、すべてのエピソードが嘘八百というわけではなく、部分部分のエピソードは事実だったりするからタチが悪い。さらにメインの登場人物ふたりが揃ってクセモノときたもんで、かたや贋作専門のジジイの絵描き、こなたその人物を「贋作」なる著作で取り上げたという、もう見るからにウサン臭い作家。そんなやつらの喋ることすべてがマジとも思えないので、観ているこっちは疑心暗鬼になってきて、ついにはボンッ!と頭がショートしてしまう・・・ので、決してすべての人にお勧めできる作品ではありません。が、今まで観たことないような変った映画が観たいという人なら必見。但し、劇中登場する大富豪ハワード・ヒューズについての最低限の予備知識がないと愉しさが半減してしまいますので、晩年の十数年間、重度の神経症(全裸に近い状態でベッドに横たわり、風呂にも入らず髪は伸び放題という状態でありながら、黴菌をおそれて電話の受話器にさえ触れることができず、側近が身の回りのすべての世話をしていたという)を患い、ラスベガスの自分のホテルの最上階でひきこもり生活を送っていた人物であるということだけお報せしておきます。 じゅんのすけさん 10点(2003-09-08 20:07:54)

1.この映画には注意が必要です。ウソのようなホントの話とウソのような大ボラが混ざっているので、ウカウカ観ていたらしっかりダマされた。オーソン・ウェルズの映画奇術。だが単なるダマシ映画ではなく、真作と贋作の問題や芸術一般についても考えさせてくれる。一夜のマジックショウといった締めくくりもいい。 アンドロ氏さん 8点(2002-12-16 01:20:07)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.62点
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1112.50% line
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300.00% line
400.00% line
500.00% line
600.00% line
7112.50% line
8337.50% line
9112.50% line
10225.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 10.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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