みんなのシネマレビュー

乞食/アッカトーネ

Accattone
1961年【伊】
[アッカトーネ]
新規登録(2003-04-30)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2012-12-22)【みんな嫌い】さん


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ピエル・パオロ・パゾリーニ
キャストフランコ・チッティ(男優)
アドリアナ・アスティ(女優)
脚本ピエル・パオロ・パゾリーニ
撮影トニーノ・デリ・コリ
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【クチコミ・感想】

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5.みてると辛くなって、何度もDVDを途中で止めてしまった。最後にむしろ救いがあるように思いました。 みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 7点(2016-01-17 19:12:57)

4.《ネタバレ》 イタリアの名匠、ピエル・パオロ・パゾリーニの監督デビュー作。

主演は、パゾリーニ映画の“常連”であるフランコ・チッティ。
この人の顔は何度も見たことがあったけど、顔と名前をしっかり憶えたのは今回が初めて。

他の作品でもかなりの個性を発揮していた彼だが、本作においては主役ということもあって、存在感ありまくりだ。

舞台はローマのスラム街。
主人公であるアッカトーネは職にも就かず、プラプラと日々暮している。

彼の経済的根拠は“ヒモ”。
要するに、自分は毎日遊び呆け、女性に食わせてもらっているのだ。
なんという羨ましい暮らしぶりだろう。

「仕事なんて堕落した人間のすることだ。」

と、彼は劇中でのたまう。
なかなか哲学的なプータローだ。

自分も多分にプータロー気質な部分があるからして、こういった「怠け者の若者」を題材にした作品は、それだけで自分のツボにハマってしまう。


袖まくりをしながら、ガタイのいい(体格のいい)彼は街をブラブラとしている。
ロクに働いてもいないのに、無意味に体格がよろしい。

とあるきっかけで肉体労働を一日だけすることになるが、すぐにバテテしまう。

あのガタイは一体、何の意味が!
見かけ倒しかよ、おい!

そんなとこも自分に似てて楽しかったりする。

そんな彼もついには奥さんに見捨てられ、家を追い出されてしまう。

それでも彼は働かない。
ガタイを活かさない。

しかしながら、さすがにそんな彼でも飯なしでは生きていけない。

「お腹が空くのは、食べることが習慣になってしまった証拠だ。」

と、またしても哲学的なことをのたまうが、要するに腹ペコな彼。
ついには、子供をあやすフリをして、子供の首にかかったネックレスを盗んでしまう。

そうして堕落の道をひたすら突き進んでいくのだが・・・


後期の彼の作品群に比べると、過激な描写はほとんど無い本作。
それだけに、パゾリーニの描き出す独特の映像世界にどっぷりと浸ることができた。

パゾリーニ映画のモノクロ世界は、見ていてとても心地良くなる。
彼の作品群の中で、それを最も強く感じさせたのは、この『アッカトーネ』という作品だった。

巷のレビューサイト等で、非常に評判が良かった為、観ることを決めた本作。
どうやらその「口コミ評判」に間違いはなかった様だ。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-09-01 21:17:59)

3.後半のくだりが好きです。パゾリーニらしさももうこの作品から出てきてるんじゃないでしょうか。キャストも下層級の人ということでリアリティがより感じられ作品を一層ひきたててました。よかった。 アンリさん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-05 11:21:58)

2.貧困が心までをも貧しくさせてゆく、そんな現実が生々しく描写される。そこにはブニュエルの『忘れられた人々』同様にパゾリーニの社会批判が浮かび上がる。犯罪行為がごく当たり前のように身に染みついた下層階級の人々の日常は非常に荒んでいる。しかしながら実に人間らしくも描かれる。主人公アッカトーネの身勝手さもまた、生きる為に身につけたものと言える。その思想を危険視された詩人パゾリーニの処女作は、実際の貧民街の人達を起用し、その人物の怒りや苛立ちの表情を真正面から撮ることによって独自の虚構の世界を構築しながらも独特のリアリズムを形成している。イタリア・ネオレアリズモを超えた現実の露呈がそこにある。映画初体験のパゾリーニを支えたであろう助監督に、当時20歳のベルトルッチの名があるのも興味深い。 R&Aさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-13 18:58:48)

1.なんとも悲しい映画。あの遺作あってこの処女作ありって感じです。あのスラムから見える都市と教会、十字を切るラスト。「ソドムの市」となにか似ている気がしますが、根底のモノが違う気がします。 yoziさん 8点(2003-02-24 12:42:40)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.40点
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