みんなのシネマレビュー

野いちご

Wild Strawberries
(Smultronstället)
1957年【スウェーデン】 上映時間:91分
ドラマモノクロ映画
[ノイチゴ]
新規登録(2003-05-25)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-05-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(1962-11-01)


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監督イングマール・ベルイマン
キャストヴィクトル・シェストレム(男優)医師 イサク
ビビ・アンデショーン(女優)サーラ
イングリッド・チューリン(女優)エヴァルドの妻 マリアンヌ
グンナール・ビョルンストランド(男優)イサクの息子 エヴァルド
イェートルド・フリード(女優)イサクの妻 カリン
マックス・フォン・シドー(男優)ヘンリク・アケルマン
オーケ・フリーデル(男優)カリンの愛人
グンネル・リンドブロム(女優)シャルロッタ
レナ・ベルイマン(女優)
脚本イングマール・ベルイマン
音楽エリク・ノルドグレン
撮影グンナール・フィッシェル
製作アラン・エーケルンド
配給東宝東和
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【クチコミ・感想】

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15.冒頭のシュールなシーンが頭に焼きつく。二元論をうまく使ったストーリー構成、映像の美しさ。ロードムービーとすることでさらりと流れていく。観れば見るほどジワジワと味わいが増す映画である。 円軌道の幅さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-19 22:51:00)

14.スウェーデン映画。独得な雰囲気と夢、現実の世界に引き込まれました。 HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-14 21:40:41)

13.オッサンの頭の中にある極私的体験を延々と見せられても・・・。もっと爽やかで前向きな内容を期待したのに、妙にうじうじじめじめした感じが漂っていて、疲れました。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-03-12 04:44:18)

12.《ネタバレ》 物語序盤の老人と、終盤とではまったくの別人と化している。
自分の罪を認識し、許しを請うたからだろう。
そういった意味では、8 1/2のグイドと似ているなと思った。
この老人にとってのストレスは、過去2度に渡って愛する人(妻を愛してたかは分からないが)を奪われたことと、息子に憎悪されていることと、死だろう。


この映画はこの映画で十分面白い。
とてつもなく丁寧な作りだからだ。


ただ、私はまだ若過ぎた。
グイドの方が合っているらしい。



タックスマン4さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-10 11:31:40)

11. いかにも、このサイトでしか高評価されない映画だと思います。アマゾンのカスタマーレビューも読んでみましたが、たぶん同じ人が書いているのでしょう。文脈がほとんど同じです。名誉博士の授与を受け取りに行く老人が美女達と一緒に、過去の幻想に追われながら一泊二日の旅をする、こじんまりとした映画です。
 私が、このサイトで探し求めている映画と言いたいところですが、何せ主人公が、片足を棺桶に漬かった老人なので、この映画の素晴らしさを実感できるのは、当分先のことだと思います。
 90分で終わるので疲れませんが、若い人には向いてません。年寄り向きです。
 数十年後にもう一度観たいけど、ディスクが存在してるか心配です。
 野いちごを出すシーンなど、シャレードが多すぎて、ちょっと疲れる映画です。 クロエさん [地上波(字幕)] 5点(2010-03-10 03:29:21)(良:1票)

10.《ネタバレ》 ひとつ、対比の構造を確認してみましょうか。現実と夢(うまく繋がっています)、老と若(明るい若者と苦渋に満ちた老人)、自己評価と世間の評価(自分に対する評価は夢を通して表現されているけど、自分は駄目だと思っている模様)、自分と母親の関係と自分と息子の関係(同じような冷たい関係がなんとも遺伝だなぁと思う)、禁欲と放蕩(映画を見るとだんだん「いい人」すぎるんだ!と分かってきます)自分と妻の関係と息子とその嫁の関係(これまた、同じ)、宗教と無神論(どっちに傾きすぎてもいけないのでしょうか、笑いを取るシーンに使われているから)、そして、生と死(全編に死のイメージを貼り付けて、生の意味を提出してます)等…… 言葉で書くと「生きる意味」なんて、ちょっと薄っぺらになりそうなんですが、それを映像だけで示してくれています。そこに、この映画の良さがあると感じました。凄い映画です。 K-Youngさん [ビデオ(字幕)] 10点(2009-04-11 18:20:30)

9.《ネタバレ》 冒頭のあの夢のシーン、何とも恐ろしく強烈な印象を残す。映像によるインパクトの与え方に関してこの監督は上手い。主人公である老医師が最初に見る自分の死体の夢の怖さとその後、野いちごを見つけてかつての婚約者を思い出し、若い頃の自分と現在の老いた自分とを比較し、人生は辛いことの方が多いけど、年老いて初めて解る楽しさに何だか見ている側に対しての監督からの人生は素晴らしいものであるという熱いメッセージのようなものが聞えてきて考えさせられる。それにしても夢のシーンの使い方が効果的で幻想的な映像美と深みのある白黒のコントラストによる映像美はこの監督の映画のどれもに共通して言える。そして、出てくる若い女性も何とも魅力的である。 青観さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-10-26 21:59:39)

8.ベルイマン監督作品は観ていて辛くなったりしますが、本作はすっと主人公イサクの気持ちに入り込むことが出来ました。
老人と若人の対比が良いです。
そしてはっとするほど美しいモノクロ映像に舌を巻きました。
聞いていてこちらが辛くなるようなセリフもあるのに、終わったときにはほんのり癒されていました。
質の高い本作に拍手を送りたいです。 たんぽぽさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-05-18 22:08:25)


7.《ネタバレ》 名誉博士の学位を受けることになり授与式の地に向かう、ある老医師の一日が、色々な人との交流と、幻想的な夢や回想とを交え、綴られます。一日の終わりに、老医師は、「今日の出来事は何かつながりがありそう」と気づきますが、観てるワタシも「ちぇっ気づきやがったか、私も何かつながりがあると思うんだけどね、それがはっきりせんのよ」(笑)。ま、しかし、言葉でスラスラ説明できるような厳密な論理構成でエピソードが配列されてたりしたら、そんな露骨に人工的なものに感動もへったくれもないわけで、やはり、メタファーによる映像詩ともいうべきこの映画の魅力は、一味も二味も三味も違うもの。息子との関係、息子の嫁との関係、年老いた母との関係。亡き妻。もはや熟年夫婦同然にツーカーの関係の家政婦。中には自分を慕ってくれるガソリンスタンドの店主などもいる。そして、旅に同行することになった、3人の若者(女性は二人の男性のどちらを選ぶか、“アッケラカンと”迷っている)。一方で、夫婦喧嘩ばかりする、とある夫婦。なーんとなく、「夫婦関係」とか「死」とかいうテーマが見えてくるのだけど、その印象を圧倒的に強くするのが、主人公の幻想的な夢と回想の夢。生者は溶け去り、棺桶の死者が手を伸ばす。医学の基本すらわかっていないらしい自分。あるいは過去の苦い思い出。現実世界の人物と夢の中の人物が混じりあい、夢のもつ皮肉さはいやでも強められる。そして、自分の人生のみならず息子の人生にまでも暗い影を落とす、あの出来事・・・。ワタシよりも先に何か気づいたらしい(笑)主人公の最後の幻想、そして彼の表情が、心に沁みます。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-02-03 08:59:45)(良:1票)

6.《ネタバレ》 10代の頃に映画館で見て、数十年過ぎてCSで再び見ました。年をとり地位も名声も資産も得たのに頑固さゆえに孤独な老人の気持ち、地位も名声も資産もないまま年をとっただけの自分でさえも共感しました。医師イサクは他人に対して寛容に対処してきたのに、結局それは人と関わらずにいたということでした。イサクと結婚するはずだったサーラが「彼は優しくて良い人、でも彼といると自分がとるに足らない人に思えてくる」という言葉は考えさせられます。美しいモノクロの映像が郷愁をさそいます。 omutさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-01-10 17:37:19)(良:1票)

5.何と言うか、美しいと表現するしかない名画ですね。
面白いといえる内容ではなかったですが、その孤高の映像美にはやられました。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-15 19:39:10)

4.50年代の作品だったのでまずは斬新な象徴的シーンにビックリ。回想中に現在のイサクを登場させる手法も今でこそ度々目にしますが当時は珍しかったのではないでしょうか。 イサクは利己的な人物であったという設定ですが、名誉や地位などとは別にガソリンスタンドがあった町の人々ように彼を慕っている者も登場させていますし、イサクの周囲の面々にも多少なり利己的な面があるように見えます。つまり誰だってイサクのようになりえるかもしれないし、事故を起こした夫婦のようになるかもしれないし、イサクの息子夫婦のようになるかもしれない。僅かな事の差で人生は変わってしまう。でも僅かだからこそ自分自身で変える事もできる。しかしその僅かな事が難しいから人間は後悔する。冷たい雰囲気の中、イサクに好人物の印象をもたせることによって決して否定的にはせず、人間には欠点があるけれどそれでも自身を見つめればそれで良いのだという温かいメッセージを感じました。 ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-17 11:51:44)(良:1票)

3.名声を得た老医師が式典へ向かうまでのロードムービーと自身を振り返り自らを罰する追憶のロードムービー、この二つのロードムービーの絡みぐあいがホントにお見事。同乗する若者たちの屈託無く感情を表に出す姿にそれまでの孤独な生き方に人生の虚無を感じてゆく。そして夢を通して、これまで人との距離を置き大人の対応をしてきたがそこに愛は無くまわりの人たちを傷つけてきた自分を心の深層から引っ張り出す。現実のシーンが無駄無く夢に投影され、夢が現実に影響してゆく。で、その夢のシーンがまた素晴らしい。人生を振り返るきっかけとなる死への不安を意味する冒頭の夢も衝撃的だが、昔住んでいた家に寄り、当時を回想するシーンでその回想されたシーンに現在の自分がいるという斬新な作りにもびっくり。W・アレンよりはるか以前にやってたんですね、凄い! R&Aさん 8点(2004-12-24 12:08:48)(良:2票)

2.どうも,ベルイマンの映画には波長が合わないようです.「ファニーとアレクサンデル」とかにも何ら感動しませんでした.まあ,この作品は,老境に入って棺桶に片足を突っ込んだ頃に観たら,もっと胸に迫ってくるのかもしれません.それまで,数十年待つか... LB catfishさん 6点(2004-01-14 21:19:56)

1.冒頭のイサクのみる夢のシーンのなんと素晴らしい事か、いろいろ解釈できそうな展開が見る者の興味を引き続ける。そして誰もが感じるであろう、主人公イサクの孤独感、感情移入しやすい環境をすんなり夢の形で表現するあたり、さすがベルイマンといったところ。孤独感を今を生きる青年たちと対比させる手法も実にスムーズに進行する。孤独を愛すイサクが青年たちとの交流を通し、自分の生き方、考え方が次第に変化していく過程を見事に表現した傑作。 ゆたKINGさん 8点(2003-09-03 16:34:47)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 7.03点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
412.86% line
5720.00% line
6617.14% line
7514.29% line
81131.43% line
925.71% line
1038.57% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1959年 32回
脚本賞イングマール・ベルイマン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1959年 17回
外国語映画賞 受賞 

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