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カラビニエ

The Carabineers
(Les Carabiniers)
1963年【仏・伊】 上映時間:80分
ドラマ戦争ものモノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
[カラビニエ]
新規登録(2003-05-25)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2008-05-02)【にじばぶ】さん


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監督ジャン=リュック・ゴダール
キャストアルベール・ジュロス(男優)
マリノ・マッセ(男優)
脚本ジャン=リュック・ゴダール
ロベルト・ロッセリーニ
ジャン・グリュオー
撮影ラウール・クタール
製作ジョルジュ・ドゥ・ボールガール
配給フランス映画社
編集アニエス・ギュモ
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 ゴダールのこの貴重な作品は『ヒューマントラストシネマ渋谷』という映画館にて鑑賞に漕ぎ着けた。
仕事での疲れが抜けない中、渋谷まで足を伸ばすか直前まで迷ったが、行けて良かった。

ゴダールによる戦争への皮肉が散りばめられた内容。
勝てば何でも許される、だけど負けたら全てを失う。
いかに残酷で愚かな行為であろうとも、戦争に勝てば何でも許されてしまう。

しかし何で男ってのは、戦場で若い女性を見つけると、性的で馬鹿な行為に走るのか。
この作品でもその馬鹿さ加減を示すシーンが何度か映されていた。
男として非常に恥ずかしい気持ちになった。
これを女性が見た時、どんな感想を持つのだろうか。 にじばぶさん [映画館(字幕)] 6点(2023-04-30 17:07:37)

2.1960年代(少なくとも『中国女』までの)のゴダールって、結局のところアンナ・カリーナへの“愛”と、それ以上の“絶望”に囚われていたことは、間違いない。盟友トリュフォーが「(ゴダールの)アンナ・カリーナへの愛は、死に至る病だから…」とつぶやいたというけれど、そういう天才でありながら「モテない男」だったゴダールの歓喜と苦悩が、『気狂いピエロ』を頂点とした数々の傑作を産んだことに、才能もないただの「モテない君」である我々はただナミダし、以後のゴダールがいかに「難解」で「前衛」として突っ走ろうと、やはり「応援」せずにはいられないのだ(よね、ご同輩?)。

そんなゴダールの60年代初期作品にあって、一連のメロドラマ(!)的な“情念”から唯一解放された映画が、たぶんこの『カラビニエ』なんじゃあるまいか。
監督自身が「これはひとつの寓話である」と定義する、この映画。その名もミケランジェロとユリシーズというナイーブな兄弟が戦地に赴いて繰り広げる、呆れるぐらいに愚かで残酷で滑稽な従軍記だ。もちろん、“寓話”なのだから、教訓はある。映画は、かつてないほど単純明快に「戦争」というものの愚劣にして残虐さを、一見あの史上サイテ-監督エド・ウッド作品(!)みたくデタラメな展開の中に展開していくんである。…その、愚劣にして残虐な兄弟たちを通じて。

それにしても、この映画の何というすがすがしいまでの「自由さ」だろう! ここでゴダールは、喜々として映像という“素材(マテリアル)”によって「観念」を表象することを楽しみ、淫している。それは、まさに1980年代以降のゴダールの「唯物主義(マテリアリズム)」を予告…というか、彼の才能の行方を告げるものだ。そう、この「おもろうてやがて哀しき戦争(についての)映画」には、この天才の「可能性の中心」のすべてがある。 やましんの巻さん 10点(2004-07-14 20:31:45)

1. 虎尾さん 6点(2003-10-19 17:53:45)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.33点
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