みんなのシネマレビュー

過ぎゆく時の中で

All About Ah Long
(阿郎的故事)
1989年【香】 上映時間:100分
ドラマラブストーリー
[スギユクトキノナカデ]
新規登録(2003-10-13)【きのすけ】さん
タイトル情報更新(2006-07-19)【カニ】さん


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監督ジョニー・トー
演出チン・シウトン(アクション指導)
ユエン・ブン(アクション指導)
キャストチョウ・ユンファ(男優)アロン
シルヴィア・チャン(女優)シルヴィア
ウォン・コンユン(男優)ポーキー
ン・マンタ(男優)
ウォン・ティンラム(男優)
原作シルヴィア・チャン(原案)
チョウ・ユンファ(原案)
脚本ン・マーファイ
レイモンド・ウォン[1956生・製作]
フィリップ・チェン
シルヴィア・チャン
チョウ・ユンファ
音楽ロー・ターヨウ
リチャード・ロー
作詞ロー・ターヨウ
作曲サミュエル・ホイ
ロー・ターヨウ
主題歌ロー・ターヨウ
挿入曲サミュエル・ホイ(挿入歌歌唱)
撮影ウォン・ウィンハン
製作総指揮レイモンド・ウォン[1956生・製作]
配給ポニーキャニオン
日本ヘラルド
編集ウォン・ミンラム
字幕翻訳秋元良介
その他トニー・チョウ(ポストプロダクション・マネージャー)
ベニー・チャン(スペシャルサンクス)
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 私にとっての「パブロフの犬」(泣きっぱなし)映画であると同時に、
ラストの突き放しに愕然とした想い出の一本。
「ヒーロー・ネヴァー・ダイ(’98)」「ザ・ミッション/非情の掟('00)」
「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を('09)」など、香港ノワールの名匠として名高いジョニー・トー。
若き時の作品には「チョウ・ユンファのゴールデン・ガイ('90)」「ワンダーガールズ/東方三俠(’93)」
などあるけども、個人的には香港のスクリーンで鑑賞したこの作品のインパクトがめちゃ強い。

妻と別れ、シングルファーザーとしてトラック運転手で生計を立てている元オートバイレーサー。
彼が10年ぶりに妻と再会し、息子との生活を改めて見直した上で生きる努力をし始める。
「キッド」「チャンプ」とか「狐の呉れた赤ん坊」だとか「クレイマー・クレイマー」といった作品と
同様の「父と息子の御涙頂戴物語」なんだけど哀愁感漂うチョウ・ユンファと子役ウォン・コンユン、
で妻役シルヴィア・チャンも、香港映画の名脇役ン・マンタッおじさんも皆いい味出しまくってる。
ラスト、再起をかけたレースシーンまでに行く前にNbu2、泣きっぱなし。

で、普通なら良かった良かったで終わるこの話、若き日のジョニー・トーは只者ではなかった。
自身が考案したこのラスト、彼としては「精神(スピリット)の継承なんだ」という意味も含めて
あの突き放しだったらしいのだけど、もう唖然茫然。香港人の友達内ではそれもあって
評価真っ二つ。でも監督ジョニー・トーの経歴を確かめる上で、機会があれば是非。

ついでにこの映画を鑑賞し涙で呆然としたNbu2に隣のおっさんが
「日本人(ヤップンヤン)、これ食って元気だせ」と 蛋撻(香港風エッグタルト)
を戴いたのは良い想い出だ。エッグタルトはポルトガル風ではなく香港派。 Nbu2さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2022-05-05 11:28:09)

2.《ネタバレ》 いかにも昭和チックな雰囲気なのだが、この絶妙の懐かしさが日本人の心の琴線に触れる。ロン毛のチョウ・ユンファというのは最初はちょっと戸惑ったが、慣れてしまえば問題はない(決して劇団ひとりだと思って観てはいけない)。年を取って涙腺が緩くなったのか、ほとんど全編泣きながら観ていたような気がする。 フライボーイさん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-05 21:35:41)

1.《ネタバレ》 周潤發の代表作なのに誰もレビューを書いていないことに驚いて、急いで書く。「男たちの挽歌」でスクリーンの英雄となったユンファが、アクションからどたばた喜劇まで映画に出まくった後、この作品で父親を演じる。黒社会の家長役の数作を除けば「女人心」以来、二作目の父親役だ。実生活では遂に子供を授からなかったが、子役との演技にはいつも暖かいものがある。

 若い頃の無軌道な生活の結果、惨めな運転手をしている「楊阿朗」。男一人で育てている息子との日々は、散らかった部屋での貧相な食生活、乱暴な言葉のやりとりで描かれるが、そこには日本では既に失われたといっていいような愛情がにじみ出ていて、昭和を知っている人間には、胸を締め付けられるところがある。
 そこに登場する実の母親。華やかな広告業界で働く女と再会して屈折する男。復縁を甘く夢見る男と息子にしか関心がない女との食い違いが、哀しくもおかしい。息子をアメリカに連れて行こうとする女に「俺の生き甲斐を奪うのは復讐か!」と言ったものの、その方が息子のためだと思うしかない阿朗は、息子を無理矢理彼女のホテルに住まわせる。(ここの父子喧嘩はすざましい。ユンファは金像奨最佳男主角受賞挨拶で、“息子を殴ることを許してくれたウォン・コンユンのママに感謝します”と述べていた。)広東人にしては珍しい長身と甘いマスクで出発した周潤發が、巷間でちまちま生きる男の哀歓を、微妙な眼の動きと頬のゆがみとで表現して行く。亜州影帝の名に恥じない。(玉木宏もこんな「男の哀愁」を演じられる役者に育ってくれ。)
 そして阿朗はすべてをもう一度やり直すためにオートバイレースへの再挑戦の準備を始める‥。髪を切るシーンを経て、突然、革ジャン短髪のユンファの立ち姿が映し出されると、ファンがオオッ!と姿勢を正すのはしょうがない。ここからお馴染みのユンファの逆襲が始まる(はずだ)。

 難点を書けば、日本人の感受性からすればラストのヘルメットの中に流れる血にはついて行きにくいだろう。しかしそれも何度かの鑑賞の後には気にならなくなった。哀愁を帯びた主題歌(決まり文句だがこれがぴったりだと思う。)が流れてくるラストシーン。炎の中に飛び込みかねない二人の姿で終わるタイトルバック。今見ても泣いてしまう。 TAMAKISTさん [DVD(字幕)] 10点(2009-12-27 16:32:53)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.33点
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