みんなのシネマレビュー

戦場のフォトグラファー ジェームズ・ナクトウェイの世界

War Photographer
2001年【スイス】 上映時間:96分
戦争ものドキュメンタリー
[センジョウノフォトグラファージェームズナクトウェイノセカイ]
新規登録(2003-10-15)【sirou92】さん
タイトル情報更新(2008-09-01)【+】さん
公開開始日(2003-09-06)


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出演デニス・オニール〔脚本〕
音楽エレニ・カラインドロウ
配給メディア・スーツ
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 主役のカメラマンが持つカメラに小型ビデオカメラを仕込んで、カメラマンの一人称視点で戦場の映像を見せたりするのですが、画面映像の下部に、額縁様に、カメラ上面の一部とシャッターを切る指が映っていて、安っぽい洋ゲーFPSのようで笑ってしまいました。しかし、内容は至って真面目なものです。主人公カメラマンの、あまり熱く語らず、冷静で落ち着いた話し方に、人柄の温厚さと、戦場カメラマンとして文字通り命を賭けている覚悟が現れているように感じられました。それとは別に、この作品の主旨とは少し離れたところで、モヤモヤとしたものを感じてしまいました。以下、蛇足です。今の時代、世界に対してあまねく発信したつもりでも、それを取捨選択して受け取る層はごく少数で、偏った層だと思うんです。本当に現実を知らなければいけない層には、まず届かないと思うんです。自分が知りたいから撮る。同じように知りたい、ごく少数の層に需要があるから撮る。それだけじゃ駄目なんでしょうか?それだけだと、被写体が苦悩をさらけ出すメリット、大義がなくなってしまいます。だからといって、お金を渡したら、苦悩がテーマなのに、その時点で真実じゃなくなってしまいます。難しいですね。作中にこんなシーンがありました。酔っ払って電車に轢かれて手足を失ったインドネシア人男性の生活を追った作品。カメラマンがそれを見た人から受け取った手紙を披露するシーンです。貧しい労働者からの手紙で、足を失った男に、なけなしの生活費の一部を月々寄付したいというものなのですが、寄付対象が被写体に限定される時点で、さすがにそれは違うだろと。写真の受け取りようは人それぞれあっていいのですが、そうしたいと思った受け手の気持ちが純粋であればあるほど、最後は受け手任せにするしかない写真家の無力さとでも言うか、意図せずに、意図しない対象に対して、意図しないメッセージを送る可能性があり得るというか、むしろ高いというところに、何とも言えない、歯がゆさを感じてしまいました(そういうことを伝えたくて、このエピソードを入れたのか、安易に美談として入れたのか、まったく不明ではありますが)。 camusonさん [DVD(字幕)] 5点(2023-04-05 20:27:53)

3.タイトルどおりに各地の過酷な状況を撮り続けたカメラマンのドキュメンタリーです(ただし、「戦場」に限定されたものではなく、例えば貧困にあえぐ人たちの生活だったり、戦争が終わった後にどうなっているかというような対象もあります)。彼のカメラそのものに付いているミニカメラ(?)で撮ったとおぼしき、被写体との立体的距離感も分かるショットも多数あります。その追求ぶりはなかなかなのですが、しかし、ドキュメンタリー映画として見た場合は、彼がそこに注目した理由とか、対象地までのアクセス経緯であるとか、そういう「彼自身」をもっと浮かび上がらせてほしいところでした。でないと、結局は彼が生み出した写真そのものに頼っているということになってしまいます。 Oliasさん [DVD(字幕)] 4点(2022-10-16 00:12:26)


2.このカメラマン、ジェームズ・ナクトウェイの「戦争はたった一人にさえ許されぬ行為を万人にする」ぐらい、戦争に対するまっとうな疑義の言葉はないだろう。この言葉が軽く響かないために、その言葉が生まれる現場をたどる記録映画である。戦争写真家が常に直面している問題は、世界の悲惨を消費していく情報社会に対して湧いてくるシニカルな気持ちへの対処。子どもの泣き顔を求める社会にそれを提供することで食っている現実がある。でもシニカルになったって、それより大きな「敵」を利するだけだ、という深い決断が彼にはあるように思えた。悲惨の伝達者と自分を規定している。情報の受け手を信頼するしかない。パレスチナでの催涙弾の取材、インドネシアの硫黄鉱山労働現場での取材、痛みに耐えかね手で目を覆う姿が祈っているようにも見えた。その祈りに、受け手も応えねばならない。彼はその後、イラクで怪我をしたとニュースで読んだが、今はどうなっているのか。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2007-12-13 12:27:56)

1.戦争写真家「ジェームズ・ナクトウェイ」を約2年間追ったドキュメント映像です。常に当事者側に立ち、交流を深め、撮影された写真からは重く悲惨な光景と共に、戦争と無情への怒りが写されています・・・。多くの苦しみと死を見続けてきた彼の言葉からも、「意味のあること」、「価値のあること」を教えられる・・・。人は愚かで、素晴しい・・・、そう感じることのできる一本です。 sirou92さん 9点(2003-10-15 03:49:53)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.00点
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1000.00% line

【アカデミー賞 情報】

2001年 74回
ドキュメンタリー長編賞 候補(ノミネート) 

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