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ドッペルゲンガー

Doppelganger
2002年【日】 上映時間:107分
ホラーサスペンスコメディ
[ドッペルゲンガー]
新規登録(2003-10-30)【紅蓮天国】さん
タイトル情報更新(2024-02-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(2003-09-27)


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監督黒沢清
キャスト役所広司(男優)早崎道夫とそのドッペルゲンガー
永作博美(女優)永井由佳
ユースケ・サンタマリア(男優)君島
柄本明(男優)早崎の同僚・村上
ダンカン(男優)メディコム産業社員
戸田昌宏(男優)早崎の助手・青木
佐藤仁美(女優)早崎の助手・高野
脚本黒沢清
古澤健
音楽林祐介
和田亨(音楽プロデューサー)
撮影水口智之
製作ワーナー・ブラザース(トワーニ)(「ドッペルゲンガー」製作委員会)
日本テレビ(トワーニ)(「ドッペルゲンガー」製作委員会)
企画奥田誠治
泉英次
配給博報堂DYミュージック&ピクチャーズ
特撮浅野秀二(ビジュアルエフェクト)
録音郡弘道
照明豊見山明長
あらすじ
介護用“人工人体”の開発を進める天才研究者・早崎は、スランプに陥っていた。そんなある日、自分の分身、ドッペルゲンガーが現れる。会社を解雇された早崎は、分身を疎ましく思いながらも、泥棒を働き、研究費を稼いでくれる分身の協力を受け、“人工人体”の開発を続ける。そして新たに雇った助手・君島や、死んだ弟の分身に悩まされる由佳とともに“人工人体”の完成に漕ぎ着けるのだが…。

ヒゲ太】さん(2004-10-18)
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【クチコミ・感想】

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38.《ネタバレ》 興行的にはどうだったんだろうか。レンタル屋で発見できなかったということは、お寒いことになっていたのだろうか。
が、それも頷けるような出来ではないか。私は黒沢清では今のところ「回路」が最も傑作だったのではないかと思っている。
「LOFT」を先に見てしまっていたのだが…なんだ、「研究に没頭する孤独な中年男(しかもカッコいい)」とか「妙齢のうえ孤独な美女」とか「何を言っているかセリフが聞き取れない怪しすぎる同僚」とか「主人公より年下で要領のいい割り切れた若い男」とか、なんか、人物がほとんど同じなんじゃないかなあ。
これって、普通に考えたら、黒沢さんの個人的な状況から編み出されたもの、という風にしか想像できぬ。より「純文学」の世界に近いということか。
黒沢はよくよく「落下」にこだわっているんだな、とか、ドッペルゲンガーの初登場シーンと、永作の電話中に弟が登場、とかいうシーンには「日常の中の…」という例の黒沢らしさを感じた。
私は、早崎のドッペルゲンガーが人殺しをする場面をカットしなかったとこから、破綻していると思うけどなあ。途中からリアリティを完全に無視し、スラップスティックコメディになり絆創膏に血だらけの役所が「好きなことをやって」終わる。非常にむなしい。せっかくの黒沢作品なのに、「この先どうなるんだ」というワクワク感を持てたのは、やっぱりドッペルゲンガーが永作弟を殺す前まで。
ああ欲求不満だあ。どうしてくれる黒沢。 パブロン中毒さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-09-15 13:16:10)

37.《ネタバレ》 前半はおもしろかったです。あの感じで最後まで作って欲しかったなあ。 コウモリさん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-13 23:26:46)

36.部屋にいる時自分がドアから入ってきたら、私の場合自分の存在を疑う。こんな風に思うなんて私はドッペルゲンガーだったりして・・自分勝手に好き放題やってるもんなぁ。。どこかで堅実な会社員か真面目な主婦やってるストレス溜めた本体がいるのかもしれない・・。ドッペルゲンガー的には会うと殺されてしまうので、このままひっそり暮らそうと思う。 junneisanさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-15 08:19:14)(笑:1票)

35.《ネタバレ》 自身のエゴイスティックな欲求の象徴のような分身につきまとわれる、超シュールなサスペンス。恐怖と笑いは紙一重であるということがよくわかる。

殺人者が被害者を追いかける話を、被害者の視点から描けばホラーになるが、殺人者の視点から描けばブラックコメディになりかねない。だから悪辣なドッペルゲンガーに追われる前半はホラーなのだが、ドッペルゲンガーを受け入れ、融合してしまった後半はコメディになってしまう。

残虐極まりない話なのだが、誰もが好き勝手に行動するだけに変な爽快感が伴っているのがたちが悪い。「自分自身の嫌いな部分も含めて受け入れないと」的なことは良く言うけれど、そんな言葉の危うさが見えてくる。自身の狂気までも受けれ入れてしまったら、怪物になりかねないですもんね。

それは恐ろしいことであるけれど、同時にとても楽しいことでもあって……。この映画はその快感をあっけらかんと描いてしまった。そういう意味ではものすごく怖い作品かもしれない。 no oneさん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-01-02 21:49:59)

34.永作博美を目当てにみましたが、つまらなかった。みるんじゃなかった。 doctor Tさん [DVD(邦画)] 3点(2006-12-24 23:31:02)

33.変な映画でした。最初はサスペンスとホラーだけで突き進んでいたので黒沢清の力量を感じれて映画にのめり込む事が出来たんだけど人工人体を運び出してからが突然コメディーに路線変化して何か尻すぼみ的感じ。音楽がかなりの恐怖を煽ってて面白かったのに残念かな。ドッペルゲンガーも殺さなくて良かったのでは?最後の最後に現れて1発恐怖に陥れて欲しかったので残念です。 TRUST NO ONEさん [DVD(吹替)] 6点(2006-11-17 03:51:29)

32.《ネタバレ》 コメディかと思いきや、不思議系?な映画でした。前半はハラハラし、後半はどうなるんだ?っていうか、ドッペルゲンガーは何だったんだ・・と思い観賞。キャストが好きだったので観れましたが、スッキリ理解は出来ずに見終わりました。ここのレビューを拝見し、少し理解できましたが。後半、バシバシ殺しあっていくシーンと、役所さんと永作さんが手をつないでるシーンが良かったです。 まるばなさん [地上波(吹替)] 4点(2006-10-24 15:33:30)


31.《ネタバレ》 (こう考えたら面白いなという自分なりの解釈です。)ドッペルゲンガー(以下ドッペ)は、何故役所と永作弟に現われたのでしょう。2人の共通点は「本体」に強いストレスがあったこと。役所は人工人体の開発、永作弟は小説の執筆で。しかしそれなら誰にでも当てはまる。他の要因が必要です。役所の場合、佐藤仁美からドッペの話を聞かされた直後に、自身のドッペが発現しています。つまり“ドッペの存在を意識した”。このことが重要である気がします。次にドッペの特徴は何か。ドッペは本体よりアグレッシブ。本体がしたくても出来ないこと(役所の場合は研究室破壊、資金調達、佐藤と永作に××など)を次々と行います。それに神出鬼没。そして最後は本体に殺されます。(”ドッペを見た者は死ぬ”の逆です。)永作弟の自殺も、役所の場合と同じと考える方が自然です。となると“死んだ弟はドッペ。しかも本体に殺された”ことになります。これも自殺といえます。いや、そもそも「本体」という考え方が正しくないのかも。本体=ドッペ。“こうありたい自分”になったのなら、もう一人の自分は不要です。憎悪の対象ですらある。それは役所がもうひとつの分身、人工人体と別れを告げた場面とも重なります。まとめると【強いストレスのある人間がドッペを意識したとき、ドッペは発現する。ドッペは本体より積極的で、本体の欲求を満たしてくれる。しかしいずれ片方は殺される。残るのは、両方の人格を統合したひとりの人間】。そう捉えると、ひとつの考えが浮かんできます。“ドッペは役所と永作弟だけなのか?”役所と永作の周りの人間は、ドッペの存在を意識した可能性が高い。そしてストレスの無い人間はいない…。柄本は役所と同じように会社を辞め、何故か大金を手にした。さらに神出鬼没。最後は車に轢かれて死にます。運転手は誰?ユースケもあの高さから落ちたのに平気。終盤の永作は、はじけていました。ということは…。ドッペは“意識することで発現する”伝染病のようなものではないか。本作の観客もまた、自身のドッペルゲンガーを意識したはずです。 目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-29 18:10:50)(良:3票)

30.《ネタバレ》 黒沢清って監督は「この後どう展開されるんだろう?」と興味を持たせる演出が非常に上手いですね。ホラーなのかと思ったら、ブラックコメディになっていくし、人工人体や「もう1人の自分を見たら死ぬ」なんて序盤の脅かしは中盤からもうどうでも良くなっていきますし、非常に実験的だと思います。ドッペルゲンガー的役所のあのハイテンションが妙にツボに入ってしまい面白かったですが、確かに人間には2つの自分がいて「どこかで現状を打破したい!」と思っているのかもしれませんね。でも人間不信に陥って殺し合いになるような展開にするのであれば、ユースケも永作も柄本もドッペルゲンガーだらけで観客を大混乱に陥らせてしまった方が意図的な破綻としては良かったかと思います。殴られ損のダンカンもいい味出してましたねー。あ~、俺この監督の作る世界、結構好きかもと思った映画でした。 まさかずきゅーぶりっくさん [地上波(邦画)] 6点(2006-09-20 11:12:42)

29.《ネタバレ》 オモロイ。オモロイが、コワイ。いや、「コワイ」っつってもホラー的な恐さじゃなくて、思い切りインモラルなのに解放感があって、これはヤバいわ。ラストの二人が、21世紀のボニーとクライドに見えたよ。 ぐるぐるさん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-19 18:27:25)

28.《ネタバレ》 この映画は役所さんなしでは無理ですね。主要人物にまともな人間少ないなー。 フィリップ・バルカシジクさん [地上波(吹替)] 6点(2006-09-19 04:22:44)

27.《ネタバレ》 前半はお得意の不気味さも少々あるが、後半は軽めのスラップスティックなロードムービー。他の作品のような難渋さはないかわりに、逆に食い足らなさが残った。ドッペルゲンガーというより、ジキルとハイド。それに、ドッペルゲンガーを見た者はまもなく死ぬ、という法則が消えてしまった。主人公にはハッピーエンドより死んでほしかった。ただ、ところどころブラックな笑いがあるのは楽しめた。一度黒澤さんには、全編ブラックな笑いに満ちた作品を撮ってみてもらいたいものだ。 goroさん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-13 04:34:43)

26.突然、もう一人の自分が現れ、自分が出来なかった事を平然とやってのけ、うっうとしいほど自分に付きまとってくる。しかも、このもう一人の自分は、他人もちゃんと見えるので、やっかい極まりなく、主人公は彼にドンドン翻弄されていく。ってな内容だけど、全体的にはコメディータッチ。だけど、黒沢清のコメディー調なんで、どこかどす黒い感はつねにあり、それがちょっと不気味。でも後半から、ドッペルゲンガーはもう問題じゃなくなっていくクダリが、自分の期待していた方向ではなくなり、テンションがさがってしまった。俺はドッペルゲンガーって題名にひかれ、ドッペルゲンガーの映画を観たかったんだけど、ドッペルゲンガーはあくまで、主体ではなく、ほんの一要素。そんなひねくれ具合が黒沢清らしい映画とは思うんやけど、期待したドッペルゲンガー映画じゃない時点で、おもしろいと思う気持ちにはなれなかったんで、すんません。 なにわ君さん [ビデオ(字幕)] 3点(2006-01-30 09:11:44)

25.『カリスマ』がホラーでもなんでもない題材を思いっきりホラーで撮ったのに対し、今回は思いっきりホラーな題材をホラー的演出を封印し、この人の『勝手にしやがれ』シリーズ調のドタバタコメディのような演出で、さらに途中からはロードムービーにしてしまったというある意味すごく実験的な映画。だから、役所広司のドッペルゲンガ-はその存在とは裏腹にやたらと馴れ馴れしいし、ゾンビのごとき柄本明の最期はあまりにあっけないし、殺人者そのものの表情で迫り来るユースケ・サンタマリアも喜劇的オチにて画面から消え去る。黒沢清が実はものすごく怖く撮れる人だってことを知らずに観ると拍子抜けしてしまいかねない、そんな危険をはらんだ映画。それでもそれをやっちゃったことに対してはもっと高得点を捧げたいが、この作品単体での印象は今のところ6点が限界。といっても私の6点はけっこう楽しめた部類に入りますが。 R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-18 16:07:04)

24.《ネタバレ》 「ドッペルゲンガーを見たら死ぬ」っていう表現がイマイチ曖昧で、そのへんはちょっと不出来かなと正直思いました。てゆーかぶっちゃけ、この話ってドッペルゲンガー無しでも成立したような・・・。オレ的にはドッペルゲンガーがどうのってことより、出てくる人物達の異常性のほうがよっぽど気になりましたが。そっちの色が強すぎて、まドッペルゲンガーとかそんなんどうでもいいかな、みたいな(苦笑)。んなこと言ったら誰かに怒られそうですが。
なのでオレの中ではこの話って完全に、「ロボット作って取り合いだ!!」みたいな映画にしか見えませんでした。特に後半。車で移動してる相手に徒歩であっさり追いついてるとことか。てかなんであんな山道通るん??そんな簡単にエンジンいかれるか、とか。つまらん事に対して突っ込みをたくさん入れてしまって、けっこう疲れました。
わりと登場人物たちも短絡的な行動しか取らないし。そうすると展開もだんだんわかってきて、もう面白くもなんとも無くなっちゃいました。使うテーマは結構好きな部類だったんですけどね。それだけに残念。最近役所広司を中心に攻めてたんですが、しばらく距離置いてみます。
TANTOさん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-02 00:42:28)

23.タチの悪いおっさんが真面目になろうと改心した直後に車にはねられて死ぬあたりが最高に好きです。あと永作博美さんがえらい若くカワイく見えますがこの映画を撮ったときはもう33歳です。まことにビックリですがDVDの特典映像のインタビューを見ると、逆に33歳にしては老けててビックリクリクリです。さすが女優です。 ぷらむ少佐さん [DVD(吹替)] 6点(2005-10-30 02:08:28)(良:1票)

22.《ネタバレ》 シナリオが破綻し辻褄が合わなくなっても押し切ってしまった、という感じ。最後の画面に映るであろう主人公・役所は「実はもう一人の方の人間だった」みたいな陳腐な終わり方だけはしないでほしいなと観ていたが、それ以前の問題かも。ドッペルゲンガーという武器を持ちながら、それをうまく利用できなかったということだろう。 monteprinceさん [DVD(字幕)] 4点(2005-05-08 01:30:10)

21.《ネタバレ》 「ドッペルゲンガー」という少し陳腐な題材だったので、あまり期待しないで臨んだのですが、人間関係に力を注いでいて、ドラマとしても良く出来ていた。普通このような映画は、超常現象のキャラを特別扱いしすぎてしまう。しかし、うまく登場人物の中で同等に近い一人として組み込んでいました。後半になると、殺った、よみがえった、また殺られた、と単純でしつこい素人の喧嘩合戦になってしまい、詰めの甘さを感じた。役所は何回見ても相変わらずいい。友達にいそうだけれど、俳優にいそうでいないキャラのユースケサンタマリアもいいね。。黒田アーサーと一緒でスケールのでかい名前です。あと・・ドッペルゲンガーは不死身なの不死身じゃないの?

チューンさん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-03 22:38:46)

20.テレ東の「ガイアの夜明け」、そしてコレ。役所広司は一人二役が好きですね~。きっと演技としては難しいんでしょう。役者の極みを感じます。 やいのやいのさん 6点(2004-12-23 17:18:21)

19.怖さを期待して見ましたけど、怖さはなく、笑えました。頭を殴る音が印象的でした。うーん永作博美かわいいです。 かじちゃんパパさん 6点(2004-11-18 08:20:45)

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【点数情報】

Review人数 58人
平均点数 5.71点
000.00% line
100.00% line
211.72% line
358.62% line
458.62% line
51017.24% line
62136.21% line
71017.24% line
8610.34% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review3人
2 ストーリー評価 5.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.60点 Review5人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 2.00点 Review2人

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