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小さな恋のメロディ

Melody
1971年【英】 上映時間:103分
ラブストーリー青春もの学園もの
[チイサナコイノメロディ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-02-01)【イニシャルK】さん
公開開始日(1971-06-26)


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監督ワリス・フセイン
演出山田悦司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストマーク・レスター(男優)ダニエル・ラティマー
トレーシー・ハイド(女優)メロディ・パーキンス
ジャック・ワイルド(男優)トム・オーンショー
ロイ・キニア(男優)メロディの父
キース・バロン(男優)ダニエルの父(ノン・クレジット)
ジェームズ・コシンズ(男優)校長先生
トレイシー・リード〔1942年生〕(女優)(テレビの映画)病院の女性
小林優子(日本語吹き替え版【DVD&Blu-ray】)
多田野曜平(日本語吹き替え版【DVD&Blu-ray】)
大木民夫校長先生(日本語吹き替え版【DVD&Blu-ray/LD】)
冨永みーなメロディ・パーキンス(日本語吹き替え版【LD】)
喜多道枝(日本語吹き替え版【LD】)
麻生美代子(日本語吹き替え版【LD】)
岩田光央(日本語吹き替え版【LD】)
増岡弘(日本語吹き替え版【LD】)
杉田かおるメロディ・パーキンス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
川久保潔校長先生(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
穂積隆信(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
滝口順平(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作アラン・パーカー〔監督〕(原案)
脚本アラン・パーカー〔監督〕
音楽ザ・ビー・ジーズ
主題歌ザ・ビー・ジーズ「メロディ・フェア」
挿入曲ザ・ビー・ジーズ「若葉の頃」 ”In the Morning” ”To Love Somebody”
撮影ピーター・サシツキー
製作デヴィッド・パットナム
デヴィッド・へミングス(ノン・クレジット)
編集ジョン・ヴィクター・スミス
録音ジェリー・ハンフリーズ〔録音〕
その他ゼルダ・バロン(”Continuity”)
あらすじ
ロンドンの中流階級の家庭に育った小学生のダニー(M.Lester)は同じクラスの悪ガキのトム(J.Wild)などと楽しい学校生活を送っていた。ある日ダニーは、ダンスのレッスンを受けているメロディ(T.Hide)を見て夢中になる。最初はやきもちを焼いて二人の邪魔をしていたトムも二人の真剣さを見て、クラス全員で結婚式をあげることにする。線路脇の廃墟での結婚式の最中に、先生たちやダニーの母親が連れ戻しにやってくる。ビージーズやCSN&Yの曲もすてきな、ローティーンのラブストーリー。

キムリン】さん(2003-11-30)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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154.ダニエルもメロディも、思春期にもさしかかる前のほんの子供なのですよね。あと1,2年遅くてもダメなんだ。恋に性が絡んできてしまう。恋に恋している年頃の淡くて幼い、その時期限定のはかない恋心がこれ以上ないキャスティングと音楽との奇跡的な融合で、他に例を見ない瑞々しさで保存されてます。
くすんだ色合いの校舎にカラフルなギンガムチェックの制服。細い脚、透き通った頬。M・レスターのくるくる金髪。なんて完璧な美的センス。
一人飛びぬけて“おとな”のトムが好きです。彼が自分の心に折り合いをつけて、友のために一肌脱いでくれなかったらあのエンディングは迎えられないわけで。なんて良いやつ。
あと、子供らのピュア世界を際立たせるべく、ことさらに世俗的でみっともない“大人”を演じた教師や親御さんの助力も小さくないと思う。喜劇的なまでにステレオタイプな石頭に徹し、特にマントを翻して走るラテン語の先生、あなたのことも私好きです。 tottokoさん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-01-12 00:10:29)(良:1票)

153.《ネタバレ》 ダニーとメロディのピュアで一途な恋。若い頃はただ漠然と二人の恋の顛末にどきどきした。大人になった今は、この奔放な二人に注がれている多くの愛情に気付いた。思えば、二人の恋の成就は、彼らを思う友の献身や親の愛情による支えがあるからこそ。憎たらしい教師たちだって本当は彼らの将来を真剣に考えている。でも幼くて恋に夢中な二人はそんなことは知る由もない。恋は盲目であることを、大人の目線で肯定し、やさしく描いた名作だと思う。ラストシーン、二人を乗せて走るトロッコと名曲"TEACH YOUR CHILDREN"、これはいつまでも記憶に残る名場面。今走り出したと思ったら、トロッコはもうはるか彼方。彼らの恋の行方を想像してうれしい反面、なぜだか若かったあの頃にはもう戻れないことを思い出し、胸がつまる。気付けば青春もはるか彼方、もうどうあがいても手が届かないことを、ただただ実感するのである。
タケノコさん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-01 11:48:22)(良:1票)

152.《ネタバレ》 中学の時に何回も観ました。当時の映画館は入れ替えなどなかったので、学校を休んで朝から最終回まで一日4回観たこともあります。当時なんであんなにハマったんだろうと振り返るに、結局トレーシーハイドに尽きる、ということですね。海のシーンで、あまりの脚の長さに腰をぬかした記憶があります。映画のデキはさほどでもありませんが、個人的な思い入れが強いのでこの点数です。 la_spagnaさん [DVD(字幕)] 10点(2013-09-26 00:13:42)(良:1票)

151.主演の二人がとにかくかわいくて、初公開時から何度かリバイバル上映され、長いあいだ人気を博していた映画だった。
男子はもちろん、女子からのウケもよく、トレーシー・ハイドのファンがあちこちにいたっけ。
ほのぼのとした淡い恋心を表現した映像がよかったが、ビージーズの音楽が内容にベストマッチしていた。
特に大人たちに対して強烈なメッセージを残したラストシーンは、とても印象に残っているし、秀逸な絵だったかと思う。
さすがにこの歳になると、再鑑賞するのは恥ずかしいけど……。 MAHITOさん [映画館(字幕)] 7点(2013-02-17 06:42:04)

150.《ネタバレ》 子供の頃にテレビで観て感動した映画を、久々に鑑賞。
トレーシー・ハイドが不滅のかわいさ。
今どうなってるかは知りたくない。
このままのイメージで。

メロディの笛とダニエルのチェロで合奏した「フレール・ジャック」。
日本では手遊び歌の「グーチョキパーでなにつくろう」で有名だが、これを聞くとこの映画のシーンを思い出す。
音楽は「メロディ・フェア」などビージーズのBGMと映像がうまくマッチしていて、その曲を聞くと映画のワンシーンが浮かんでくる。

宿題を忘れたダニエルとトムは先生に呼び出されて尻に鞭打ちのお仕置きを受ける。
メロディが部屋の外で待っていて、それを見たダニエルがトムを置いて二人で帰っていくのに、さすがイギリスの先進性を感じた。
友達を置いて女の子を優先するなんて、当時の小学生では絶対にありえない。
想い出をたどれば、男女の仲は良くてクリスマスパーティやバレンタインデーなども盛り上がったが、一対一で付き合った者は一人もいなかった。
おそらくデートをしただけで、めちゃくちゃ冷やかされただろう時期。
好きな子がいても、暗黙のルールがあるように誰もそこまでしなかった。
ありえないだけに、余計に憧れたような気がする。
ダニエルとメロディのように、学校をさぼってデートする相手が早く欲しくて。

今みると、ダニエルよりトムの方に好感を持つ。
女の子を優先したダニエルと仲直りして、自分たちで結婚式を挙げてやるなんて、何ていいヤツなんだ。
こういう良い悪ガキは頼もしい。
今の小学生の実情はしらないが、学級崩壊のニュースは耳にする。
そこでの問題行動は、この映画での子供たちの問題行動とはまったく異質のものだ。
トムやダニエルたちのは理不尽な大人たちへの反抗で、明るく健全で痛快な問題行動だから。

主人公と変わらない年頃にこの映画と出会えたのは幸運だった。
違うタイミングで観ていたら、これほど共感できなかったと思う。
出会うタイミングで特に印象が変わるタイプの映画があるが、これなどはその典型だろう。 飛鳥さん [地上波(吹替)] 9点(2013-01-04 00:25:04)

149.《ネタバレ》 子供の頃観ていてもって世代なんですけど、今更ながらの鑑賞です。

胸キュン映画ですね。
この時期の子供等がよく描かれていると思います。

男の子は広場で悪巧み(流石に爆弾は作っちゃアカン)
女の子は原っぱでガールズトーク(これが何れ、オバチャンになると井戸端会議になるんですね~)

映像と音楽のマッチ感は最高だし、ラストのトロッコのシーンはいいなぁ~。

もっと若い頃に鑑賞していたら思い出補正されて、もっと高得点になったと思いますです。


ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 6点(2012-03-28 13:39:15)

148.《ネタバレ》 初演の時、すでに教職に就いていたので、教師の目からのコメントですが・・・。
歴史の授業でウェリントンのイベリア作戦がテーマ、それを「STMTBMC」と覚えさせる試験のためだけの授業、それに対しオーンショーが「なぜスペインと戦ったのですか」と質問する。これはとても意味深なシーンだ。
子どもの純粋な疑問「なぜ」に正面からきちんと答えていかないと、大変なことになると思う。大人を信頼することなく、無知なままとんでもない方向へと発展してしまうのだ。
幼き少年少女の「結婚する」という宣言はまさにそれだった。結婚が何かを知らず、ただ一緒にいたいという願望だけだったのに・・・。
「オリバー」で主演したマーク・レスターだったが、3年たってもまだ幼さが残る。女の子メロディの方が年上に見えるくらいだった。 ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 6点(2012-02-28 21:35:11)

147.《ネタバレ》 自分の子供時代を思い出してみると、ダニエルくらいの年頃で「好き」って気持ちをあれだけストレートに堂々と言える奴、いたかな?と疑問に思う。まあ、ウジウジしてるよりはいいけど。その方がストレスもないし。トレーシー・ハイドも可愛く、ほほ笑ましい映画だったが、残念なのは二人を冷やかしてたクラスメイトがなぜ急に結婚式を開いてあげようとなったのかが、よく分からないことと、その後の追いかけっこ。例えば車を炎上させて、盛り上がれるかと言うと、今となってはちょっときつい。「これから弁償とか、いろいろ大変だぞ」と現実的に考えちゃうからかな。子供の頃に見てればまた違ったかもしれない。挿入歌は懐かしい気分にさせてくれる。良かった。 リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-11 11:04:30)

146.《ネタバレ》 1年だけ通った学校では毎朝"IN THE MORNING"が流れた。 だからあのメロディはしっかり頭にしみついている。 ビージーズの曲のイメージに合わせて撮られた美しい映像は監督ワリス・フセインのものだけど、脚本を書いたアラン・パーカーの映画でもある。 この作品のいいところは子供に理解のある大人なんて出てこないこと。 それも冷徹な描き方じゃなくコミカルに誇張されていて、ダニーのママとかラテン語の先生とかいいネ。 終盤のメロディの家庭は比較的真っ当な描写でしんみりとさせたりもするものの、基本的には子供の世界と大人の世界をわけてある。 マーク・レスターとジャック・ワイルドが「オリバー!」からスライドしてきたのを知ったのはずっと後になってで、気弱&悪ガキの元祖? ダニーよりトムが好きな人が多いかもしれないし、メロディ(トレーシー・ハイド)をいれたトリオの話になってる。 他の2人より年上のジャックは演技もうまくて、トムだけ自宅の場面が一人芝居、欠けたカップに生活感がにじみ出る。 ダニーはヌードの絵を描いてママをあわてさせ、ギンガムチェックの制服がかわいいメロディは一見優等生のようだけど、ママの服と交換して金魚を手に入れる大胆さもある女の子。 "MELODY FAIR"は音と映像がマッチして一番素敵かも、音楽映画といってもいいくらい。 ロウアー・ミドル・クラスのダニーとワーキング・クラスとおぼしきトムやメロディの階級の違いもそこはかとなく出ているけれど、彼らのつながりには意味をなさない。 音楽室、墓地、メロディの家でのティー・タイムなど好きなシーンがいっぱいある映画。 彼らが走りだしたのは何十年も前のこと、映画の中ではあのトロッコは終着点もなく自由めざして走り続けるんだろうと思う。 レインさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-01-10 07:00:00)(良:3票)

145.《ネタバレ》 中学1年生の文化祭以来、「新・午前十時の映画祭」で約40年ぶりに鑑賞。脚本・演出・映像・音楽など、まったく色あせておらず、映画そのものの完成度の高さを再認識できました。子供の頃にこの映画を観ることができたのって、すごくラッキーなことだったと思います。大人になってから初めてこの映画を観ても、感じるところが違って、素直に感動もできないでしょうね・・・。
この映画に関しては、映画の評価がどうのというより、初めて観た中学1年当時のことをいろいろ思い出して、懐かしさで泣けてきました。いま見ると「あこがれの女の子」だったメロディは子供そのものだし、「めちゃかわいい!」はずだったのが「あれ?」という感じでしたが、ビージーズの音楽とともに、各シーンの感動がよみがえりました。特に、2人が音楽室でチェロとリコーダーのセッションするシーン、一番気に入ってます♪
やっぱり映画は、映画館で観ないとダメですね。ラストのトロッコのシーンも、テレビなんかで観たら、きっと素敵さも半減でしょう・・・。 ramoさん [映画館(字幕)] 9点(2011-07-09 01:14:00)

144.ビージーズのPVでした。映画としては特に何の工夫もなく、破綻しかけた童話としかいえない。最後に大人の服を脱がせるのが「なんでだよ」と思わずつっこんでしまうほどのおかしさ。ラストも童話でしかなく、寓話や一般性を持つものとはいえない。メッセージも思想もなく、ただただきらきらとしたイメージのみが残る。 Balrogさん [DVD(字幕)] 4点(2011-03-12 18:52:31)

143.音楽がよかった ホットチョコレートさん [地上波(字幕)] 6点(2011-01-16 15:46:59)

142.少なくとも45歳以上限定作品です。私は映画オタクだったので何とかギリギリセーフ。
ビージーズの曲が流れた予告CMにつられて観賞しましたが、自分、歳取ったな~ぁと思わせるばかりです。
今、これをリバイバルしようなんて考える製作会社なんて絶対ないでしょう。似たような日本映画は沢山作られているけど……。
悪友役のジャック・ワイルドは数年前に亡くなってるんですね。
それにしても日本の番組では「あの人は今」とか言って、マーク・レスターとトレイシー・ハイドを何度も再会させています。某動画サイトで沢山見れますよ。呆れて物も言えません。
→2014年10月12日追記。このサイトの点数が高いのは、レビュアーが高齢者が多いからなんでしょうね。調べると、ジャック・ワイルドが当時19歳!久々にテレビ放送を見ましたが、懐かしかったです。 クロエさん [地上波(字幕)] 7点(2010-12-30 00:27:20)

141.《ネタバレ》 主演二人と親友トム・オーンショーが良い。逆にとりまく大人たちに魅力がない。トレーシー・ハイドはこれ1本で伝説になった感がある。「若葉のころ」が流れるシーンのほのぼのした幸福感が心地いい。前半に無駄なシーンが多いのと車爆破で盛り上がりに水を差しているのが残念。 きーとんさん [地上波(吹替)] 5点(2010-09-23 22:07:09)

140.《ネタバレ》 初めて鑑賞したとき、終盤の展開に度肝を抜いたのを覚えている。というのも、当時「いちご白書」や「If もしも…」のような映画でやっていた大人や社会、体制への青年らの反抗を、この映画は子供たちにやらせているのだ。そこまで社会批判が盛んになっていたのか本当にビックリした。しかもこの脚本を書いたのが、後に「ダウンタウン物語」や「バーディ」を手掛けるアラン・パーカーだと知って更に驚いた。なるほど、この映画を見た後だと、彼がなぜ上記のような子供や青年が主役の映画を製作したのかがわかる気がする…。 陽踊り小僧さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-07-23 09:41:16)


139. 本当に好きな映画って、あえて何も言いたくない気持ちがします。
ただ、いつまでも子供視線でしかこの映画を見れない自分の成長の無さにいささか疑問を感じますがw 
トレーシー・ハイドがとにかく可愛くて。実質的に(少なくとも日本人ファンにとっては)この映画1作だけの女優でした。もっと何作も見たかったような、逆にこの1作だけだからこそ良かったのか複雑な気持ちです。
 こういう本当に好きな映画を見ると、気軽に自宅でいつでも好きな映画を楽しめる今という時代に生きていることの幸福を感じます。
平成27年4月14日 午前十時の映画祭 行ってきましたよ。DVD持ってる映画、わざわざ映画館まで行ってみるなんて、道楽にもほどがあるとは思ったんですが、どうしてもスクリーンで遠ざかっていくトロッコが見たくて。
で、行ってよかったああああああ。久々に全身がスクリーンに吸い込まれそうになるくらい映画に夢中になってしまった。(家で映画って、どんな好きな映画でもその域まではいかないでしょう。時々真っ暗にして見るんだけどなかなか)
まずトレーシー・ハイドがいい!いわゆる典型的な美少女ではないんだけど、マーク・レスターが本当に思春期にはいりかけぐらいの幼い感じなのに対して、彼女の方は思春期を終わりかけの少し大人びた表情も魅力的で。このくらいの年齢は女の子の方が少し年上っぽく見える方がいいですね。(今、実は自分の超一押しの朝ドラ女優が、朝ドラ終了後不自然なくらい仕事から遠ざかってるのに若干イライラ感を感じないんでもないんですが、この映画・そしてトレーシー・ハイドを見て、女優って一番魅力がある時期に完璧な代表作を残せれば、それはそれでありかなという気もしてきました)
それから当時のイギリスのいろんな階層の暮らしぶり、学校の様子がすごくわかりやすく描写されてて。
音楽もいいですね。単に音楽としていいんじゃなくて自分の中では各場面と結びついてて。(これ書き終わったらamazonで中古をさがすかTUTAYAでレンタルするか)
とにかく理屈を超えて自分の一番好きな作品。
rhforeverさん [DVD(字幕)] 10点(2010-05-13 07:49:51)

138.”メロディ・フェア”、”若葉の頃”・・・ビー・ジーズを知らない人も、本作を知らない人もこの曲を耳にしたことがない人はいないのではないか。CMや何かの番組で挿入曲として使われて耳にする度に、メロディが金魚の入った瓶を持って街を行く姿が、メロディとダニエルが手を繋いで歩く姿が思い出されます。主題歌が心に残る映画として真っ先に思い浮かぶ作品の1つです。前半から中盤はメロディとダニエルが絡み言葉を交わすシーンは意外なほど少ないですがそれがいい。まだ幼さが残る頃に誰もが経験したような何てことのない毎日をとても丁寧に積み重ねていく。素敵な歌の数々に乗せて見せるまだ少し幼い恋、そして友情や悪ふざけがとても微笑ましく彼らと同じ年頃だった頃のことが懐かしく思い出される。何度見ても瑞々しく色褪せることがない、エバーグリーン。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-08 21:48:46)(良:2票)

137.《ネタバレ》 私の年代ならこの映画をとっくに見ていておかしくないのですが、実は初見。しかし見始めてまず感じたのは「懐かしい映像だな~」ということ。フィルムの画質や色合いがなつかしく、「1970年代(というか、昭和40年代)のフィルムってこんなんだったよね」という感じ。出てくる風景もイギリスなのになぜか郷愁を誘う。よく考えたら、「仮面ライダー」とか「太陽にほえろ!」など、同時期に見たテレビ映画の中の風景とどこかしら共通点を感じます。出てくる子供たちのやってることも、なんだかなつかしい。
で、見る前はマンガチックな映画だと思っていたのですが、むしろ誇張を押さえたリアルなタッチでした。子供たちの生活というか、「生態」がよく現れています。それに、単なるボーイ・ミーツ・ガールのお話だと思っていたのも誤解。学校や家での子供たちの生活を描く中で、2人の恋が浮かび上がってくるという感じ。また、男の子同士の友情物語でもありました。この映画では、恋愛要素よりもむしろこちらの方がポイントになっているのかもしれません。やはり、紳士の国のお話ですね。
見終わってみると、これは「子供だった大人」のための映画ではないか、と感じます。要はノスタルジーですが、ある程度以上の年代の人、言ってみれば“アナログな”子供時代を過ごした人には、かなり訴えかけるものがあると思います。そういう点では、観客を選ぶ映画でしょう。私としては、名画の評価に偽りなし!という気持ちです。 アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-15 17:12:04)

136.《ネタバレ》 良い。もうですね。胸キュンですよ胸キュン。どこかすすけた様なあの町並みと、何となく先が明るくない様な家族や社会っていうのが上手く働いていて、感情移入するポイントポイント一つ一つですごく入り込める。

映画やテレビで見るイギリスって常々あんまり住みたくねぇとこだな、って感じられるんですけどその演出が作中良い方向に作用してるんですよ。巧い。子供たちの世界って言うのがまた懐かしく、二人の世界観が見事なまでに学校生活や家庭とかみ合ってないっていうところの処理が甘いだけにそこが強調されて余計胸キュン。計算してるのかな、してるんだろうなぁ。

最後二人は駅まで逃げていくけど、次の日怒られるんだろうなぁ。全校集会とかになっちゃって大変だろう(笑)夕方までがっつり新婚旅行してきてください。学校から脱走しててデートかぁ、胸キュンだなぁ。

そうそう、この前やってた日本の胸キュンアニメ映画を見ていても思ったことに、すでに回答がここにあった。
「スカートの丈が短すぎたら実写じゃ無理だよね」

すいません、無理じゃありませんでした。もっと短かったです。イギリス人スゴい。 黒猫クックさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2009-09-06 18:05:19)(笑:1票)

135.《ネタバレ》 これはもう、メロディちゃんを演じるトレーシー・ハイドに尽きる! ・・・と書こうとして「トレーシー・ローズ」って打ってしまった小生は、もはや永遠にこの映画について語る資格を失ったような気がする・・・ 

けれど、まあ、気を取り直してコメントさせていただくなら、英国の厳然たる「階級(クラス)」をシニカルに戯画化しつつ、そんな現実を軽やかにブッ壊していく主人公たちはじめ少年少女たちの姿に、あらためて感じ入りました。脚本のアラン・パーカーやワリス・フセイン監督らの作り手は、もはや挫折に終わった当時の世界的な「革命」の夢を、トロッコで地平線の彼方に消えていく“小さな恋人たち”に託したんだろうなぁ。そう思うと、なんか切ない気分の映画でもあります。

それでも、ビージーズの歌をバックにメロディちゃんが金魚を持って街をゆくシーンは、最初に見た中学生の時も、そしてオジサンの今も、変わりなく胸がキュンとしてしまう。いかにもロンドンの下町のオンナノコ風な彼女に、映画自身が“恋”したかのような眼差しが、そこにはある。(それでもやっぱり小生は、実のところローズ嬢こそ“もっと大好き”だったりするんですが・笑)

とにもかくにも、自由恋愛万歳!!

やましんの巻さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-01 16:10:56)

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【点数情報】

Review人数 174人
平均点数 7.49点
010.57% line
100.00% line
200.00% line
384.60% line
452.87% line
5105.75% line
61810.34% line
74123.56% line
83117.82% line
93419.54% line
102614.94% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review17人
2 ストーリー評価 7.66点 Review12人
3 鑑賞後の後味 8.87点 Review16人
4 音楽評価 9.20点 Review25人
5 感泣評価 7.33点 Review6人

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