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シャーロック・ホームズの冒険

The Private Life of Sherlock Holmes
1970年【英】 上映時間:125分
サスペンスコメディミステリー
[シャーロックホームズノボウケン]
新規登録(2003-11-09)【_】さん
タイトル情報更新(2010-07-12)【アングロファイル】さん


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監督ビリー・ワイルダー
キャストロバート・スティーヴンス〔男優・1931年生〕(男優)シャーロック・ホームズ
コリン・ブレイクリー(男優)ワトソン
ジュヌヴィエーヴ・パージュ(女優)ガブリエル
クリストファー・リー(男優)マイクロフト・ホームズ
アイリーン・ハンドル(女優)ハドソン夫人
スタンリー・ホロウェイ(男優)墓堀り
クライヴ・レヴィル(男優)ロゴージン
ミクロス・ローザ(男優)(ノン・クレジット)
脚本ビリー・ワイルダー
I・A・L・ダイアモンド
音楽ミクロス・ローザ
撮影クリストファー・チャリス
フレディ・クーパー(カメラ・オペレーター)
製作ビリー・ワイルダー
I・A・L・ダイアモンド(製作補)
特撮クリフ・リチャードソン
ウォーリー・ヴィーヴァーズ
美術アレクサンドル・トローネ(プロダクション・デザイン)
ハリー・コードウェル(ノン・クレジット)
ヴァーノン・ディクソン(セット装飾)
モーリス・バインダー(タイトル・デザイン)
衣装ジュリー・ハリス〔衣装〕
録音ゴードン・K・マッカラム
その他ミクロス・ローザ(指揮)
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【クチコミ・感想】

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8.《ネタバレ》 全世界の少年少女が、生まれて初めて読む本格推理小説は、"シャーロック・ホームズ"だと言われている。
この映画「シャーロック・ホームズの冒険」の監督であるビリー・ワイルダーも、少年の頃からホームズファンで、いつの日か自分の映画に登場させたいと考えていたそうだ。

サー・アーサー・コナン・ドイルが創造した、世界一有名なこの探偵とワトスン博士を、ビリー・ワイルダーと名コンビのI・A・L・ダイアモンドが、どうこのホームズものを描くか、大いに期待しながら観ました。

名探偵ホームズとその助手のワトスン博士は、コナン・ドイルが創作した人物だが、世界中のホームズマニアは、彼らが実在した人物のように扱って色々と研究し、なかにはワトスンが女性だったり、はては二人は、同性愛だったなんていう説もあらわれる始末だ。

だからこそ、ビリー・ワイルダー監督も、この映画の題名に"THE PRIVATE LIFE OF SHERLOCK HOLMES"と、"私生活"と謳って、ひねくった面白さを狙ったわけで、こういう事情を知っておいて観ると、この映画の面白さは、一段と増すのではないかと思います。

そして、そこは、さすがにビリー・ワイルダー監督、コナン・ドイルの原作の小説を、ただそのまま映画化するわけがありません。
小説と現実をごっちゃまぜにしたトボけたおかし味を狙って、ホームズの助手兼記録者の、ワトスン博士の孫なる人物が、銀行の保護金庫にあった50年前のワトスン博士の記録を発見。
それによって、ベーカー街におけるホームズとワトスンの私生活や、今まで知られていなかった冒険の一つを再現しようとしたのだ。

そのため、時代考証も凝りに凝って、実にいい雰囲気を醸し出している上に、エピソードの趣向も面白く、特にロシア・バレエの女王からの命令的な求婚を逃れるためにホームズが、デタラメを言ったのがもとで、ワトスンが同性愛者扱いされるあたりは、大いに笑わせられる。

そして、事件は美人のジュヌヴィエーヴ・パージュと共に舞い込んで来る。
このホームズのお色気シーンというのも実に珍しくて、思わずニヤニヤしてしまいます。

彼女の夫の行方を突き止める仕事に取り掛かり、倉庫に隠されていた大量のカナリヤを発端に、次々と手掛かりをたどってネス湖に達するまでの演出も、ワイルダー監督は、悠々たるクラシック調でいい味わいを出していると思う。

だが、ネス湖の怪獣とその正体は、ジュール・ヴェルヌのSF的で、意外と平凡だったのは少し残念。
創作するなら、もっと奇想天外な事件にして欲しかったなと思う。

しかし、そうは言っても、この事件のおかげで、ホームズが背負い投げをくって、照れくさい顔をする光景が見られるし、女スパイの古典的なロマンス・ムードも生まれたのだから、結果的には良かったのかもしれませんが------。

いずれにしろ、いわゆる楽屋オチ的な面白さだけではなく、第一、第二、第三と、いくつもの手掛かりを探って、謎の事件に迫っていく、古き良き探偵小説の面白さと、冒険の楽しさがいっぱい詰まった作品になっていると思います。

出演俳優に目をやると、この映画でホームズを演じたロバート・スティーヴンスは、イギリス演劇界で活躍する役者だし、ワトスン博士を演じたコリン・ブレークリーも、元々演劇界の役者なので、渋くて地味すぎる感じもしますが、しかし、今まで登場したカッコいい英雄的なホームズのイメージをぶち壊して、人間的な魅力と親近感のあるキャラクターになっていたと思います。 dreamerさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-02 20:00:02)(良:1票)

7.ワトソン君の書いた未発表のホームズ譚。というより、内容的には「ボツネタ」という体裁ですね。だもんで、パロディ版のホームズもの、という印象です。ここでのホームズは天才探偵というよりは単なる変人みたいだし、ワトソン君もやたらホームズに噛みついて、これぞ凸凹コンビ。事件の顛末もトホホなものなのですが、ストーリーに関してはバカにしちゃいけない(バカなオハナシだけど)。途中の無駄に思えたエピソードが、無駄にキチンと真相につながっていく(ネッシー騒動まで)のは、なかなかお見事ではないでしょうか。
ところでどうでもいいことですが、硫酸と食塩水で、塩素ガスなんて発生したっけ??? 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-09-05 10:45:45)

6.シャーロック・ホームズという人は、もっと尊大で、高飛車で、芝居っ気と茶目っ気があって、頭脳が先走ったらほかのことは全部忘れてしまって、要するに一言で言うと変な人であるはずなんですが。こんな紳士的でおとなしい主人公、ホームズを見ている気がまったくしません。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-07-29 20:39:56)


5.7%か5%で結構な違いですが、ラストで隠し場所を教えてしまっているワトスン氏、医師としてではなく親友として目を瞑ったのでしょう。これではますますホームズが女性不信になりますね。私はロバート・スティヴンスの配役もなかなかよかったと思いますし、ビリー・ワイルダーだからみるという人もいると思うので、すばらしいプロデュースだと思いました。 HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-22 16:23:17)

4.学校の図書館で原作に読みふけっていた頃に観賞。ジェレミー・ブレットのドラマを観る以前のこと。こだわってビリー・ワイルダーの作品を観るずっと前のこと。原作に時たま見られるような陰鬱な雰囲気は全くなく、小気味良い面白さ。クリストファー・リーが今も印象に残る。 kagrikさん [地上波(字幕)] 8点(2012-02-16 09:49:27)

3.70年ということであまり期待してなかったのがよかったのか、
なかなか楽しめた。
特に前半の展開はわくわくしました。
後半はストーリーの先が読めてしまいましたが、
ワトソンの熱演でなんとかひっぱってくれました。
女王陛下もよかったです。
シリーズ化してあと何作か作ればよかったのに。 Skycrawlerさん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-12 01:06:56)

2.《ネタバレ》 かなり面白い。特に前半は飛ばしていて、笑わせてもらいました。原作を知る人なら、間違いなく楽しめるでしょう。後半から本格的な事件になり、最初のエピソードは何だったんだろうと思いましたが、一応伏線も隠されていました。ミステリーとしては王道ですが、ある程度観客にわかるようにしてあるのがミソ。しかし意外なオチがあり、これには不満な点もないわけではないですが、原作の某エピソードを参考にしたかのような展開で、人の心の機微を描いていたのがよかったです。原題に"Private Life"とありますが、私生活のうちでもホームズの女性関係にスポットを当てています。
残念だったのはキャスティングで、ロバート・スティーヴンスは個人的にはホームズというイメージではありません。クリストファー・リーのマイクロフトもしかり。コリン・ブレイクリーのワトソンはまあよかったのです。ただ、後半はほとんど彼一人が笑いをとっていたのですが、暴走気味で食傷しました。ジュヌヴィエーヴ・パージュが一番のはまり役でしょうか。いろいろな意味で、この人に負っている映画です。 アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-07-11 17:22:35)

1.《ネタバレ》 ユーモア溢れるダイアローグに興味を誘う意味深な伏線の数々。
かなり期待して展開を見守っていたのですが、結局全貌が明かされて終わるだけの内容(その内容もなんともマヌケですし)。
「シャーロック・ホームズの~」と名乗っておきながら彼の活躍もない(利用されてました、ちゃんちゃんっ)。 カラバ侯爵さん [DVD(字幕)] 3点(2007-12-02 23:50:23)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.25点
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100.00% line
200.00% line
3225.00% line
400.00% line
500.00% line
600.00% line
7450.00% line
8225.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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